自転車で、向かい風にイライラしないためのスキル・工夫のしかたを紹介!

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強風

さて・・今日はひさびさの休みだ!
予定していたサイクリングに出かけよう!

ワクワクしながら家を出て、
いざ、自転車で走り出すと・・・

 

・・風が強くて、自転車が進まない!!

 

よく、あることだと思います。

 

「風」は、雨・坂と並び称される、
自転車三大天敵のひとつです。

 

クルマやバイクなら、エンジンの圧倒的パワーがありますので、気にもならないものですが・・・

1馬力も無いような人間のパワーだと、
強い向かい風の中、走るのはなかなか、つらいものですよね。

風の程度によっては、ふらついてしまって危険だったりもします。

 

そして風は、避けるのがなかなか、難しいものです。

これが「雨」なら天気予報で、当日は晴れか?雨か?くらいなら、かなりの確率でわかります。

なので当日の降水確率が高いなら、その日のライドは延期!とかすればいいのですが・・

 

風は、天気予報でもなかなか正確には予測できないものです。

そういう面では、雨よりやっかいかもしれません。

 

しかし向かい風は、いろいろと対策をしていけば、かなりのレベルで影響を抑えられたりします。

以下、「向かい風の対策方法」をいろいろな面から、解説していきます。

風の吹く方向を、あらかじめ予測する

風が吹いてくる方向を、あらかじめ予測することができれば・・

「向かい風になってしまう確率」を、下げることができます。

 

もちろん、風を完全に読むのは無理なのですが・・・

ある程度、予測することはできます。

 

たとえば・・

夏は「南から北に向かって」吹くことが多いものです。

 

夏は「南高北低」の気圧配置になると言われています。

そして風は、気圧が高いほうから低いほうに向かって吹くため、
南から北に向かって、風が吹くことが多いのです。

そのため夏場に長距離を走りたいのであれば、
南から北に向かうように・・つまり「北向き」にルートを組むほうが、
追い風になってくれる可能性が高まります。

 

北向きに100km走ったら、帰るために南向きに100km走らなければいけないというのはその通りなのですが・・・
あまりに風が強いのであれば、帰りだけ輪行してしまう、という方法もあります。

これは自転車ならではの特権ですね。

 

 

そして・・・

冬は「北西から南東に向かって」風が吹きやすいです。

 

冬の気圧配置は「西高東低」と言われるものですが・・・

実際には、真西から真東に向かってではなく、
北西から風が吹いてくることが多いです。

そのため、冬に走る場合は、
南東方面に向かってルートを組むのが、
向かい風を避けたいのであれば、最適となります。

 

こんな感じで、風の吹く方向は、季節によってある程度の傾向があります。

しかしもちろん、それだけで正確に読めるわけではないので・・・

たとえばYahoo!天気 風予測といったツールを使って、
目安となる風向きをリサーチしておくのも、良いかもしれません。

風予報には、雨予報ほどの正確さは無いため、
あくまで目安にしかならないかもしれませんが・・・

ある程度でも傾向が読めれば、役に立ってくれると思います。

「午後の暖かい時間帯」を避ける

晴れた空

実は、風の強さは「時間帯」によっても変わってきます。

午後の、暖かい時間帯に強くなるということですね。

 

なぜ、暖かい時間帯に風が強くなるのか?

暖かい時間帯だと、空気も温められるので、そのぶん体積が大きくなり・・

そのぶんだけ軽くなるので、上昇気流となって、空のほうに行ってしまいます。

 

空気が空のほうに行ってしまうと、そこに「隙間」ができてしまうので・・

そこに周りから空気が流れ込むことで、風が吹きます。

暖かい時間帯は、これがそこかしこで起きるので、風が強くなるわけですね。

 

思い返してみると確かに、早朝や夕方といった時間帯のライドよりも・・

昼間くらいのライドのほうが、風が強いことが多かったような気がします。

他にもいろいろな要素があるので、そう単純でもないでしょうが・・

 

と、強い風を避けたい!

