自転車のブレーキが効かない!弱い!滑る!・・さくっと解決する方法を解説します


Vブレーキ

ブレーキが効かない!効きにくい!・・ということはありませんか?

 

自転車を買ったときは、軽くブレーキを握るだけでかんたんに止まっていたのに・・・

乗り続けるにつれて、徐々に、ブレーキが弱くなってきて、
おもいっきりブレーキを握っているのに、ホイールがずるずる滑ってぜんぜん止まってくれない。。。

 

ブレーキの効きが悪いと、言うまでもなく、危険な場合があります。

ブレーキの能力が高いと、たとえ歩行者の急な飛び出しにあったとしても・・
気づくことさえできれば、まず問題なく止まることができます。

ブレーキ能力が低いと、ふつうなら止まれたはずの状況でも、ブレーキがするする滑ってしまい・・
事故になってしまう・・という場合もあるでしょう。

 

そして、ブレーキが効きにくくなってしまう原因は、

① 「パーツの質」が低い

② 「調整」不足

③ ブレーキの「掛け方」がまずい

 

そういった原因のことが多いです。

そして、わりと簡単に解決できるところも多かったりします。

 

なのでこの記事では、 ブレーキが効かない!を解決し強力なブレーキを取り戻すには、どうすればいい?

を、徹底的に解説していきます。

「パーツの質」をレベルアップ

ブレーキまわりの「パーツの質」があまりに低い・・という場合、ブレーキはなかなか効かなくなります。

 

自転車のブレーキというのはそもそも、歩道をふつうに走る程度のスピードからだと、
ほぼ、その場でぴたっと止まれるくらいの力を持つものです。

しかしブレーキにもいろいろなものがあり、ちょっと言葉は悪いですが「粗悪」と言えるような品質のブレーキだと、
効きはかなり、悪くなるものです。

一般的には安いママチャリとか、2万円以下のクロスバイクとかだったりすると、
コストをかけずに作られているぶん、ブレーキの質も低いことが多いですね。

 

そしてもし、ブレーキの効きが悪くて、その原因が「パーツの質が低い」ことかも・・

もしそう感じられるのなら、いわゆる「良いブレーキ」に交換してしまうのが、
いちばん手っ取り早く、ブレーキ性能を跳ね上げられる方法だと思います。

 

「良いブレーキ」というのは、たとえばそこそこ高価なロードバイクやクロスバイクについているようなブレーキのことですね。

これらの自転車は、原付の制限速度である30km/h以上が平気で出せるような性能があるため、
ブレーキもそれ相応のコストがかかった、性能が高いものがついています。

 

そしてパーツの規格などにもよるのですが、
こういったブレーキは、ママチャリなどの自転車にもそのまま装着できる場合があります。

そのため、ブレーキをまるごと、高価なロードバイクで採用されているようなものに換装することで、
ブレーキ能力をいきなり、ロードバイク並みに跳ね上げることができるのです。

 

具体的な製品としては、たとえば「シマノ」のブレーキは定番ですね。

 

自転車のブレーキは、現代ではたいていが「キャリパーブレーキ」もしくは「Vブレーキ」で、
これらのいずれかであれば、換えることができるかもしれないです。

例えばブレーキが「キャリパーブレーキ」タイプの場合ですと・・・

 

シマノの105グレード キャリパーブレーキ

 

これは定番です。

シマノのロードバイク系パーツには、いろいろなグレードがあって、
基本的にブレーキはグレードが高ければ高いほど、よく止まるようになるのですが・・・

これは「105」という、上から3番目のグレードで、
価格もものすごく高くはなく、しかし上位グレードに迫るくらいの制動力がありますので、おすすめです。

 

もし「Vブレーキ」というタイプの場合は・・・

 

 

 

この「DEORE(デオーレ)」というクラスのブレーキは、バランスがいいと思います。

DEOREのVブレーキ

私も使っていますが、こんな感じのものです。

 

デオーレは、シマノの、「マウンテンバイク」のパーツグレードで、上から4番目ですね。

時期にもよりますが、11段階くらいある中の4番目なのでけっこう、高めで、
そもそもVブレーキ自体が強力なものなのも合わせて、ほんとうに安いブレーキとは比較にならないくらい、ガツン!と止まるようになります。

 

 

注意点としては、これら「キャリパーブレーキ」や「Vブレーキ」といった種類がとても重要で、
この「種類」が違うと、装着することはできません。

ママチャリだと「キャリパーブレーキ」がついていることも多いのですが・・・

その他のタイプのブレーキがついている場合もあるので、事前に必ずどのタイプなのか確認しておくことは必須です。

 

