歩きと自転車で、到着時間や痩せる効果はどのくらい違う?

このブログは広告リンクを含みます

歩きと自転車

新しい職場に、通勤しなくちゃいけないけど・・

歩くにはちょっと遠いかな?いや、いけるかな?

歩きと自転車、どっちにしよう?

 

「歩きと自転車」はエンジンを使わない移動手段の、ツートップです。

そして歩きと自転車、どっちを使うか微妙な距離の場合・・

どっちを使うかな?と迷われることは多いものです。

 

特に、歩きと自転車の「スピード」はどのくらい違うの?

「痩せる効果」は、どっちを使ったほうが高い?

このあたりを軸に、悩まれることが多いようですね。

 

私自身は、もう何年も自転車を趣味にしていて・・

そしてもちろん歩きも、普段の移動手段としてよく使います。

 

なのでこの記事では、歩きと自転車は移動手段としてどう違うの?

ここを解説していきます。

スピードは「5倍」くらい違う

まず、どのくらいのスピードで移動できるか?の違いからです。

そして、結論から言ってしまうと・・

歩きと自転車で、スピードはだいたい「5倍」くらい違ってきます。

 

もちろん、いろいろな条件によって変わるのは言うまでもありませんが・・

「一般的な歩き」と「一般的な自転車ライド」を、ざっくり比べた場合ですね。

 

歩きのスピードは「時速4km」というのは、よく言われています。

もちろん体格とか性別とか、体力の個人差とかによって違ってきますが・・

一般的な成人男性が、特にがんばらずスタスタ歩くときのスピードはそんなものでしょう。

私自身、GPSナビでスピードを計測してみるとそのくらいになることが多いです。

 

じゃあ、自転車のスピードはどのくらい?

だいたい「時速20km」くらいになってきます。

 

想定としては「クロスバイクで、特にがんばらずペダルを回している」ような状況ですね。

それで大体、時速20kmくらいのスピードになると思います。

 

もちろん自転車のスピードも、条件によって大きく違ってきます。

例えばロードバイクでおもいっきり走れば、時速30kmとか40kmとか普通にいくものですし・・

ホームセンターの安いママチャリで歩道をゆっくり走るなら、時速10km台になってくるでしょう。

 

しかし自転車の「一般的・平均的」スピードは、時速20kmくらいである!

こう言って、大きな間違いは無いと思います。

 

 

そして時速4kmと時速20kmを単純に比較すれば、違いは「5倍」ということになります。

歩きと自転車とでは意外にも、それだけの圧倒的なスピード差があるわけですね。

 

実際、自転車を趣味にして、ロードバイクなどでいろいろなところに行くようになると・・

歩いているときに「歩き、遅っ!ロードバイクがあればなぁ・・」と思うことがよくあります。笑

 

ちなみに5倍の違いというのは、「クルマと自転車」のスピード比よりもさらに大きいです。

一般道を走るクルマは、多少速めに走ったとしても時速60kmくらいなので・・

自転車を時速20kmとするなら、速度の違いは「3倍」となります。

 

という感じで、歩きと自転車のスピードには5倍もの差があり・・

そして体感的にも「全然違う!」と言えるほどの、圧倒的なスピード差があると感じます。

到着時間は「3倍」くらい違う

じゃあ、例えば通勤に使うなら歩きと自転車はどっちがいい?

こういったことを検討するために、「到着するまでの時間」も大事なポイントです。

 

そしてスピードが5倍違うんだから、到着時間も5倍違ってくるの?

となると、ここはちょっと違ってきます。

実際には歩きと自転車とでは、到着時間の差は「3倍」くらいになってきます。

 

理由は減速したり、止まったりすることがあるからですね。

歩きも自転車も、信号で止まったり、混雑していたら減速したりするものですが・・

こういったスピードを減らす要素は、速い移動手段ほど影響が大きいものです。

 

なので、スピードが5倍だから到着時間は5分の1!とはいかず・・

現実の到着時間の差は、3倍くらいになってきます。

私自身、歩きと自転車の比較は何度もやっていますが、実際にこのくらいの差になることが多いです。

 

もちろんサイクリングロードといった、ほぼ障害が無いような道なら・・

到着時間はほぼ完全に、スピードと反比例してきます。

なので歩きと自転車のスピード比に従い、5倍くらいの差になってきます。

 

とはいえ実際の日本の道に、サイクリングロードのような道は少なく・・

信号や障害物がそれなりにある道が、ほとんどになってきます。

そしてそういった前提なら、到着時間は3倍くらいが大体の目安になってくるでしょう。

 

なので例えば、会社まで歩きで30分くらい掛かるなら・・

自転車を使えば、10分くらいで着ける!

こんな感じの考え方をして、大きな間違いにはならないと思います。

疲れやすさは「距離あたり3倍」くらい違う

歩きと自転車では、「疲れやすさ」はどのくらい違うの?

ここも大事な視点です。

 

一定距離を移動したあと、まだエネルギーがたっぷり残ってるのか?もしくは疲れてしまっているのか?

