ブロンプトンは重いけど転がし輪行NGなので、「持ち運び」のコツを徹底追求してみた

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ブロンプトンを持ち運ぶ

ブロンプトンは、「転がす」ことで、簡単に運べる自転車です。

しかし・・・転がし輪行は「NG」となる場合があります

 

たとえば、この記事を書いている時点では、JRでは基本的に転がし輪行はダメ、
ということになっています。

 

ルールとかは、時期によっていろいろ変わりますし、いろいろなケースがあるのですが・・・

「できない状況がある」というのは、間違いないです。

ブロンプトンイージーホイール

ブロンプトンは画像のように、
「イージーホイール」などといった、転がし用のホイールを装着できますので、
台車でも運ぶようにコロコロと転がして、ラクに「転がし輪行」をすることができるのですが・・・

 

ブロンプトンを転がせない場合は、ブロンプトンを手で持ったり、肩ベルトで背負ったりなどして、
「持ち運ぶ」しかないです。

 

私も現在、ブロンプトンを生活の道具として、よく使っているのですが・・・

ブロンプトンを転がせない状況では、
いつもブロンプトンを持ち上げて、持ち運んでいます。

 

しかし・・・ブロンプトンは重いですので、
駅のホームをずっと持ち運び続けるのは、かなり、疲れるものです。。

腕も、痛くなってしまうことが多いです。。。

 

しかし実は、ブロンプトンは持ち運び方を工夫することで、
ただ単に持つときよりもかなりのレベルで、身体への負担を、減らすことができたりします。

 

以下、持ち運び方の工夫で、
私がブロンプトン生活の中で「有効だ」と思ったものについて、書いていきます。

ブロンプトンをできるだけ「体に近づける」

ブロンプトンは、体に近づけた状態で持てば、
体から離した状態で持ち続けるより、負担が小さくなります。

 

これは、たいていの荷物でそうだと思います。

10kgくらいの重いバッグ・・・
腕を伸ばし、体から離した状態で持ち運べ・・と言われたら、
まず無理ですよね。

バッグを、体の脇で、体にぴったりくっつけるようにして持つほうが、
はるかにラクなはずです。

 

ブロンプトンも同じで、車体が、できるだけ体にぴったりくっつくようにして持つと、
長時間でもラクに、持ち運ぶことができます。

ブロンプトンを持ち運ぶ

こんな感じで車体に、脚をぴったりくっつけるようにして、持ち運びます。

 

キャリーハンドルといったものを装着するか・・といったところは、人それぞれだと思いますが、
私はメインフレームを直接、手で持つ方法が、
車体をダイレクトに持つことができますので、気に入っています。

 

コツとしては・・・ブロンプトンはけっこう、複雑な形をしていて、
折りたたみ状態で、凹凸がたくさんあるのですが・・・

ブロンプトンの凹部分に体を密着させるようにすると、
ブロンプトンと体を、極限まで近づけることができるようになります。

 

もちろん、ブロンプトンをぴったり近づければ近づけるほど、
脚にがっつり干渉して、脚の動きといっしょにブロンプトンが前後に揺れるようになってしまいます。

脚にぴったりくっつけた状態で、大股で歩くと、あわせてブロンプトンをぶんぶん振り回すようになってしまうので、
ブロンプトンを持ちながら歩くときは、小さい歩幅で急がずに歩き、
脚の動きにあわせて小さく、ブロンプトンが前後に揺れる感じにすると、いいと思います。

 

そして・・ブロンプトンは折りたたんだ状態で、左側に重さが集中しやすいです。

なので持つときは左側から持つと、うまくいきやすいです。

からだの右側に、車体がくる形ですね。

右側から持つと、重心が体から離れてしまいます。。

 

・・・と、ブロンプトンをできるだけ体に近づけられるようにいろいろ工夫すると、
かなりラクに、ブロンプトンを持ち運べるようになります。

身体に当たる部分で、「尖った部分」をなくす

ブロンプトンを手で持ち運ぶときは、当然、車体が体に当たる部分がでてくるのですが・・・

体に当たる部分で、「尖った部分」や「カド部分」があると、
当然、体に当たり続けて、痛いです。。。

 

短時間、持ち運ぶくらいなら我慢できるのですが、
駅のホームひとつぶんとか、乗り換えのための長い持ち運びとかで、
長時間持ち歩くと・・かなり、持ち運びにくくなってしまいます。

 

尖った部分というと、具体的には、「折りたたみペダルのカド部分」がけっこう、痛かったりします。

ブロンプトンペダルの尖った部分

画像の、赤丸のあたりですね。

ブロンプトンオーナーの方でしたら、ここが痛いというのは、おわかりいただけると思います・・・笑

 

ですので私はペダルを、この純正折りたたみペダルから、
三ヶ島というメーカーの取り外し式ペダルに交換しています。

ブロンプトン取り外しペダルの取り外した後

取り外しペダルだと、ペダルを外した状態だと、
画像のような金具だけが残るのですが・・・

これだと丸っこくて小さいですので、からだに変に干渉したりしてしまうことは、ほぼありません。

 

それ以外にも、いろいろとパーツを設置していくと、
持ち運ぶとき体に当たってしまうような、尖った部分がでてくるものです。

たとえば、フレームに鍵などを装着するときに、
身体にへんに干渉してしまうかもしれません。

 

なので体に当たって、持ち運びにくくなるのを防ぐために、
体に当たると痛いようなパーツはできるだけ、装着しないほうがいい・・と思います。

ブロンプトンの持ち運びに、「慣れる」

3つめは、なんだか、身も蓋もない感じになりましたが・・・笑

 

実際、ブロンプトンでの輪行を繰り返し、
ブロンプトンの持ち上げ輪行を何度も何度も、経験していくと、
身体が「ブロンプトンを持ち続ける」という動作に、慣れていきます

 

なんと言いますか・・・腕だけでブロンプトンの重さを負担していたものを、
腕だけではない、身体全体に分散させられるようになる・・といった感じでしょうか。

こればっかりは、言葉で説明するのが難しいのですが・・・

 

重いブロンプトンは腕に負担をかけますので、持ち運んでいると、腕が痛くなってくることはとても多いのですが・・・

この「重さを全身に分散させる」感覚を覚えれば、
腕だけにブロンプトンの重さが集中することはなくなり、
体全体でブロンプトンを運ぶ感じになりますので、かなり、ラクになります。

 

パーツの配置など、いろいろと工夫するのもいいのですが・・・

 

「習うより慣れよ」の言葉どおり、持ち上げ輪行に慣れたいのであれば、
とりあえず、何度も何度も、持ち上げ輪行を繰り返してみる・・

というのも立派な、身体への負担を減らす方法だと思います。

 

 

・・・と、ブロンプトンを楽に「持ち運ぶ」方法を、
いくつか、挙げてみました。

 

ブロンプトンの「転がし輪行」のコツ、といったものもあり・・・

うまく転がせるようになれば、ほとんど疲れることなく、
ずっとブロンプトンを運べるようになるのですが・・・

しかし、ブロンプトンは転がせる自転車なのに、
けっこう、転がし輪行をしてはいけない場合も、多いのです。。。

 

転がせないのであれば、それはそれで仕方がないですので、

だったら、ラクに「持ち上げ輪行」ができるように、いろいろ工夫してみる・・というのも、
快適なブロンプトンライフを送るためには、必要なのではないか・・と思います。

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海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
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