加えて、ブレーキのタイプは合っていたとしても、ブレーキ台座とホイールの位置関係・・など、さまざまな原因で、
せっかく買ったブレーキがうまく装着できない・・という場合も、少なくはありません。

そのためブレーキを新しく買うときは、じっくりといろいろ考えて品を検討しなければならないのですが・・・
もし、このあたりに自信がない場合は、自転車ショップに持ち込んで相談してみましょう。

 

ロードバイクなどに使われる「良いブレーキ」は、自転車にいちばん重要な安全性を跳ね上げてくれ、
自由自在に自転車を止められる快適さをも与えてくれます。

もし、いまの自転車のブレーキの効きに不満がある場合は、
ブレーキのアップグレードを、検討されてみてもいいかもしれません。

「調整」であっさり直るかも

場合によっては・・ブレーキを「調整」をすればあっさりと、劇的に改善するかもしれません。

 

もしあなたが、自転車を買って数年たつのに一度も、ブレーキの調整をしたことがない・・

という場合は、この「調整不足」が原因の可能性は高くなります。

まあ、数年前まで、私自身もそうだったわけですが・・笑

 

ブレーキの調整のためには、自転車ショップに持ち込むのもひとつの方法ですが・・・

ここは方法さえわかれば、ネジをちょいっと回すだけで解決することも多いところですので、
基本的には、自分でやってしまうほうがお得です。

 

なので以下、ブレーキ調整の詳しい方法を解説していきます。

1:ブレーキシューの「幅」を調整する

まずは、ブレーキシューの幅を調整します。

ブレーキシューの幅は、ここの幅を見れば、すぐにわかります。

ブレーキの隙間

ブレーキシュー(ブレーキのゴム)と、リム(ホイールの金属部分)との間に、
隙間が見えると思います。

この隙間の大きさは、ブレーキシューの幅と比例します。

 

ブレーキを動かすのは通常、ワイヤーで、
ワイヤーは長期間使い続けていると少しずつ、長さが伸びてきます。

そしてワイヤーの長さが伸びると、このブレーキシューの幅が開いてきてしまうのです。

 

ブレーキシューの幅が開くと、ブレーキが聞くまでに、より大きくブレーキを動かさなければならず・・・

これが限度を越えると「限界まで大きくブレーキを動かしているのに、ブレーキがちゃんとホイールを止めてくれない」ということになるのです。。

 

ブレーキシューの幅を調整する部分は、自転車によって違ってくるので、
ここでは私の自転車をベースにお示しするのですが・・・

ブレーキの調整部分

ブレーキレバーについている、この、赤丸で囲まれた部分のパーツをくるくる回すことで、
ブレーキシューの幅を狭く・広くすることができます。

 

通常はこの部分をゆるめると、ブレーキシューの間隔が狭くなり、
締めると、ブレーキシューの間隔が広くなります。

 

なので、広すぎず狭すぎない、ちゃんとブレーキが効く広さにここを調整しましょう。

 

もし、ここを限界で締めたりゆるめたりしても、ちゃんとした幅にならない場合・・

この場合は、ブレーキワイヤーを固定する長さそのものを変えなければいけません。

いちど、ブレーキワイヤーを外し、ちゃんとブレーキが効く長さで固定し直しましょう。

2:ブレーキの「片効き」を調整する

もし、ブレーキを握ったとき、
片方のブレーキシューだけが大きく動くような状態の場合・・・

ブレーキの「片効き」状態になっています。

ブレーキ調整

上の画像のように、左側のブレーキシューは隙間がほとんど無く、
右側のブレーキシューは、ホイールとの隙間ががっつり空いている・・という、
アンバランスな状態が、片効き状態ですね。

 

ブレーキは、両方のブレーキシューで均等にホイールを挟むことで、
その効果を発揮しますので、
「片効き」状態になっていると、ブレーキの力はガタ落ちしてしまうのです。。

 

片効きの原因は、ブレーキの種類によって違ってきたりするので、
今回は「Vブレーキ」を前提にお話をしていくのですが・・・

 

ブレーキには、いちどホイールを挟み込んで自転車を止めたあと、
ブレーキシューを「もとの位置に戻す」機能がついています。

 

これがないと、ブレーキを握って、ブレーキがホイールを挟み込んだあと、
挟み込んだあともとに戻らず、走ることができなくなりますよね。

 

これを防ぐために、通常、バネなどの機構で、
挟み込んだあとのブレーキシューは、もとの位置に戻るようになっているのです。

 

