自転車のブレーキが効かない、滑る・・を解決する、「調整」の方法


Vブレーキ

ブレーキが効かない!効きにくい!・・ということはありませんか?

 

自転車を買ったときは、軽くブレーキを握るだけでかんたんに止まっていたのに、
乗り続けるにつれて、徐々に、ブレーキが弱くなってきて、
おもいっきりブレーキを握っているのに、ホイールがずるずる滑ってぜんぜん止まってくれない。。。

 

昔、ママチャリに乗っていた私は、そういった「ブレーキが全然効かなくなってくる」という経験が多かったですし、
自転車は劣化するものなので、ブレーキがどんどん効かなくなってしまうのもまあ、仕方がないことなんだろうな・・・と思っていました。

 

もちろん、ブレーキ本体が壊れてしまっている場合には、ブレーキを交換するしかありません。

また、ブレーキシューがすり減ってしまっていたり、年数が経ちすぎてゴムが劣化してしまっていたりする場合は、ブレーキシューを交換するしか無いでしょう。

 

しかし・・単純に、ブレーキが効きにくくなってしまう原因は、
単に「調整不足」である、というケースがとても多いです。

 

昔の、自転車が趣味になる前の私もそうでしたが・・・
その自転車を買って何年も経つのに、ブレーキの調整なんて一度もしたことがない、という場合もあるのではないでしょうか。

 

ブレーキ本体やブレーキシューが、壊れたり摩耗したりが特に無い場合・・・
プラスドライバーなど最低限の工具さえあれば、
慣れていない場合でも、ものの数分で調整し、
ブレーキの効きを取り戻すことができるかもしれません。

ブレーキシューの幅を調整する

まずは、ブレーキシューの幅を調整します。

ブレーキシューの幅は、ここの幅を見れば、すぐにわかります。

ブレーキの隙間

ブレーキシュー(ブレーキのゴム)と、リム(ホイールの金属部分)との間に、
隙間が見えると思います。

この隙間の大きさは、ブレーキシューの幅と比例します。

 

ブレーキを動かすのは通常、ワイヤーで、
ワイヤーは長期間使い続けていると少しずつ、長さが伸びてきます。

そしてワイヤーの長さが伸びると、このブレーキシューの幅が開いてきてしまうのです。

 

ブレーキシューの幅が開くと、ブレーキが聞くまでに、より大きくブレーキを動かさなければならず・・・
これが限度を越えると、「限界まで大きくブレーキを動かしているのに、ブレーキがちゃんとホイールを止めてくれない」ということになるのです。。

 

ブレーキシューの幅を調整する部分は、自転車によって違ってくるので、
ここでは私の自転車をベースにお示しするのですが・・・

ブレーキの調整部分

ブレーキレバーについている、この、赤丸で囲まれた部分のパーツをくるくる回すことで、
ブレーキシューの幅を狭く・広くすることができます。

 

通常はこの部分をゆるめると、ブレーキシューの間隔が狭くなり、
締めると、ブレーキシューの間隔が広くなります。

 

なので、広すぎず狭すぎない、ちゃんとブレーキが効く広さにここを調整しましょう。

 

もし、この限界で締めたりゆるめたりしても、ちゃんとした幅にならない場合・・
この場合は、ブレーキワイヤーを固定する長さそのものを変えなければいけません。

いちど、ブレーキワイヤーを外し、ちゃんとブレーキが効く長さで固定し直しましょう。

ブレーキの片効きを調整する

もし、ブレーキを握ったとき、
片方のブレーキシューだけが大きく動くような状態の場合・・・

ブレーキの「片効き」状態になっています。

ブレーキ調整

上の画像のように、左側のブレーキシューは隙間がほとんど無く、
右側のブレーキシューは、ホイールとの隙間ががっつり空いている・・という、
アンバランスな状態が、片効き状態ですね。

 

ブレーキは、両方のブレーキシューで均等にホイールを挟むことで、
その効果を発揮しますので、
「片効き」状態になっていると、ブレーキの力はガタ落ちしてしまうのです。。

 

片効きの原因は、ブレーキの種類によって違ってきたりするので、
今回は「Vブレーキ」を前提にお話をしていくのですが・・・

 

ブレーキには、いちどホイールを挟み込んで自転車を止めたあと、
ブレーキシューを「もとの位置に戻す」機能がついています。

 

これがないと、ブレーキを握って、ブレーキがホイールを挟み込んだあと、
挟み込んだあともとに戻らず、走ることができなくなりますよね。

 

これを防ぐために、通常、バネなどの機構で、
挟み込んだあとのブレーキシューは、もとの位置に戻るようになっているのです。

 

この、ブレーキシューを元の位置に戻す力は通常、左右で均等なのですが・・・

なんらかの原因で、左右の力が違ってしまったときに、「片効き」は起こってきます。

 

そのため、片効きを調整するためには、
ブレーキシューをもとの位置に戻す力を、左右均等に調整してあげます。

 

ここで操作するべき場所も、自転車によって違ってきますので、
今回は私の自転車で話をさせていただくのですが・・・

ブレーキの調整部分

赤丸の部分についているネジを、通常はプラスドライバーでくるくると回していきます。
(私の場合は、手で回せるようにネジを交換しています)

 

通常は、ここを締め込むほどにバネの力が増していきますので、
左右が均等になるように、すこしずつ、左右のネジを締めたり緩めたりしていきましょう。

 

 

以上、ブレーキの、素手もしくはプラスドライバー一本でかんたんにできる調整方法を紹介しました。

しかしながら、ブレーキは安全にかかわるとても重要な部分ですので、
もし、作業に自信がない場合には必ず自転車ショップに持ち込み、調整してもらうようにしましょう。

 

もしも、ブレーキシューの品質が悪い場合は調整だけでは限界があるかもしれませんので・・・

「良いブレーキシュー」に交換するという方法も、
場合によっては有効かもしれません。

 

とはいえやっぱり「調整」は、無料でもできる、いちばん手軽な方法だと思いますので・・・

もし、効きが悪くなってきたとお悩みの場合には、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマり、その後も自転車のある生活を楽しみ続けている、いち自転車マニアです。
 
【年齢・性別】30歳台、男性

【居住地域】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【方向性】まったりライド方面

【職業】
元、とある総合病院の内科医・研究員です。

現在は、企業の産業医をしています。

医師目線から運営しているブログはコチラ
(日々のカラダの使い方を整え、痛みや不調の改善を目指すブログです)

【所有自転車】
ブロンプトン:独自の魔改造がほどこされた、超小さくなる折りたたみ自転車です。クルマに常備したり、輪行で旅先に持ち込んだりと使い倒しています。

SURLY CrossCheck:初めてフレームから組み上げたロードバイク系自転車です。ハンドルやタイヤを換装することで、マウンテンバイクモードとかクロスバイクモードとかにチェンジできます。

以上の2台です。

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