あー・・・最近忙しくて、運動できてない。。
ロードバイクとか自転車にでも、乗ってみようかな?
でも・・自転車って運動にならないの?
自転車で運動不足解消は、無理なの?
というのは、よく持たれる疑問のようです。
自転車でのサイクリングは、ランニングや筋トレと比べると負荷が低めなイメージがあります。
なので自転車に乗ったところで、結局なにも変わらないのでは?
運動の効果は得られないのでは?となるのは、無理もないと思います。
なのでこの記事では、自転車に運動の効果はちゃんとあるのか?
結局、運動したことにはならないのか?
この記事では、こんな疑問に答えていきます。
目次
まず結論。有効です!
いきなり、言い切ってしまいましたが・・汗
個人的な結論としては、運動不足解消のために自転車はバリバリ、有効だと思います。
理由を列挙してみると、
②:有酸素運動である
③:いつでもどこでもできる
といった感じです。
もちろん、手放しでおすすめはできないですし、
自転車を取り入れるのに「向かないケース」はあるのですが・・・
基本的には、自転車は運動不足解消に向いていると思います。
有効な理由①:体への負担がちょうどいい
運動不足を解消しよう!
もちろん、運動すればいいわけですが・・・
「負担が強すぎる運動」は、運動不足解消には向きません。
例えばガチガチのボクシングとか、柔道とか、もしくはトライアスロンとか、長距離のマラソンとか・・・
そういう運動は「運動不足解消」が目的なら、ハードすぎますよね。
キツすぎますし、やりすぎでケガをする可能性もありますので・・・
まあ、普通は続かないと思います。
かといって「短い距離のウォーキング」とかだと今度は、負担が小さすぎになることが多いです。
もちろん無意味とか言うつもりはありませんし、
年齢とか体の強さとかによっては、立派な運動だったりはするのですが・・・
やはり一般的な成人の、運動不足解消としては、
ちょっと「運動強度が低すぎる」のは事実だと思います。
そして・・ロードバイクやクロスバイクといった自転車は、
強すぎず弱すぎない、適度な負担というのを、実現してくれると思います。
もちろん、どのくらいのスピードで走るのか?などにもよるのですが・・・
個人的な感覚としては、ロードバイクで走り続けるときの負荷はランニングの1/2-1/3程度だと思います。
膝への負担も小さいですし・・
有効な理由②:有酸素運動である
運動不足解消には、無酸素運動より、有酸素運動のほうがいいです。
もちろんこれは、人によるのかもしれませんが・・・
例えば脂肪を落としたいとか、生活習慣病をなんとかしたいとか・・そういった目的なのであれば、
ウェイトトレーニングとかに代表される「無酸素運動」よりも、
ランニングに代表される、低めの負荷・長時間の「有酸素運動」のほうが向いています。
そしてロードバイクなどの自転車は、バリバリの有酸素運動です。
特にロングライドなんかは、ランニングよりも低い負荷で、長時間走り続けるわけですので、
運動不足解消にはすごく、向いていると思います。
有効な理由③:いつでもどこでもできる
実は、これがいちばん大きいかもしれないのですが・・・
ロードバイク、クロスバイクなどの自転車に乗る・・というのは、
いつでも、どこでもできるというのが、圧倒的な強みになります。
例えばテニスをしようと思ったら、テニスコートまで行く必要があります。
ゴルフがしたいなら、ゴルフコースに行くしかないですし、
ボクシングがしたいなら、ジムやリングが必要ですよね。
他にもたくさんのスポーツはありますが・・・
ほとんどのスポーツは、特定の「場所」に行かないとできないものだと思います。
実はこれが、忙しい社会人にとっては、高いハードルになりがちなのです。。
疲れてしまった仕事帰り・・・
時間の限られる、たまの休日・・・
運動をするために、そのための場所に行く・・というのは、かなり大変なことですので、
それで結局やらなくなる・・というのは、体験したことがある方も多いと思います。
そして・・自転車なら「いつでもどこでも」できるわけですね。
もちろん、走るのに向いている場所とかはあるのですが・・・
基本的には、道があればどこでも走ることができます。
なので用事を済ませるためのただの移動を、楽しいライドに変えたり、
ストレスがたまるだけの通勤を、適度な運動に変えたり・・ということができるのです。
どのくらいの「距離」を走れば、運動不足解消になる?