この、ブレーキシューを元の位置に戻す力は通常、左右で均等なのですが・・・

なんらかの原因で、左右の力が違ってしまったときに、「片効き」は起こってきます。

 

そのため、片効きを調整するためには、
ブレーキシューをもとの位置に戻す力を、左右均等に調整してあげます。

 

ここで操作するべき場所も、自転車によって違ってきますので、
今回は私の自転車で話をさせていただくのですが・・・

ブレーキの調整部分

赤丸の部分についているネジを、通常はプラスドライバーでくるくると回していきます。
(私の場合は、手で回せるようにネジを交換しています)

 

通常は、ここを締め込むほどにバネの力が増していきますので、
左右が均等になるように、すこしずつ、左右のネジを締めたり緩めたりしていきましょう。

 

 

以上、ブレーキの、素手もしくはプラスドライバー一本でかんたんにできる調整方法を紹介しました。

 

とはいえ、ここまでを読まれていて、自分で確実にできる!できた!というのならもちろん、それでいいのですが・・・

ブレーキは安全にかかわるとても重要な部分ですので、
もしちょっと、作業に自信がない・・という場合には必ず自転車ショップに持ち込み、調整してもらうようにしましょう。

場合によってはショップにお願いして、作業を見せてもらって学ぶ・・というのも良いかもしれません。

ブレーキの「掛け方」がまずい

ブレーキを掛けるときの「掛け方」によっても、ブレーキの効きは違ってきます。

例えば・・

ブレーキレバーを握る場所

Vブレーキだといちばん力が出やすいポイントは、この「レバーの先端」です。

まあ、テコですから、それはそうですよね。

 

このレバーの先端に指を1本、もしくは2本引っかけてぎゅっと握ると、最大の制動力が出るものですが・・・

例えば「レバー全体を、ぼんやりと握る」ような感じだとテコがききませんので、止まる力は弱くなりがちです。

 

そこそこ値段がするクロスバイクとかだとブレーキの質がいいので、それでもぎゅっと止まったりしますが・・・

もともと止まる力が弱めのブレーキで、力が弱くなる「握り方」をしてしまうと、
やっぱり、ズルズル滑ってぜんぜん止まらない・・となってしまうのです。

 

 

もしくは、逆にブレーキの力が「強すぎる」場合もあります。

 

え?と思われるかもしれませんが・・・
自転車のブレーキを掛けるとき、タイヤを完全に止めてしまうと、むしろ制動力が落ちるものです。

「タイヤがロックする」という状態ですね。

こうなると、タイヤが止まったままの状態で地面の上をざーっと滑っていくので、むしろ止まるまでの距離は長くなってしまいます。

 

タイヤのロックは、クルマでもよく言われることなのでご存知の方も多いと思います。

なので、クルマでおもいっきりブレーキを踏み込んでしまった場合は「ABS」が作動して、
ブレーキの強さを適度にゆるめて、ロックを防いでくれるわけですね。

 

しかし当然、自転車にはABSなんてついていません・・笑

なので急ブレーキをしよう!なんてときは適度にブレーキをコントロールして、
ロックしないようにするのが結局は一番、きっちり止まれる方法なのです・・

 

と、ブレーキによる「止まる力」というのは以外にも、技術によって差が出るところで・・・

例えばプロのロードレーサーなんかだと、時速40km/h超えなんていう速度からほぼ、その場でビタッ!!と止まって事故を防げたりする場合もあります。
(その代償として、ブレーキ力でホイールがひしゃげていました・・テレビで見たときはびっくりしました・・・)

もちろん私自身に、そこまでのテクニックは無いですが。笑

 

 

・・と、こんな感じでいろいろなところを試行錯誤していくと、
ブレーキ力をかなり、レベルアップできるはずです。

 

今回は「ブレーキが効かない!」を解決する方法をお話ししてみました。

 

シマノの105グレード キャリパーブレーキ

 

 


運営者:ゆう

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

Twitterアカウントはこちら
 
【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン

【所有自転車】
ブロンプトン:独自の魔改造がほどこされた、超小さくなる折りたたみ自転車です。クルマに常備したり、輪行で旅先に持ち込んだりと使い倒しています。

SURLY CrossCheck:初めてフレームから組み上げたロードバイク系自転車です。ハンドルやタイヤを換装することで、マウンテンバイクモードとかクロスバイクモードとかにチェンジできます。

以上の2台です。

カテゴリー
テーマ特集
サイト内検索
最近の投稿

ページの先頭へ