例えば自転車通勤のあと仕事がある場合、こういった違いはとても大事になってきます。

 

そしてまず大前提として、自転車は歩きより疲れにくいものです。

  • フレームが体重や衝撃を支えてくれる
  • サドルに「座ったまま移動」できる
  • 脚の「エネルギー効率」が圧倒的に良い

このあたりが理由ですね。

 

じゃあ、疲れの差はどのくらい?

ここは「距離あたり3倍」くらいが目安になると思います。

つまり「歩きで10km」と「自転車で30km」が同じくらいの疲れ方になるということですね。

 

例えば10kmを歩くのは、けっこう大変です。

時間的にも、2時間ちょっとは掛かるはずですし・・

体力的にも、10kmを歩けばそれなりに疲れてしまうのではないでしょうか。

 

対して自転車で10km走っても正直、ほとんど疲れません。

自転車で10km走るのはどのくらいの負担か?について、

10キロを自転車で走る・・って、きついの?どのくらい時間がかかる?注意点はある?そんなところを解説しています。

上の記事で解説していますが・・

ざっくりした感覚だとやっぱり、10km「歩く」ときの3分の1とか、そのくらいになってくると思います。

 

 

そして30kmを歩くとなると、わりとガチで大変なはずです。

時間的にも、7-8時間掛かることになりますし・・

半日歩きづめみたいな感じで体力的にも、くたくたになってしまうでしょう。

 

対して自転車で30kmというのは、わりと普通に走れてしまうものです。

特に自転車が趣味で走り慣れていると、まあちょっと疲れたかな?くらいの感覚になると思います。

自転車は慣れると100kmくらい普通に走れるものですので、30kmだとそんな感じですね。

 

ここも比較すると、30kmを歩くときの疲労度は・・

30kmを自転車で走るときの3倍くらいになってくるかな、というのが個人的な感覚です。

 

 

という感じで、歩きと自転車では「疲れやすさ」にも大きな差が出る!

そしてその差は、距離あたりだいたい3倍くらいになる・・

そう考えて、そう大きな間違いにはならないと思います。

痩せる効果は「自転車のほうが高め」

じゃあ、歩きと自転車はどっちが痩せるの?

通勤でついでにダイエットしたい!と思う場合は、ここも大事なところです。

 

そしてここは、どのくらいの速さで歩くか?どのくらいがんばって自転車を漕ぐか?

そういった要素でもちろん変わってくるのですが・・

 

例えば「keisan」のウォーキング消費カロリー計算ページで、歩きの消費カロリーを調べ・・

「keisan」の自転車消費カロリー計算ページで、自転車の消費カロリーを調べます。

そして比較してみると、

  • 60分歩くと、消費カロリーは「221」kcal
  • 60分自転車に乗ると、消費カロリーは「426」kcal

となりました。

 

条件としては、体重は70kgにして・・

歩きは時速4km、自転車は時速15kmくらいで走ったという設定ですね。

 

そして数値で分かる通り、同じ時間だと消費カロリーは「自転車の」ほうがかなり高い、ということになってきます。

もちろんいろいろな条件の違いで、結果は違ってくるのでしょうが・・

同じ時間だと歩きより自転車のほうが痩せる、というのはまあ間違いないでしょう。

 

とはいえ、

自転車で走って痩せよう!そう思い立って走り回るも、ぜんぜん痩せない。。その原因になりそうな要素をいろいろ解説しています。

上の記事で書いているように「自転車で痩せない原因」というのもいろいろあって・・

これらに引っ掛かる場合はもしかしたら、痩せる効果は歩きより低くなるかもしれません。

 

 

そして、ちょっと視点を変えて「同じ距離」ならどっちが痩せるか?

こう考えると歩きのほうが痩せるということになります。

 

上述したように同じ距離だと、歩きは自転車の3倍くらい時間がかかります。

なのでカロリーも、3倍の時間消費し続けることになり・・

そうなるとさすがに、歩きの消費カロリーのほうが上回ります。

 

なので例えば、通勤で必ずこの距離を移動する!移動をダイエットに活用したい!

そういったケースなら歩くほうが、「1回の通勤あたりのダイエット効果」は高くなることになります。

 

 

ちなみに、自転車はどのくらい運動になるのか?については、

運動不足を解消したいけど・・自転車って有効なの?距離はどのくらい走ればいいの?詳しく解説しています。

上の記事でカロリー以外の視点からも、いろいろ考察しています。

 

 

今回は歩きと自転車の比較をテーマに、いろいろ考察してみました。

関連記事
「バックパック」「ショルダーバッグ」「手提げビジネスバッグ」の3スタイルに切り替え可能で、自転車通勤やビジネスに向いたバッグを紹介しています。
安くてじゅうぶんな機能が揃った、コスパ最強の振れ取り台を紹介しています。
旅や観光に関わるすべての記事を一覧します。

 

【SK11 デジタルトルクレンチ】
整備ミス防止の必須ツールです。

Amazon楽天

レビュー記事はこちら
 

運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【よく乗るエリア】福岡まわり

【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
詳しいプロフィール

TwitterInstagramPinterest
 

よく読まれている記事
サイト内検索
カテゴリー
テーマごと
特殊ページ
最近の投稿
最終更新日ごと

ページの先頭へ