それでは・・実際に自転車で何km走れば、運動不足は解消されるのでしょうか?
ここはもちろん、人によって違ってくるところですが・・
ざっくりとした目安としては、10km以上からかな?
というのが、個人的な感覚からの意見です。
10kmといえば自転車にある程度慣れると、ちょっとペダルを回すとすぐ終わる・・みたいな距離になります。
運動不足解消にはもちろん、ある程度の「運動量」が必要ですので・・
10kmを切るライドだとさすがに、筋肉が弱ったり、脂肪がたくさんついたり・・という運動不足のデメリットをなんとかするには、
まあ、なかなか足りないかな・・と感じます。
そもそも自転車は、距離あたりの身体への負担が小さいものですので・・
短めの距離・短い時間で運動不足解消をしたいなら、たとえばランニングとか、筋トレとか、そっちのほうが向くかな・・と思います。
そして10kmを越えてくれば、あとは長くなるほど運動不足解消の効果がでる、とも思います。
まあ、たくさん動くほど有効というのは、当たり前かもしれませんが・・
たとえば30kmも走れば、かなりの汗をかきますし、脚もけっこう使いますので、運動不足解消にそれなりの効果は出てくるでしょう。
もちろんこのあたりは「基準」がなかなか無いので、個人の意見にはなってしまいましたが・・
あまりにも短い距離だと、さすがに運動不足解消にはなりませんので、
10km以上で、できる範囲で距離を伸ばしていく・・というのが良いのでは、と思います。
自転車で10km走るのはどのくらいのハードさなの?どのくらいの時間があればいけるの?といったところは、
上の記事で解説しています。
自転車に「ダイエット効果」はあるか?
自転車で運動不足を解消しよう!と思ったとき・・
具体的な目的として、「痩せる」ことを設定する人は多いです。
自転車でダイエットしよう!ということですね。
そして自転車はここまでで書いてきたように、十分に運動になります。
なので自転車に乗れば、痩せることができるの?
この疑問への答えは、基本的に「YES」となります。
なのですが・・「自転車に乗っても痩せない原因」というのも、いくつかあったりします。
具体的な原因については、上の記事で書いたのですが・・
「痩せる」というのは自転車を運動と見るときの、特に注目したいポイントです。
なので痩せたいなら「痩せない原因」に注意しつつ、効果を狙っていってもいいのではと思います。
運動不足解消における、自転車の「デメリット」は?
運動不足解消に、自転車を使おうとしたとき・・
デメリットになるのは、たくさん時間がかかることだと思います。
たとえば筋トレとかだと、きついですが、かかる時間そのものは短いですので、
一気にパッ!と終わらせてしまえます。
種目にもよりますが・・5分もあれば、かなり追い込んで運動できるのではないでしょうか。
ランニングなんかも、筋トレほどではないにしても「時間あたりの運動強度」はけっこう高めです。
しかし・・例えばロードバイクなどの自転車で、運動不足解消になるくらい走ろうとすると、
最低でも30分とか1時間とか、そのくらいは必要になってきます。
もちろん生活の中、いつでも運動のための時間が取れるわけもありませんので・・
時間がなくて、10分とかそのくらいで運動を終わらせたい!という場合には、自転車では難しいかもしれません。
と、いろいろお話ししてみましたが・・
全体的にみて、自転車は運動不足解消にはかなり役立つと思います。
なのでもし自転車が好きで、運動不足を解消したい!と思われるのなら、
自転車で走り回って達成する!というのを、目指してもいいかもしれないです。