と思われるなら「午後の暖かい時間帯を避ける」も、有効かもしれません。

風が強い「場所」を避ける

風の強さは「場所」でも変わります。

特別に、風が強い場所・・というのがあるわけですね。

 

わかりやすいのは、「開けた場所」です。

たとえば、川沿いのサイクリングロードとかだと、風を遮るものがほとんど無く・・

風がダイレクトに流れ込んでくるので、風が強くなります。

実際、サイクリングロードは風がかなり強い場所ですよね。

 

逆に、まわりがビルだらけの街中エリアだと・・

風はビルで遮られますので、風は弱めになります。

 

ビルではなく「森林」とかがあっても、風は防がれて弱くなりますね。

「防風林」なんてものもあるくらいですし・・

 

 

他には海沿いなんかでも、風は特に強くなります。

そもそも開けた場所であることに加えて、「海風」の影響もあるからですね。

 

海風は、海と陸地とを比べると、陸地のほうが暖かくなりやすいので・・

陸地側の空気が空にいってしまい、そこに海からの空気が流れ込むことで起きるようです。

実際、海沿いは特に風が強いですよね。

 

・・と、強風を回避するには「走る場所」も、検討のしどころです。

「姿勢」や「服」を工夫する

と、風向きはある程度、事前に予測することができるのですが・・・

もちろん完璧に予測したり、完全に避けたりはできないので、
向かい風を受けてしまっても、できるだけスピードを落とされないような工夫が有効です。

 

まず、簡単にできる対策としては、
自転車に乗る姿勢を、寝かせることでしょう。

 

ロードバイクのレースなどをご覧いただくと、選手はみんな大きく前傾しているのがわかると思いますが・・・

あんな感じで、上半身を大きく寝かせて進むと、
特に向かい風では、驚くほど風の影響が少なくなります。

深い前傾で走るローディ

こんな感じで、下ハンを持ってがっつりと前傾するわけですね。

普通に乗っているときより、風を受ける面積がすごく小さくなるのが、
ひと目でわかるのではないか、と思います。

 

こういう乗り方はやっぱり、ロードバイクが圧倒的に、やりやすいです。

マウンテンバイクのような、バーハンドルしか無い自転車ですと、
長時間、姿勢を寝かせると腕の角度が不自然になり、疲れてしまうことが多いのですが・・・

ドロップハンドルがあるロードバイクだと、ドロップハンドルを握れば自然に、姿勢を寝かせることができますので、
もし、お持ちの自転車がロードバイク系であれば、こういった点でもかなり有利だと思います。

 

 

そしてもし、あなたがいわゆる「ふつうの服」を着て、自転車に乗られているのであれば・・・

ロードバイク専用のジャージやレーシングパンツといったものの装備すると、
特に向かい風の中ですと、風の影響を大きく抑えることができます。

 

レースのような速度で走らないのであれば、基本的には、ふつうの服でもそんなに空気抵抗は受けないので、
私はいつもは、ふつうの服で走ることも多いのですが・・・

特に向かい風が強いときには、ロードバイク用のジャージやレーパンが圧倒的に有利ですので、
特に風が強い日には、レーシングパンツなどを装備してみると、かなり快適に走れるようになると思います。

ペダリングのパワーを上げる

ここまででは、「向かい風の影響を小さくする」方向性で、お話ししてきましたが・・・

ある程度の向かい風があったとしても、
パワーがそれ以上に強ければ、問題ありません

 

・・・まあ、当たり前ですよね。笑

 

もちろん、パワーを出すための筋力とかは、
上げろ!とか言われていきなり、上げられるものではありません。

しかし例えば・・

自転車に乗っているとすぐ疲れる原因を、「後傾」という悪い乗り方や、自転車・パーツ選びなどを軸に解説しています。

上の記事で紹介しているような体重をペダリングに利用するコツ、といったものを活用すると・・

筋力はそのままに、体重もパワーに変えることができますので、
向かい風の中でもかなりラクに、進んでいくことができます。

 

逆に、ちょっとした向かい風の中でもぜんぜん進めなくなる!という場合・・

もしかすると、出せているパワーが弱すぎる・・という状態かもしれません。

 

ペダリングのパワーを上げるためのコツ・・というのは、本当に奥が深く、難しくものです。

私自身も素人なりにいろいろ、試行錯誤しているのですが・・・

 

ペダリングの試行錯誤をしたり、
もしくはパワーを上げるための筋トレをしたりして、
進むための推進力自体を、上げることができれば・・・

ある程度の向かい風があっても、ラクに進めるようになるかもしれません。

「遅いスピード」で走る

速いスピードで走ると・・

風の影響は、さらに大きくなります。

 

空気抵抗はたいていの場合で、速度の2乗に比例しますので・・

たとえば時速20キロで走るときと、時速30キロで走る時とでは、抵抗は2倍以上にもなってしまいます。

 

風の抵抗は空気抵抗とは、条件がちょっと違ってはきますが・・

スピードが速くなればなるほど、抵抗が劇的に強くなっていく!

