自転車ヘルメットが頭に入らないときの対処法

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ヘルメットを抱えるおじさん

新しい自転車ヘルメットを、買ったんだけど・・

意気揚々と、かぶってみたけど・・

なぜか、うまく頭に入らない!

 

自転車ヘルメットのサイズ感は、実際にかぶってみるまでなかなか分かりません。

なので通販で、これなら大丈夫かな?と買ってみたけど・・

届いたものをかぶると、ちゃんと入らない!小さすぎる!となることがあります。

あなたも今まさに、悩んでいるかもしれませんね。

 

なのでこの記事では、自転車ヘルメットが頭に入らないときはどうすればいい?

ここを解説していきます。

調整ダイヤルを緩めてみる

ヘルメットが頭に入らないときは・・

まず最初に「調整ダイヤル」を緩めてみましょう。

 

調整ダイヤルは、大体の自転車ヘルメットに装備されていて・・

人気の「オージーケーカブト」のヘルメットだと、

ヘルメットの調整ダイヤル

こんな感じで、後頭部にダイヤルがついていて・・

 

同じく人気の「LAZER」だと、

ヘルメットの調整ダイヤル

こんな感じで、頭頂部にダイヤルがついています。

 

そして自転車ヘルメットはこれらダイヤルを操作することで・・

ワイヤーがゆるんだり、締まったりする仕組みになっています。

それによって個人差のあるいろいろな頭に、ジャストフィットさせるわけですね。

 

これを緩めることで、頭がうまく入るようになれば・・

もっとも簡単に解決することになります。

なのでもし試していない場合は、まず試していただきたいことです。

ストラップを緩めてみる

ストラップ」も緩めてみるのも、有効です。

自転車ヘルメットは、あごに掛かるようなストラップで固定されているのですが・・

ヘルメットの調整ストラップ

こういった長さ調整機構をいじることで、長さを変えることができます。

 

そしてストラップが短すぎると、頭が入り切らない!となりますので・・

これを緩めてみるのも、簡単な解決方法のひとつとなります。

なのでここも、まず試していただきたいところですね。

 

ストラップは長さそのものだけではなく、長さの「前後バランス」も大事です。

前後バランスがあまりに崩れていると、前もしくは後ろに常にズレるようになって・・

ここでも、頭がうまく入らない!となってしまうことがあります。

なので前だけ・後ろだけを緩めたりして、試行錯誤してみる価値はあると思います。

大きいサイズのヘルメットに交換

自転車ヘルメットに頭が入らないけど・・

購入したヘルメットに、より大きいサイズがあった!

その場合は、その大きいサイズと交換すれば入る可能性は高いです。

 

たとえば買ったヘルメットが「M」サイズで、「L」サイズや「XL」サイズもあるのなら・・

それらに交換すれば、恐らくそれで解決しますよね。

 

もう買ってしまったんだから、それは無理なんじゃないの?と思われるかもしれません。

しかし私自身これまでに、数多くの通販サイトを使ってきているのですが・・

サイズ違いによる交換に応じてくれる店は、思いのほか多いと感じています。

 

ここですべてのショップの解説はできないので最終的には、ご自身で確認いただくしかありませんが・・

例えば通販サイトトップの「Amazon」は、返品・交換条件がかなりゆるいことで知られています。

不具合があると申請すれば、詳しい調査も無しにそれが通ったりすることは多いですね。

 

なのでもし問い合わせたりで調べてみて、サイズ違いによる交換が可能なら・・

さくっと交換してもらうのが、一番の手になるかもしれません。

 

注意点としては・・箱を捨ててしまったりタグを切ってしまったりすると、交換非対応となることも多いです。

なので届いたヘルメットは、できるだけ状態を変えないように試しかぶりしてみて・・

明らかに入らないなら、そのまま交換対応を試してみるのがいいでしょう。

日本人向けヘルメットを買う

日本人の頭に合う」ヘルメットを選ぶ!

