ブロンプトンにも、だいぶ慣れてきた・・
よし!パーツを換えたりとか、カスタムしてみよう!
でも、どんなカスタムが良いのか、わからない・・
というのは、ブロンプトンオーナーであれば一度は、考えることだと思います。
そしてブロンプトンのカスタムに、「正解」は無いです。
好きなパーツのタイプも、ブロンプトンで実現したいことも、人ぞれぞれですので・・
100人のブロンプトンオーナーが居れば、100通りのカスタムができてくると思います。
そして私自身、そんなブロンプトンオーナーの1人で、
この記事を書いている時点でもう8年ほど、ブロンプトンを使い続けています。
なのでもしかしたら、あなたのカスタムの参考になるかもしれませんので・・
この記事ではブロンプトンを軸に、折りたたみ自転車の定番カスタムについて書いてみます。
目次
サドル
ブロンプトンのパーツカスタム・・候補となる部分は、いろいろありますが・・
まず、いちばん換えごたえがあるパーツ・・「サドル」からです。
サドルを換えると、乗り心地も見た目も、一変します。
そして人によって「合うサドル」は違ってきたりしますので・・
自分のブロンプトンに合うサドルを、いろいろ試行錯誤してみる!
というのは結構、価値のあることだったりします。
私自身、これまでにいろいろなサドルをブロンプトンに装着し、乗り比べてきました。
そしてその上での、個人的なおすすめサドルは、
上の記事にまとめています。
中でも私自身、これが良い!と思ったのは「ブルックス」のサドルです。
ブルックスサドルは例えば、
上のような乗り心地に特化した「革サドル」が定番です。
ブルックスの革サドルは、私がこれまで試してきたさまざまなサドルの中でも、
「おしりへの優しさ」がダントツのトップでした。
なのでブロンプトンではもっぱら、このサドルを使っています。
もしくは・・
上の記事に詳しく書いた、ブルックスの「カンビウム」というサドルも優秀です。
カンビウムは革サドルに似た構造なのですが、素材が高品質な「ラバー」になっています。
なので革サドルに迫る乗り心地と・・
革サドルにある「雨に弱い」「オイルの塗り込みなどが必要」といったデメリットが無い、といった強みを兼ね備えています。
私自身がいろいろ試してきて、おすすめ!と考えたサドルについては、そういった感じです。
ペダル
「ペダル」も、変化が大きいところです。
ペダルを換えると、靴のグリップ力とか、回転の良さとか、いろいろなものが変わります。
ブロンプトンの純正ペダルも性能はかなり高く、しかも一瞬で折りたためる!という強みがあるので、これはこれで良いものなのですが・・
私の場合は・・これ、「三ヶ島ペダル」に換えてみたら、性能は上がるんじゃないかな?
そう思って換えてみたところ・・剛性・回転の良さ・靴のグリップ力など、いろいろな部分がレベルアップしました。
「三ヶ島ペダル」の良さについては、
上の記事で詳しく書いているのですが・・
いろいろ試してきた結果、三ヶ島ペダルが剛性などいろいろな視点から見て、総合的に最強!・・と、個人的には思います。
しかし・・ブロンプトンは折りたたみ自転車なので、ペダルも「小さく」できたほうがいいです。
そしてペダルを小さくするときは「折りたたみペダル」「着脱式ペダル」のどちらかになるのですが・・
私は両方試してみた結果、「着脱式ペダル」のほうを採用しました。
ブロンプトンのペダルを、三ヶ島の着脱式に変更すると・・どうなったか?
といったところは、
上の記事で、詳しいことを書いているのですが・・
剛性とか、踏みやすさとか、回転の良さ・・とかが総合的にレベルアップしてくれた上・・
ブロンプトンを持ち運ぶときの「脚に当たって痛い」問題も、かなり改善してくれました。
着脱式ペダルだと、取り外したペダルをどう持ち運ぶのか?といった問題も出てきますが・・
そこをうまくやる方法とかも含め、上の記事で解説しています。
グリップ
「グリップの変更」も、影響が大きいカスタムです。
ブロンプトンのデフォルトのグリップは、スポンジグリップです。
(年式などにより、変わるかもしれませんが・・)
スポンジグリップは手に優しく、それはそれで良いのですが・・
私の場合はここを「エルゴングリップ」という、定番の高性能グリップに換えてみると、
「握りごこち」「ロングライドでの手の痛み軽減」といったものが、かなりレベルアップしました。
換えたら具体的にどうなったのか?
換えるとして、具体的にどれがいいの?