ここは間違いないです。

 

そしてロードレースとかだと、「遅く走る」という選択肢がありません。

なのでピッチリした服を着たり、脚力を極限まで鍛えたりして、なんとか風の抵抗と戦うわけですが・・

 

しかし一般的なライドだと「遅いスピードで走る」という選択肢があります。

遅く走れば走るほど、風の影響は小さくなりますので・・

風が強いときは、あえてスピードをがっつり落として、ラクに走る!というわけですね。

 

風が強くて、ペダルが重いときは・・

風に負けない!という感じでつい、ペダルをグイグイ踏み込んでしまいがちです。

そして気づいたときには、パワーを使いすぎて疲れ果ててしまった・・とかになりかねないです。

 

なので、風があまりに強すぎるな。。と思ったら・・

あえてスピードを、抵抗がじゅうぶん弱くなるところまで落とすことで、省エネで進む!

というのも工夫のしどころになってきます。

「複数人」で走る

「複数人」で走り、風よけになってもらう!

というのも、かなり効果的です。

 

一列で走るイラスト

こんな感じで一列になって走ることで、風を先頭のひとりだけが受け・・

他の人は風をあまり受けずに、ラクに走れる!という方法ですね。

 

こういったやり方は「列車」とか「トレイン」とか言われ、ロードレースとかだと常套手段です。

実際、私自身も加わったことはあるのですが・・

風の抵抗は半分とか、三分の一とか、そのくらいに激減してくれますね。

 

とはいえもちろん、この方法は「2人以上」が必要です。

ソロライドではできない方法ですね。

 

知らないライダーの後ろにつかせてもらう、という選択肢はありますが・・

まったく知らない人の場合は、基本的にはマナー違反になります。

知らない人の自転車が、自分の自転車ギリギリまで接近してくる・・

ふつうに、怖いですよね。笑

 

あとは、自分だけがずっと後ろにいるのは不公平ですので・・

基本的には自分も一定時間、先頭に出て風よけ役になる必要はあります。

引いてくれる人のほうが圧倒的に上級者だったりすると、その限りではないですが。

 

と、自転車趣味の方であれば、常識的なことだったかもしれませんが・・

「複数人で列になる」はやっぱり、強い風対策としては圧倒的な効果があります。

なのでもし使えるような状況なら、積極的に使っていきたいところです。

風速が速すぎるなら、そもそも乗らない

もしあまりにも風速が速すぎるなら、そもそも乗らない!

これも向かい風でイライラを防ぐには、大事な考え方です。

 

風速は何メートルがどのくらいハードか?については、

天気予報で「風速」って見るけど・・風に悩まされてしまう風速は何メートルから?ここを解説しています。

上の記事で解説したのですが・・

ざっくりだと風速15メートルを越えてしまったら、自転車には乗らないほうがいいと言えます。

 

風速があまりに強くなると、向かい風だともうまともに進めなくなるだけでなく・・

車道で横風にあおられたりすると、危険ですらあります。

たとえ追い風であったとしても、今度はスピードが出すぎて危険・・なんてことにもなりますね。

 

そういうレベルの風速の中では、工夫をしても限度があります。

なので天気予報にしっかり目を通し、風速が速すぎるようならそもそも出かけない!

これもイライラを予防するには、とても有効な考え方になってきます。


と、向かい風は自転車の天敵なわけですが・・

この記事に書いたような工夫をいろいろ試してみると、
もしかすると、イライラをかなりのレベルで解消できるかもしれません。

 

今回は自転車で、向かい風にイライラしないためのスキル・工夫をテーマにお話ししました。

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自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇サイクリングロードマニア
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
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