自転車のブレーキが効かない!をさくっと解決する方法

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Vブレーキ

ブレーキが効かない!効きにくい!・・ということはありませんか?

 

自転車を買ったときは、軽くブレーキを握るだけで止まっていたのに・・

乗り続けるにつれて徐々に、ブレーキが弱いと感じるようになってきて・・

おもいっきりブレーキを握っているのに、ホイールがずるずる滑る!止まらない!となってしまった。。

 

ブレーキの効きが悪いと、言うまでもなく危険です。

ブレーキの能力が高ければ、たとえ歩行者の急な飛び出しがあっても問題なく止まれますが・・

ブレーキの効きが悪いと、ブレーキがするする滑ってしまい事故になりかねません。

 

そしてブレーキが効かないのには、原因があり・・

その原因にちゃんと対処してあげれば、さくっと新品同様の効きを取り戻せる場合もあります。

 

なのでこの記事では、 ブレーキが効かない!を解決し、強力なブレーキを取り戻すには、どうすればいい?

ここを徹底解説していきます。

「パーツの質」をレベルアップ

ブレーキまわりの「パーツの質」が低い場合・・

ブレーキが強力な効きを発揮するのは、なかなか難しくなってしまいます。

 

そもそも自転車のブレーキというのは、歩道をゆっくり走る程度のスピードからだと・・

ほぼ、その場でぴたっと止まれるくらいの力を持つものです。

 

しかしちょっと言葉は悪いですが、「粗悪」と言えるような品質のブレーキだと・・

ちゃんと整備されていたとしても、効きはかなり悪くなってしまいます。

一般的には安いママチャリとかだと、コストを掛けていないぶんブレーキの質も低くなりがちです。

 

なのでもし、ブレーキが効かない原因は「パーツの質が低い」ことかも・・?

もしそう感じられるのなら「良いブレーキ」に交換してしまうのが、手っ取り早くブレーキ性能を上げる方法です。

 

「良いブレーキ」とは?

例えば、そこそこ高価なロードバイクについているようなブレーキのことですね。

そういった自転車は、原付の制限速度である30km/h以上が平気で出せるような性能があるため・・

ブレーキもそれ相応のコストがかかった、性能が高いものがついています。

 

そして、パーツの規格などにもよるのですが・・

こういったブレーキは、ママチャリなどの自転車にもそのまま装着できる場合があります。

その場合はブレーキを交換するだけで、ブレーキ性能をいきなりロードバイク並みに跳ね上げることができます。

 

「良いブレーキ」の具体的な製品としては・・

たとえば「シマノ」のブレーキは定番ですね。

シマノは自転車パーツメーカーとしてド定番で、ブレーキも高性能なものを発売しています。

 

自転車のブレーキは、現代では大抵のものが「キャリパーブレーキ」もしくは「Vブレーキ」ですので・・

自分の自転車がいずれかであれば、換えられるかもしれません。

 

例えばブレーキが「キャリパーブレーキ」タイプの場合ですと・・・

シマノの105グレード キャリパーブレーキ

こういったブレーキが定番です。

 

シマノのロードバイク系パーツは、性能に応じて「グレード分け」をされていまして・・

基本的にブレーキはグレードが高いほど、よく止まるようになります。

そして上のブレーキは「105」という、上から3番目のグレードで・・

価格はリーズナブルで、しかし上位グレードに迫るくらいの制動力があります。

 

もし、自分の自転車が「Vブレーキ」というタイプの場合は・・・

この「DEORE(デオーレ)」というクラスのブレーキは、バランスがいいと思います。

DEOREのVブレーキ

私も使っていますが、こんな感じのものです。

 

デオーレは、シマノの「マウンテンバイク」のパーツグレードで、上から4番目ですね。

11段階くらいある中の4番目なので、グレードとしてはそこそこ高めで・・

安いブレーキとは比較にならないくらい、ガツン!と止まるようになります。

私自身、最初についていたブレーキから交換してびっくりしたものです。

 

 

