ブロンプトンの整備に必須の工具まとめ。まず集めたほうがいいものを紹介!

このブログは広告リンクを含みます

ブロンプトンに使う工具たち

ブロンプトンを買ったけど、工具はなにを揃えればいい?

ブロンプトンを買おうとしているけど、なんの工具を買っておけばいいの?

 

・・ブロンプトンはすこし特殊な自転車ですので、
持つべき工具もロードバイクなどと比べると少し、特殊なものになります。

なのでこの記事では「ブロンプトンに必須の工具」をまとめてみます。

「10-8レンチ」が、まず必須

ブロンプトンを使っていくにあたって、必ず必要となってくるのが、
「10-8レンチ(じゅっぱちレンチ)」です。

10-8レンチ

こんな感じの、サイズ8mmと10mmのメガネレンチがセットになったものですね。

 

ロードバイクでは普通、「メガネレンチ」は必要ないですし、
サイズも最大6mmもあれば、だいたいの場所に対応するものです。

しかしブロンプトンは、この「8mm」と「10mm」のメガネレンチで締める部位がたくさんあり、この2サイズのレンチが必須なのです。

 

実際に私自身、ブロンプトンを購入したショップで「10-8レンチは必須ですよ」と紹介していただき、すぐに購入したのですが・・・

使っていくうちに「ああ、確かに必須だったな」と思ったものです。

 

なのでどんなものでも構わないのですが、「10-8レンチ」はブロンプトンを持つなら一本、必要です。

「15mmレンチ」も必須

そして「15mm」のレンチも必要です。

15mmレンチ

私が使っているのは、こんな感じのものですね。

 

これは、ホイールを締め込んで固定するのに使います。

ナットを締める

ここのナットを締めるわけですね。

 

サイズが15mmなのに加えて、ここはかなり強めに締めるべき場所ですので、
長くて頑丈なレンチを選ぶべきだと思います。

「六角レンチ」も普通に必要

これら特殊レンチたちが、ブロンプトンには必要なのですが・・

ロードバイクなどで必要になる「六角レンチ」も、ブロンプトンには必須です。

ブロンプトンにはロードバイクと同じく、この普通の六角レンチでいじる場所もたくさんあるからですね。

 

家に置くなら、

こういったもので、持ち歩くタイプであれば、

こういう、携帯工具タイプがおすすめです。

携帯用なら「ブロンプトンツールキット」

これらの工具を「携帯」する場合には、できるだけコンパクトな、まとまったものだと良いと思います。

そして特に、ブロンプトンの場合は「ブロンプトンツールキット」という、ブロンプトンに特化した携帯工具セットが出ています。

ブロンプトンフレームに収納できる携帯工具

これは機能としては、

  • 15mmレンチ
  • 8mm・10mmレンチ
  • ブロンプトンに必要な、各サイズの六角レンチ
  • タイヤレバー

と、ブロンプトンに必要になる工具がコンパクトにまとまっていて、
さらにブロンプトンのフレーム内に収納できる、という逸品です。

なのでできるだけ身軽に、ブロンプトンに必要な最低限の工具を持ち運びたい!

というのであれば、このブロンプトンツールキットは良い選択になるのではないか、と思います。

「空気入れ」は、付属とは別に用意したほうがいいかも

ブロンプトンには最初から、フレームに装着できる空気入れがついてきます。

 

これは普通に使えて、普通に空気が入りはするのですが・・

個人的にはかなり使いにくい、と感じました。

理由は「ホースが無い」「地面に固定できない」の、2点ですね。

 

ブロンプトンのタイヤは高圧になりますので、空気を入れる作業はかなり、きついです。

なので「床に空気入れを置いて、ホースでつないで、体重をかけて入れる」方法が圧倒的に有利です。

 

なので私の場合は、そういった機能がある空気入れを買い直して、そっちを携帯しています。

こういったものですね。

これだとお話ししたような機能はありつつ、「軽くてコンパクト」といった点も押さえています。

 

