ブロンプトン、買ってからだいぶ経つけど・・
そろそろ、新しいグリップが欲しくなってきた!
純正以外のグリップで、良い選択肢はある?
ブロンプトンの純正グリップも、なかなか良いものです。
時期にもよりますが、ふわふわのスポンジグリップだったり・・
もしくは、握りやすいラバーグリップだったりが装着されていますよね。
しかし、純正グリップは手に合わない。。
もっと握りやすくて、手が疲れにくいグリップが欲しい!
そんな場合は「新しいグリップ」が欲しくなるものだと思います。
そして、どんなグリップが合うか?は人それぞれです。
なのでこの記事では「ブロンプトンに合うグリップ」を・・
いろいろな選択肢から選べるよう、できるだけたくさん紹介していきます。
目次
選択肢①:エルゴン
「エルゴングリップ」はブロンプトンに、とてもよく合うグリップです。
私はエルゴングリップをブロンプトンに装着し、もう5年ほど使い続けていて・・
これがブロンプトンとの相性最強なのでは?と感じています。
エルゴングリップの良さは?デメリットは?代表的な選択肢は?といったところは、
上の記事で、詳しいところまで解説しているのですが・・
エルゴン社の代表的なグリップは、
こういったものですね。
エルゴングリップのいちばんの強みは、「手のひらへの優しさ」です。
特徴的な形の幅広グリップが、手との接触面積を増やし・・
手のひらへの負担を、かなり軽減してくれます。
なのでロングライドとかで、手のひらが圧迫で痛くなりにくいですし・・
段差を越えるときとかの、手にくる衝撃もかなりマイルドになります。
そしてこの「手のひらに優しい」という特徴は、ブロンプトンのような「小径車」との相性が抜群です。
小径車はどうしても、「手への優しさ」といったところでデメリットを負ってしまうからですね。
ブロンプトンなどの小径車は、クロスバイクといったフルサイズ自転車と比べると・・
衝撃吸収のために働いてくれるホイールが小さいので、衝撃が手に伝わりやすいものです。
さらにはホイールの小ささは、ハンドルのクイックさ・不安定さにもつながり・・
ハンドルが不意にブレたりしないよう無意識にしっかりと握りこんでしまうものです。
なのでそういった視点からみても、手への負担が強くなりがちです。
そしてそういった負担は、エルゴングリップへの交換でかなり軽減できますので・・
エルゴングリップはブロンプトンとの相性がかなり良い、と言えると思います。
デメリットとしては、装着したまま折りたたんだ時に・・
タイプによってはこんな感じで、ほんの少しだけ出っ張ってしまうことでしょうか。
しかし、よほどギリギリまで折りたたみサイズを追求でもしない限りは、問題にならないレベルだと思いますし・・
もちろん「細身タイプ」なら、まったく問題になりません。
ちなみに私自身は現在「細身タイプ」を装着しています。
デメリットはこのくらいになってくるのでは、と思います。
なのでブロンプトンのグリップを新調したい場合は・・
とりあえず、エルゴングリップから選んでおく!
という選択で、大きな間違いは無いのではと思います。
選択肢②:ブルックス
「ブルックス」のグリップも、ブロンプトン用としては定番です。
ブルックスのグリップには革製が多く・・
それがちょっとクラシックなデザインのブロンプトンに、バッチリ合う!と定評があります。
ブルックス社といえば「革サドル」のメーカーとして、トップクラスに有名で・・
例えばこの記事で解説している革サドルは、革サドルの中で一番!と言えるほどの定番製品です。
それだけ革製品の作りに関して、定評があるわけですね。
そしてそのブルックスが手掛ける革製グリップも、もちろん品質が高いです。
なのでブロンプトン用として、よく使われているわけですね。
ブルックスのおすすめ革製グリップは、以下となります。
このあたりのどれを選んでも、ブロンプトンに合うグリップとして大きな間違いは無いのではと思います。
ブルックスは革だけでなくラバー製グリップにも定評があり・・
こういった製品を出しています。
ブルックスはこの記事で解説しているラバー製サドルが、革サドルと同じく定番となっていて・・
それだけ、ラバー製品においても強みを持っていると言えます。
デザインもブロンプトンに合うシックなものだと思いますので、これも良い選択肢になるかもしれません。
選択肢③:セオドール
「セオドール」も、革製グリップのメーカーとしては定番で・・
こういった、セオドールの革製グリップもブロンプトンに合うと思います。
セオドールのグリップは、イタリア製の本革となっていて・・
見た目はブルックス製よりもクラシックな感じと思われ、よりブロンプトンの雰囲気に合うかも知れません。
さらには、ブルックス製の革グリップより安価、というのもポイントです。
価格はもちろん、製品によって違ってきますが・・
基本的にはブルックスグリップの半額くらいで、買えるのではと思います。
もちろん、安かろう悪かろう!なんてことも無さそうですね。
なので、ちょっとリーズナブルな価格で革製グリップを手に入れたい!
そんな場合は、セオドールのグリップが最適になると思います。
選択肢④:ODI
「ODI」のグリップも、自転車グリップ業界ではなかなかの定番です。
そしてODIのグリップも、ブロンプトンにちゃんと合うと思います。
ODIというメーカーについては、こちらの公式ページで解説されているのですが・・
マウンテンバイクやBMXの世界で愛用されるグリップメーカーですね。
そしてODIグリップは細身のラバー製グリップ、というのが特徴です。
幅広グリップが多い「エルゴン」とは、対照的ですね。
そして幅広タイプのグリップが合うか?細身のグリップが合うか?はもちろん、人それぞれです。
なので細身タイプで、しっかり握れるグリップが欲しい!
その場合はODIのグリップ選ぶ、というのは良い選択肢になりそうです。
ODIグリップの定番製品を、以下に紹介します。
その他の選択肢
挙げてきたメーカーの製品以外にも、ブロンプトンに合いそうなグリップがありましたので・・
以下に紹介してみます。
「バーエンドバー」も便利
ブロンプトンは優れたグリップに交換するだけでも、メリットは大きいのですが・・
「バーエンドバー」を追加すると、さらにロングライド能力を高められるかもしれません。
「握れる場所」を増やすことで、疲れを分散できるからですね。
私自身も現在、ブロンプトンには・・
こんな感じで「内側バーエンドバー」の形で、バーエンドバーを装着しています。
内側バーエンドバーは「握りから直接ブレーキに指が届く」というメリットがあり、気に入っています。
外側だと「握りの幅が広く安定する」という面がありますので、好みの方を選んでもいいのではと思います。
バーエンドバーは、
以上のようなものが定番となっていて、私自身もこれを使っています。
もしくは、
こういった「バーエンドバー一体型のエルゴングリップ」という製品もありますので、こちらも選択肢となります。
バーエンドバーは便利ですが、逆に・・
- バーエンドバーが邪魔になり、握れる幅が狭くなる
- ブロンプトンだと、折りたたみで干渉するケースがある
- 少しだけ重くなる
といったデメリットはあります。
有り無し、どちらにもメリット・デメリットがあるわけですので・・
装着するか?はじっくりと考えた上で、選択するのをおすすめします。
今回はブロンプトンのグリップの選び方を解説しました。