注意点としては、「キャリパーブレーキ」や「Vブレーキ」といったブレーキのタイプが違うと装着はできません

ママチャリだと「キャリパーブレーキ」がついていることも多いのですが・・

その他のタイプのブレーキがついている場合もあるので、事前のチェックは必須です。

 

加えて、ブレーキのタイプは合っていたとしても、さまざまな理由により装着できない場合があります。

例えばブレーキ台座とホイールの位置関係とか、固定穴のネジサイズとかいった原因ですね。

なのでこのあたりの判断が難しい場合は、自転車ショップに持ち込んで相談してみるのがおすすめです。

 

「良いブレーキ」は、自転車にとっていちばん大事な「安全性」を上げてくれますし・・

さらには、自由自在に自転車を止められる快適さをも与えてくれます。

なのでもしブレーキの効きに不満がある場合は、アップグレードを検討してもいいかもしれません。

ブレーキを「調整」する

ブレーキの左右バランスといったところを「調整」すると・・

ブレーキが効かない!は、あっさり改善するかもしれません。

 

ブレーキには「調整」できる部分がいろいろあります。

そしてこの調整をすることで、ブレーキを完全に握ってもスカスカして効かない!というところから・・

軽く握っただけでギュッと効く!というところまで、直せるかもしれないのです。

 

自転車を買って数年たつのに、一度もブレーキの調整をしたことがない・・

もしその場合は、この「調整不足」が効きが悪い原因の可能性は高くなります。

まあ私自身も、昔はずっと調整せず使っていたのですが・・笑

 

ブレーキの調整のためには、自転車ショップに持ち込むのもひとつの方法です。

しかし調整は方法さえわかれば、ネジをちょいっと回すだけで解決できるところですので・・

基本的には、自分でやってしまうほうがお得です。

 

なので以下、ブレーキ調整の詳しい方法を解説していきます。

ブレーキ調整で手を入れるところは・・

  • ブレーキシューの「幅」
  • ブレーキの「片効き」

基本的に、上の2つです。

調整①:ブレーキシューの「幅」を調整

まずは、ブレーキシューの「」を調整します。

 

ブレーキシューの幅が、どのくらいあるのか?は、

ブレーキの隙間

このブレーキシューとリムとの隙間を見て判断します。

この隙間の大きさは、ブレーキシューの幅と比例します。

 

自転車のブレーキは通常、ワイヤーで動かすもので・・

ワイヤーは長期間使い続けていると少しずつ、長さが伸びます。

そして大幅に伸びると、このブレーキシューの幅が開いてきてしまうのです。

 

そしてブレーキシューの幅が開くと、ブレーキレバーをより大きく動かすことになります。

幅が広いぶん、ブレーキがリムに当たるまでにより大きな動きが必要になるからですね。

そしてこれが限度を越えると、「ブレーキレバーを限界まで動かしても、ブレーキがちゃんとホイールを止められない」ということになるのです。。

 

 

じゃあ、ブレーキシューの幅はどうすれば調整できるの?

ここは自転車によって変わってくるので、ここでは私の自転車をベースに解説してみます。

 

自転車のブレーキレバーは・・

ブレーキの調整部分

こんな感じの、赤丸で囲まれたような部分をくるくる回すことができます。

 

そしてこの部分は、ブレーキアジャスターになっていて・・

くるくる回すことで、ブレーキシューの幅は広く・狭く変わっていくはずです。

 

通常はこの部分を、

  • ゆるめると、ブレーキシューの間隔が「狭く」なる
  • 締めると、ブレーキシューの間隔が「広く」なる

こういった動きになっていると思います。

 

なのでブレーキがスカスカにならず、逆にブレーキ力が「過剰」にもならない・・

ちょうどいいブレーキ力となるように、ブレーキ間隔を調整しましょう。

 

もしここで限界まで調整しても、ちゃんとした幅にならない場合は・・

  • ブレーキシューの交換
  • ブレーキワイヤーの交換

おそらく、こういった対応が必要になってくると思います。

調整②:ブレーキの「片効き」を調整

ブレーキの「片効き」も、ブレーキが効かない原因となります。

 

ブレーキは、左右でまったく同じように動くのが理想です。

左右からバランスよく、回転部分を挟み込み・・

それによって、自転車をしっかり止めるわけですよね。

 