これを、日頃はバッグの底などに忍ばせておいて、必要なときに使う、という感じですね。

もちろん、フレームに固定する場合より「持つ荷物が重く」はなるのですが・・

フレームに固定する場合は「盗難リスク」がでてきますので、
ここは、どっちもどっちかな、と感じます。

 

なのでブロンプトンの空気入れは、ちゃんと空気が入れやすいものに買い替える・・というのもアリだと思います。

「トルクレンチ」は、結局必要になる

自転車の整備では「正しいトルクで締める」というのがかなり、重要です。

自転車はたいていのパーツに「規定トルク」というものがあり、
どのくらいの強さで締めればいいのか?というのが数字で決まっています。

なので特別な理由でもない限りは、ちゃんとこの決まった強さで締めるべきです。

 

しかし・・手だけで、自分の感覚で正しく締めるのはかなり、難しいです。

手で「5 N・mで締めてください」と言われて、ちゃんとその強さで締めるのは・・
まあ、私には無理ですし、職人レベルの技だと思います。

 

なので手だけで締めると、いつの間にかボルトが緩んでトラブルが起きたり、
逆に強く締めすぎで壊してしまったり、緩めることができなくなったり・・とかになります。

これはロードバイクでも、ブロンプトンでも同じですね。

 

ここまでにレンチをいくつか紹介しましたし、それらも必要なので持っておくべきなのですが・・・

できればちゃんと「トルクレンチ」も調達しておくほうがいいと思います。

 

しかし・・ブロンプトンは特殊なパーツが多いので、
締めるべき場所に対応していないトルクレンチも多いです。

六角レンチタイプは使えるので、ロードバイクには問題なく使えるけど、
メガネレンチタイプが使えないので、ブロンプトンには使えない・・とか、そういったものですね。

なので「ブロンプトンに使えるトルクレンチ」というのは、選ぶのが難しかったりするのですが・・・

 

例えば私の場合は下のものを、ブロンプトンに問題なく使えています。

ブロンプトンの整備にも使いやすいトルクレンチ

このトルクレンチは「メガネレンチ」タイプも使えますし、
8mm・10mm・15mmといった、ブロンプトンに必要なサイズにも問題なく対応しています。

さらにホイールを締め込むときのような、強めのトルクでもちゃんと使えます。

私はこのトルクレンチをもう5年ほど、ブロンプトンの整備に使っているのですが、
他のものに買い換えることが考えられないくらいには、良いレンチだと感じています。

「メンテナンススタンド」もあるほうがいい

ブロンプトンを「整備しやすい位置に固定しておく」アイテムも、あるほうがいです。

メンテナンススタンドですね。

 

ブロンプトンを地面に置いて、おすわり状態にしたり、本体のスタンドで立てたりした状態で整備してもいいのですが・・・

ぐらぐらして整備しにくいですし、位置が低いとかがまないといけないので腰痛になったりします。。

なので「ブロンプトンをちょうどいい高さに、しっかり固定できるスタンド」があるとかなり、整備が捗るのです。

 

ブロンプトンは「フレームが太い」など、ロードバイクなどとは形が違います。

なので、どのメンテナンススタンドが使えるの??となりがちですが・・・

このメンテナンススタンドだと、ブロンプトンのぶっといフレームでもちゃんと固定できるキャパがありました。

ブロンプトンの整備にメンテナンススタンドは有ったほうがいいと思いますし、
上で紹介したものであれば、大きな間違いにはならないのでは・・と思います。

 

 

と、これら以外にもブロンプトンで必要になる工具は、たくさんあるのですが・・・

とりあえず、優先順位が高いと思うものだけをまとめてみました。

運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【よく乗るエリア】福岡まわり

【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
詳しいプロフィール

TwitterInstagramPinterest
 

よく読まれている記事
サイト内検索
カテゴリー
テーマごと
特殊ページ
最近の投稿
最終更新日ごと

ページの先頭へ