といったところは、上の記事で詳しく解説しています。
変速まわり
ブロンプトンの「変速」まわりも、よく改造されているところです。
ブロンプトンは「リアエンド幅」が狭いこともあって、デフォルト状態だと、特殊な変速機が装備されています。
ブロンプトン社製の2段・外装変速機とか、スターメーアーチャー製の3段・内装変速機とか、そういったものですね。
そしてここは、本当にさまざまなカスタマイズがされるところです。
たとえばリアエンド幅を工具で拡張して、シマノ製の高性能な変速機を着けたり、
もともと2段の外装変速機を、特殊パーツを使って3段にレベルアップしたり・・
5段タイプの内装変速機に変更し、外装2段とあわせて合計10速にしたり・・
「フロント」変速機を装備し、フロントダブルにしたり・・
もしくはいっそ、シングルスピードにしてしまったり・・とかですね。
ここをどうするか?は本当に人によるところですので、
一概に、このカスタムが良い!とか言いにくいところなのですが・・
参考までに現在、私自身がやっているのは、
この「手変速フロントダブル」へのカスタムです。
詳しい方法は、上の記事に書いていますが・・
この「フロントチェーンリングを追加し、フロント変速機はつけない」仕様は、
変速機のメンテナンスが不要で、それでいて軽いギアが欲しいときは、切り札的に「手で」変速する・・といったスタイルです。
ブロンプトンにフロント変速機をつけると、手間とかお金とか試行錯誤とかが、かなり必要なのですが・・
この方法だとインナーチェーンリングをぽん、と装着するだけですので、すごく簡単です。
ブロンプトンの変速カスタムは、奥が深くて、めちゃくちゃマニアックになっていくところですが・・
それだけ個性が出るところですので、興味があるなら手を出してみては・・と思います。
クランク
「クランク」も、影響大なところですね。
クランクは踏むときの剛性、足の回りやすさ・・といった、基本的な性能を上げてくれるだけでなく・・
「自転車の顔」と言われるくらい目立つところですので、見た目を大きく変える効果もあります。
そして、クランクは「長さ」を変えたときに、影響がすごく大きいです。
たとえば私自身は・・
純正の170mmクランクから、「175mm」に伸ばすカスタムをしています。
もともと私自身、「長いクランクのほうが回しやすい脚質」なことがわかっていたので、この変更をしてみたのですが・・
目論見通り、すごくトルクを掛けやすくなり、坂もすいすい登れるようになった・・
と、私にとってはメリットしかないカスタムとなりました。
もちろん「短いクランク」のほうが脚に合う場合もあると思います。
そして純正の170mmクランクが、脚にちょうど合う!という場合もあると思うので、
ここは一概にどうすれば良い!と言いにくいところですが・・
とはいえ、カスタムすれば回しやすさとか、ペダルへのパワーの伝わりやすさとかが上がる可能性があるところですので、
いろいろ試行錯誤してみては・・と思います。
タイヤ・チューブ
「タイヤ・チューブ」といった足回りも、重要なところです。
このあたりは消耗品ですので、「交換するタイミング」で他のものにカスタムしたくなるところかも、ですね。
例えばブロンプトンのタイヤにも、いろいろな種類があります。
そしてそれぞれ、太さがぜんぜん違ってきたり・・
「軽さ重視」「耐パンク性重視」といった、属性が違ってきたりしますね。
ブロンプトンのタイヤ・チューブの選び方は、
上の記事たちで、詳しく解説しました。
参考までに私自身は現在、「シュワルベ コジャックのワイヤービード」といったタイプのタイヤを使っています。
これはややパンク耐性は低めなのですが、「転がり抵抗」まわりがすごく優秀です。
遅くなりがちな小径車のブロンプトンでも、なめらかに遠くまで進んでくれるので、気に入っています。
シュワルベコジャックは、ブロンプトン純正品でも採用されているのですが・・
そっちは「ケブラービード」という、軽さを重視した製品になっているかわりに、値段が2倍くらいします。
タイヤはあくまで消耗品ですので、安いほうがいいよな・・と思い、私自身は上の製品を使っています。
カスタムのための工具
カスタムのためには、パーツそのもの以外にも・・
作業のための工具も必要です。
そしてブロンプトンは、古い規格のパーツが多かったり・・
特殊な構造をしている部分があったりします。
なので必要な工具もちょっと、変わっていたりします。
なので、ブロンプトンのカスタムに必要となる「工具」については、
上の記事にまとめました。
今回はブロンプトンにおすすめのカスタム・パーツをテーマに、いろいろお話ししてみました。