そしてブレーキの片効きとは、片方のブレーキシューだけが大きく動いてしまう状態のことです。

ブレーキ調整

上の画像の左側は「左ブレーキシュー」、右側は「右ブレーキシュー」なのですが・・

左側だけ隙間がほどんど無く、右側だけ隙間ががっつり空いているのが見えるはずです。

ブレーキを握った状態でこうなってしまうのが、「片効き」という状態です。

 

この状態だと、ブレーキ力を発揮するのに必要な「両側からバランスよく挟み込む」ができませんので・・

ブレーキは、ほとんど効かない状態になってしまいます。

 

 

じゃあ・・なぜ、ブレーキの片効きは発生するの?

ブレーキは、ホイールを挟み込んで自転車を止めるわけですが・・

そのあとブレーキシューを「もとの位置に戻す」機能も必要です。

 

これがないとブレーキを掛けたあと、ブレーキレバーを放してもブレーキが戻りませんので・・

ブレーキが掛かりっぱなしになって、走れなくなりますよね。

なのでバネなどの力で、ブレーキはもとに戻るようになっているのです。

 

この戻す機構の「強さ」はもちろん、左右均等が基本なのですが・・

何らかの原因で、この戻す機構の「左右バランス」が崩れたときに片効きは起こります。

片方だけが強く戻され、逆側があまり戻されなくなってしまい、バランスが悪くなるわけですね。

 

そしてこの「戻す機構」の強さは、調整できます。

なので片効きが起きた場合は、この「戻す機構」のバランスを整えることで直せます。

 

直すには、具体的にどうすれば?

ここも自転車によって違ってくるので、私の自転車で解説をしてみますが・・

ブレーキの調整部分

私の自転車では、この赤丸がついた部分をくるくる回せば調整できるようになっています。
(通常はプラスドライバーのネジですが、私は手で回せるようにネジを交換しています)

 

こういったパーツの調整によって、ブレーキシューの左右バランスが変わっていきますので・・

左右が均等になるように、ネジをすこしずつ締めたり緩めたりして、調整していきましょう。

 

 

と、いろいろと調整方法を書いてはみましたが・・

ブレーキの調整は安全にも関わってくる、とても大事なところです。

なのでもしうまく整備できるか自信がない場合は、自転車ショップで調整してもらうことをおすすめします。

場合によってはショップにお願いして、作業を見せてもらって学ぶ・・というのも良いかもしれません。

ブレーキの「掛け方」を工夫する

ブレーキを掛けるときの「掛け方」も、意外とブレーキの効きを変えるところです。

 

例えば・・ブレーキを「握る場所」は重要です。

ブレーキレバーを握る場所

ブレーキのパワーがいちばん強くなるのは、この「レバーの先端」を握ったときです。

テコですので、支点から遠いところを握るほど強くなるのは、それはそうですよね。

 

このレバーの先端に指を掛けてぎゅっと握ると、最大の制動力が出るものですが・・

例えば「レバー全体をぼんやりと握る」ような感じだと、うまくテコが効いてくれません。

なのでここが原因で、止まる力は弱くなることはあります。

 

 

もしくは、逆にブレーキを「効かせすぎ」で止まらないケースもあります。

 

ブレーキは強いほど良いのでは?と、もしかしたら思われるかもしれませんが・・

自転車のブレーキを掛けるときタイヤを完全に止めてしまうと、むしろ制動力が落ちるものです。

「タイヤがロックする」という状態ですね。

こうなると、タイヤが止まったままの状態で地面の上をざーっと滑っていくので、むしろ制動距離は長くなってしまいます。

 

「タイヤのロック」は、クルマでもよく言われるところですね。

なのでクルマでは、おもいっきりブレーキを踏み込んでしまった場合は「ABS」が作動し・・

ブレーキの強さを適度にゆるめて、ロックを防いでくれるシステムがついています。

 

しかし当然、自転車にはABSなんてついていません。笑

なので最高の制動能力を得たいときは、ブレーキの強さを適度に弱め・・

ロックする寸前のところでコントロールするのが一番なのです。

 

