ブロンプトンのタイヤ、そろそろ、交換の時期だけど・・・
新しいタイヤ、どれにしよう?
ブロンプトンのタイヤ選びは、ブロンプトンオーナーにとってすごく重要なところです。
いちばん簡単なのは、純正タイヤをもう一回買うことですが・・・
純正タイヤはけっこう高価で、しかも取り扱いショップも限られています。
なので純正以外の、サードパーティー・タイヤが使われることが多いのですが・・・
とはいっても、いろいろなタイヤがありますので、
一体、どのタイヤがブロンプトンに最適なの?
コスパが良いのは?走行抵抗が低いのは?乗り心地重視だと?
というのは、よく迷われるところのようです。
なのでこの記事では、「ブロンプトンのタイヤ選び」について解説していきます。
目次
ブロンプトンに合う「タイヤサイズ」を解説
まず・・そもそもブロンプトンに合う「タイヤサイズ」は?
まず・・タイヤはビード(内側部分)にワイヤーなどが入っていて、伸び縮みできません。
ので、タイヤの「内径」がわずかでも違うと、装着できません。
一方でタイヤの「太さ」のほうは多少、幅をもって対応できるものですので、
ある程度いろいろな太さが適合します。
で、ブロンプトンのタイヤ内径は・・・
349mm
です。
ここから1mmでも違うと、装着できないわけです。
そして自転車タイヤのサイズには、いろいろな表記があります。
なので「内径が349mmのタイヤ表記」を挙げていくと・・・
②:16 x 1.20
③:16 x 1 1/4 (= 16 x 1.25)
④:16 x 1.35
⑤:16 x 1 3/8
といった感じになります。
(他にも有るには有りますが、主なのはこんなところです)
それぞれ、タイヤ内径は349mmで、
タイヤ幅はそれぞれ「① 28mm、② 30mm、③ 32mm、④ 35mm、⑤ 37mm」ですね。
なので上の表記がされたタイヤを探せば基本的に、ブロンプトンに適合すると思います。
自転車タイヤの表記は本当にごちゃごちゃしていて、わけがわからなくなるポイントなのですが・・・
上の記事にも書いたように「ETRTO」という基準を軸にすると、こんがらがることはなくなります。
ブロンプトンは「16インチ」なのですが、16インチにもいろいろあったりしますので、
そこを基準に選ぼうとかすると、わけわかんなくなるのです・・
そして具体的な製品については、下のほうで解説するのですが、
いちばん細い「16 x 1 1/8」からいちばん太い「16 x 1 3/8」まで、ブロンプトンには使われることがあるようです。
なので実際にブロンプトンのタイヤを探すときには、
①から⑤までのどれかの表記のものを選べば、ちゃんと対応してくれると思います。
ちなみに「ブロンプトン タイヤ」あたりでAmazon検索すれば、それで良いんじゃないの?と思われるかもしれませんが・・・
意外と、適合しないものが出てきてしまって、それを買って泣きを見る・・なんていう、
以前の私のようになるかもしれませんので、ご注意ください・・笑
「タイヤサイズ」を理解して、ちゃんと選ぶことをおすすめします。
具体的なおすすめタイヤは、これ!
具体的な、おすすめタイヤを紹介していきます。
「走行の軽さ」重視だと、これ!
まず軽快さ、走行抵抗の少なさ・・といったところ重視だと、
この「シュワルベ コジャック」だと思います。
このタイヤは私自身、気に入ってよく使うのですが・・・
まずタイヤサイズが「16 x 1 1/4」なので、ブロンプトンに合うタイヤの中でもけっこう細身で、
そしてスリックタイヤで、しかも薄めで軽い・・という特徴があります。
なのでブロンプトン純正タイヤなどと比べても、走行抵抗がかなり低いです。
このコジャックタイヤには「ケブラービード」という、ビードに特殊繊維ケブラーが入ったバージョンがあり、
そっちだと少し軽かったり、タイヤを折りたたんで持ち運べたりとメリットはあるのですが・・かなり高価になります。
(ブロンプトン純正の「ブロンプトンコジャック」も、ケブラービードなので高価ですね)
しかし紹介しました製品は「ワイヤービード」ですので、価格としてもけっこう、リーズナブルです。
ブロンプトンで長めの距離をよく走る場合は、脚に疲れがたまりにくいですのでこれが一番いいのではないか・・と思います。
「耐パンク性」重視だと、これ!
一方で、多少重くても「耐パンク性」を重視する!という場合は・・
この「シュワルベ マラソン」がおすすめです。
シュワルベの「マラソン」シリーズは、クロスバイクなどでもよく使われる、
「パンクに強いタイヤ」の代名詞みたいなタイヤです。
とても頑丈な耐パンク層があり、それで刺さってくる物などからチューブを守ってくれるわけですね。
太さは「16×1.35」と、ブロンプトン対応タイヤの中では太めで、
グリップ力の高さや安定性が高いです。
そのかわり重くて太いので、ペダルは上の「コジャック」あたりと比べればすこし重くなる・・と、そんなタイヤですね。
実際に私はブロンプトンで通勤しまくっていた頃、このタイヤを履かせていたのですが、
一度もパンクはしませんでしたし、ふわふわした乗り心地で疲れにくかったです。
「ブロンプトンで日本一周」みたいな過酷な用途でも、よく採用されるタイヤのようですね。
価格としてもリーズナブルですので、
タイヤの「防御力」を中心に考えるなら、このシュワルベ マラソンで大きな間違いはないのでは・・と思います。
今回はブロンプトンのタイヤの選び方について、解説してみました。