これもヘルメットが入らない!となりやすいときの対処法です。

 

この記事の下のほうで、また詳しく解説しますが・・

日本人は世界的にみても、「頭の横幅」が大きい民族のようです。

特に欧米人と比べると、その差は大きいですね。

 

なので欧米で作られた、欧米人にとっては標準的なヘルメットを買った場合・・

日本人にとっては横幅が狭すぎて入らない!となりがちなのです。

なのでその場合は日本人が作った、日本人の頭に合うヘルメットが最適です。

 

じゃあ、日本人の頭に合うヘルメットって具体的には?

オージーケーカブトの自転車ヘルメット
オージーケーカブトの自転車ヘルメット
オージーケーカブトの自転車ヘルメット
オージーケーカブトの自転車ヘルメット

例えばこういった「オージーケーカブト」のヘルメットは、鉄板です。

オージーケーカブトは日本企業で、日本人の頭に合うヘルメットを謳っていますので・・

もし「日本人ならではの頭の形」によってヘルメットが入らない場合、これが解決策になり得ます。

髪型を工夫する

髪型」も実は、ヘルメットが入らない原因になり得ます。

たとえば単純に、毛量があまりに多いと・・

それで頭にボリュームが出て、ヘルメットが入らない!となってしまいます。

 

髪の毛くらいで、そんな変わらないのでは?と思われるかもしれませんが・・

私自身、散髪の直前と直後とではヘルメットのサイズ感があきらかに変わります。

それを調整するため、散髪直後にストラップを締め直すことも多いですね。

 

もしくは・・せっかく作った髪型を崩したくないという心理が働くこともあります。

自転車ヘルメットと髪型の関係については、

自転車で走った後にヘルメットを取ると、髪型がぺしゃんこ!・・を防ぐための、被り方などのコツを解説しています。

上の記事で解説しているのですが・・

ガッチリとヘルメットを密着させれば、なんとか入るけれど・・

そこまでやると髪型が崩れるので、そこまでしたくない!という状況ですね。

 

なのでヘルメットが入らないときは、

  • 毛量が少なめの髪型にする
  • ヘルメットで崩れても問題ない髪型にしておく
  • 髪のことも考慮し、ちょっと大きめのヘルメットを買っておく

このあたりに注目し工夫すると、うまくいくかもしれません。

ヘルメットが入らない!って、普通のこと?

買ったヘルメットに、頭が入らないんだけど・・

それって、普通によくあることなの?

なにか特別な理由があったりするの?

 

日本人は頭の形が特殊で、欧米向けヘルメットが入りにくい

結論から言ってしまうと、実はこういう事情があったりします。

なのでヘルメットがうまく入らないのは、わりとよくあることなのです。

 

日本人と欧米人の頭の形・サイズは、

頭幅の比較

頭長の比較

全頭高の比較

グループ解説

一般社団法人人間生活工学研究センター 在日外国人の身体特性計測より引用

こういった研究で、しっかり計測されているのですが・・

 

日本人は頭の横幅、つまり「頭幅」が男女ともに、世界トップクラスに大きいという結果になっています。

その他の「頭長」「全頭高」に関しては、大きいとも小さいとも言えない感じですね。

 

そして自転車ヘルメットは、海外の会社によって作られていることも多いです。

なのでそれら国の会社が、自国民の頭に合うように作ったヘルメットは・・

日本人からすると幅が狭すぎて入らない、となってしまうのです。

 

もしヘルメットが入らないとき、ヘルメットの「横幅」が足りていないのが原因なら・・

書いたような要因が、理由になっているかもしれないということです。

なのでこの場合は上にも書いたような「日本人向けヘルメット」が良い選択になるわけですね。


せっかく買ったヘルメットが入らないと、テンションはだだ下がりになります。

しかしうまく対処すれば、解決できる可能性はあるところですので・・

この記事も参考に、いろいろ試行錯誤してみてはと思います。

 

今回は自転車ヘルメットが入らないときの対処法をお話ししました。

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自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
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