 

ブレーキ力の「前後バランス」があまりに崩れている場合も、ブレーキ力は弱くなります。

ブレーキは前後どちらが強いほうがいいか?はけっこう、意見が分かれるところなのですが・・

 

少なくとも前だけ!後ろだけ!みたいな、あまりにも偏ったブレーキの掛け方をすると、ブレーキ力は下がります。

ここは例えば「クルマ」のブレーキは、前輪も後輪も同じくらいのブレーキ力になっている・・というのが参考になるかもしれません。

 

そして前後バランスの崩れたブレーキングには、他にも弊害があって・・

たとえば「前だけ」のブレーキをするとジャックナイフといって、後輪だけが浮くようにふっ飛ばされる形になってとても危ないです。

逆に「後ろだけ」ブレーキをすると、後輪が横滑りしてコントロールが効かなくなり、こちらも危ないですね。

 

なので私自身は、フロントもリアも「同じくらいの力で、バランスよく」握るようにしています。

 

 

ブレーキによる「止まる力」というのは意外にも、技術によって差が出るところで・・

例えばプロのロードレーサーだと、時速40km超えなんていう速度からほぼ、その場でビタッ!!と止まって事故を防げたりします。

そのときはあまりに強すぎるブレーキ力によって、ホイールがひしゃげていました・・テレビで見たときはびっくりしました・・・

もちろん私自身に、そこまでのテクニックは無いですが。笑

 

という感じなので、ブレーキが効かないと感じるときは「掛け方」に注意してみる!

ここも工夫できるポイントになると思います。

ブレーキが汚れている

ブレーキの、挟み込む部分が「汚れている」・・

これも、ブレーキが効かない原因のひとつです。

 

自転車のブレーキはどれも、「回転している部分を挟み込む」ことで自転車を止めます。

そしてその挟み込む部分と、挟み込まれる部分・・

どちらかが汚れている場合、汚れによって摩擦力は下がり、ブレーキ力も下がってしまいます。

 

自転車のブレーキは、ほとんどの場合で「リムブレーキ」と「ディスクブレーキ」です。

そして「リムブレーキ」の場合は、「リム」を挟み込むことでブレーキを掛けます。

 

リムって何?については、

自転車の「リム」とはどんなものなのか?や、その役割について徹底解説しています。

上の記事で解説していますが・・

リムの拡大図

リムはこんな感じの、ホイールの輪っか部分のことです。

そしてリムブレーキでは、これを挟み込みブレーキを掛けます。

 

なのでこのリムの挟み込む面や、挟み込むためのブレーキそのものが泥などで汚れていれば・・

もちろんブレーキは、十分な制動力を発揮できません。

なのでブレーキは滑りやすくなり、効かない・・!となってしまいます。

 

対して「ディスクブレーキ」の場合は・・

自転車のディスクブレーキ

リムではなく、この「ディスク」を挟み込むことで自転車が止まります。

なのでこのディスクや、ディスクを挟み込む機構部分が汚れることでブレーキ力は下がります。

 

自転車は屋外で使うものですので、ある程度は勝手に汚れていくものですし・・

特に雨の中や砂利道を走ってしまえば、一発でドロドロに汚れてしまいます。

そしてその状態で掃除せず使えばもちろん、ブレーキが効かない!となるのは自然なことです。

 

なのでもし自転車を使っていて、ブレーキが効かない!となった場合は・・

「ブレーキの汚れ」をチェックし、もし汚れていたらキレイに掃除するのをおすすめします。

 

ブレーキ面の汚れは頑固で、とても落ちにくいものですので・・

AZのパーツクリーナー

こういった「パーツクリーナー」を使って、きっちり掃除するのがおすすめです。
(自分の自転車に使って大丈夫か?は自身でご確認ください)

 

 

・・と、こんな感じでいろいろなところを試行錯誤していくと、
ブレーキ力をかなり、レベルアップできるはずです。

今回は「ブレーキが効かない!」を解決する方法をお話ししてみました。

シマノの105グレード キャリパーブレーキ
運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
詳しいプロフィール

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