始業5分前、自転車をかっ飛ばして職場に向かい・・・セーフ!
間に合ったのはいいけど、汗びっしょり!!
着替えを、なんとかして用意したい!
・・自転車通勤をしていると、よくあることだと思います。
私も朝、あと5分・・と二度寝しているうちに、始業時刻に遅れそうになり・・
汗だくになりながら職場に着いたことは、何度もあります。
おそらく、同じような経験をしたことがある方は多いはずです・・笑
そもそも自転車という乗り物はどうしても、汗をかくものです。
キンキンに冷えた冬場ならさすがに、そこまででもないですが・・
特に夏場だと、ゆっくり走っても汗をかくのは避けられないでしょう。
そして汗びっしょりのまま仕事するのはもちろん、ほとんどの場合でご法度です。
なのでこの記事では「着替え」のコツで、何とかする!
ここを解説していきます。
目次
別のウェアを着ていく
まずは、オーソドックスな方法からです。
自転車通勤をするときに仕事着とは別のウェアを着ていけば、汗は問題なくなります。
スポーツウェアといった服装で通勤し、職場でスーツに着替える・・みたいな感じですね。
例えば会社のロッカーに、あらかじめスーツ一式を用意しておきます。
そしてスポーツウェアで自転車通勤したあと、ボディタオルなどで汗を処理し・・
さっとそのスーツに着替えれば、仕事準備は完了します。
この方法の良いところは、汗の影響がトップクラスに小さくなるところです。
まったく違う服に変われば、通勤の汗とは切り離されますし・・
特に会社でシャワーを浴びたりできる環境なら、汗の影響は「ほぼ完全に」なくなります。
対してこの方法のデメリットは、着替えの持ち運びが大変なことです。
仕事後にスーツで帰るなら、通勤に使った汗びっしょりの服はそのとき持ち帰る必要がありますし・・
次の日の朝は、その日に使うスーツをまた持参する必要がでてきます。
スーツや着替えを数回ぶん、まとめて運んでおくという方法もありますが・・
その場合はもちろん回数ぶんの、大荷物になってしまいます。
積載量の小さい自転車だと、かなり大変になりかねません。
とはいえ汗によるデメリットから、仕事をできる限り切り離したいなら・・
別のウェアを着ていく方法が、通勤にベストなのではと思います。
「自転車向きスーツ」を使う
自転車通勤でも問題ない、「自転車向きスーツ」を使う!
これも汗びっしょりを何とかする、優れた方法のひとつです。
スーツというものは基本的に、自転車通勤に向きません。
スーツのいちばんの役割は「カチッとした、真面目な印象を相手に与える」ことだと思われ・・
そしてその役割を果たすため、運動性まわりは犠牲になっているからですね。
なのでスーツを着ていると、ペダリングといった動作はとてもしづらいですし・・
おしり部分は、サドルとの擦れで破れそうになりますし・・
なにより分厚く蒸れやすいので、すぐに汗でびしょびしょになってしまいます。
しかし世の中には「自転車に向いたスーツ」といった製品もあり・・
それであればスーツでありながらも、不都合なく自転車に乗れたりします。
具体的には、
- ストレッチ性が高く動きやすい
- 速乾性が高く、汗がすぐ乾く
- おしり部分がサドルによる摩耗に強い
- 洗濯機で丸洗いできる
一般的には、こういった特徴を備えていますね。
そしてこの記事を書いている時点でざっと調べてみると・・
- AOKI
- 青山
- スーツセレクト
こういったメーカーで実際に、自転車対応スーツが販売されていました。
私自身、AOKIの自転車対応スーツを愛用しているのですが・・
ペダリングどころか脚をおもいっきり上げられるほどのストレッチ性や、薄くすぐ乾く記事を備え・・
さらに少なくとも5年は使い続けていますが、おしり部分は破れるそぶりも見せなかったりします。
すべての製品がこうでは無いでしょうが、なかなかの優れものだなと感じています。
自転車「専用」スーツだと、ちょっと高価になってしまうことも多いので・・
場合によって体をよく動かす人に向く「アクティブスーツ」といったものも、選択肢になると思います。
その場合は「おしりの頑丈さ」といった自転車ならではの強みは備えていないかもしれず、そこは注意ですね。
そういった自転車に強いスーツだと、着たまま職場に行って帰りもそのまま帰れますので・・
そもそも着替えを用意しなくていい、というメリットが発生します。
逆にデメリットは、いくら自転車対応といっても汗臭さをゼロにはできないところで、なので環境を選ぶとは思います。
という感じで・・汗をかいても問題ないスーツで、通勤・退勤をやってしまう!
これも着替え問題を解決する、方法のひとつとなります。
ファブリーズを染み込ませる
「着ていった服に、ファブリーズなどを染み込ませておく」
というのも着替え問題を解決する、良い方法になり得ます。
私自身、毎日ジテツーしていた頃はこれを常用していました。
つまり自転車通勤をして、服が汗びっしょりになったとしたら・・
私服・スーツを問わず、会社でファブリーズをたっぷりと染み込ませて、干しておきます。
そうすることで乾かしつつも、汗の臭いも最小限にする・・というやり方ですね。
この方法だと初日だけは、着替えを持っていく必要があります。
しかし2日目以降は会社に着くたびに、
- 通勤に使った服をファブリーズ処理する
- 昨日通勤に使い、ファブリーズ処理した服に着替える
このアクションを繰り返すことで着替えの持参不要で毎日、汗臭くない服を着ることが可能になります。
そんなやり方で、汗臭さを消せるの?と思われるかもしれませんが・・
ファブリーズとは優秀なもので、1日ぶんの汗くらいならほぼ完全に無臭化してくれるな、と感じました。
もちろんこのあたりの感じ方は、人それぞれかもしれませんが・・
ちなみにこの場合は、ファブリーズは「無香タイプ」が一番ですね。
そしてもちろんファブリーズそのものじゃなく、似た効果を持つ製品でも大丈夫です。
この方法の最大のデメリットは、完璧なクリーン化はできないことでしょう。
ファブリーズは、汗汚れや泥汚れを消し去るような魔法ではありませんので・・
1日ぶんの汚れくらいなら気にしないという、ちょっと広い心が必要になります。
しかしこのあたりを割り切れるなら、着替えの持参不要!というのはとても快適ですので・・
考え方次第によっては使える方法だと思い、書いてみました。
自転車通勤における着替え問題は、本当に切実なものです。
特にうまいこと着替えを用意できず、汗びっしょりを怒られてしまったりすると・・
それは自転車通勤そのものを諦めよう、と思う理由にもなりかねません。
しかしあの手この手を考え、うまいこと工夫することができれば・・
苦痛のはずの通勤は、楽しい自転車ライドの時間に変わります。
なのでこの記事の内容も参考に、ぜひいろいろ試行錯誤してみてはと思います。
今回は自転車通勤と着替えをテーマに書いてみました。