ブロンプトンをメンテナンスしていると・・・
ブロンプトンがぐらつく!倒れる!固定できない・・!!!
ブロンプトンオーナーの方なら一度は、ストレスを溜めたことがあると思います。
こんな感じの「お座りスタイル」でも一応、自立はするわけですが・・・
もちろん、高い固定力なんてありませんから、
ちょっと力をかけるとすぐに、倒れてしまいますよね。
もちろん、この問題を解決するためには、メンテナンススタンドを買えばいいです。
そしてロードバイクなどであれば、専用のスタンドなどがたくさん出ていますので、
そういったものを買えばいいわけですが・・・
「ブロンプトンに合う」メンテナンススタンド・・というと、
どれが最適なのか?あまり知られていないと思います。
私はもう7年ほどブロンプトンを使っていて、メンテナンスもいろいろやってきたのですが・・
その中で「こうすればメンテ中、ブロンプトンをがっちり固定できる!」というのが、できあがってきました。
なので以下、方法やアイテムを紹介していこうと思います。
目次
ブロンプトンを持ち上げて固定!最適メンテナンススタンドはこれ!
まず、ブロンプトンを「持ち上げて」固定できるものですね。
持ち上げることができると、猫背にならずに作業ができますので肩こり・腰痛予防になったり、
車体の低い部分とかにもアクセスしやすくなったり・・と、メリットが多いです。
ロードバイクとかと同じ製品でいいんじゃね?と、思われるかもしれませんが・・・
ブロンプトンにはフレームが太いという、ポイントがあります。
スタンドで挟むべき部分が、普通の自転車よりかなり太いわけですので、
それをちゃんと挟んで固定できる!・・というのが、必要なのです。
もちろん、いろいろな製品があると思うのですが・・・
私が長年使っていて、ブロンプトンの整備に向いている!と思ったのが、
「サンワダイレクト」製の、以下のスタンドです。
モノとしては、こんな感じですね。
そしてこんな感じで、ブロンプトンを固定できるわけです。
安価な、定番品ではありますが・・・
これはブロンプトンのぶっといフレームも、ちゃんと固定できるだけのキャパがありました。
こんな感じで、がっちり挟み込んで固定できますね。
挟み込む「幅」が足りないと、ブロンプトンを固定することはできませんので、ここはすごく重要なところなのです。
挟み込む幅は、メーカーのカタログを見てみると、
サンワサプライ社の該当ページより画像を引用
こんな感じで「幅 25 mm-45 mm」に対応する、となっています。
なので挟み込みの幅が45mmもあれば、ブロンプトンの太いフレームでもちゃんと固定できる、と言えると思います。
もちろん挟み込みの幅といったスペックは、モデルチェンジなどにより変わることがあり得ますので、そのあたりの情報にはじゅうぶんご注意ください。
そしてこのメンテナンススタンドは、ブロンプトンの重さにも負けず、しっかり安定してくれます。
ブロンプトンをくるくると回転できるので車体の裏側とか、
メンテナンスしにくい場所にも、ちゃんとアクセスできますし・・・
メンテナンススタンドあるあるの、「ハンドルが動いてしまう」問題も、
ハンドルを固定できるパーツがついていますので、ちゃんと対応できます。
工具を一時的に置いておける、皿部分もなかなか、便利です。
耐久性としても、私はこのスタンドをもう5年ほど使っているのですが、
壊れる気配も見せずバリバリ、現役です。
(もちろん、壊れない保証!とかは、できませんが・・・)
全体的なスペックとしては、
サンワサプライ社の該当ページより画像を引用
こんな感じですね。
耐荷重も30kgありますので、たとえ改造で重くなったブロンプトンでも、まったく問題なく支えてくれるはずです。
この製品は「四本脚」タイプなので、どこにでも安定して設置できる!というメリットもあります。
とはいえ、「置き場所のスペースを大きく取ってしまう」というデメリットもありますので、それが気になる場合には・・・
この「二本脚・壁寄せ」タイプの亜型もあります。
これも同じくサンワサプライの、兄弟分のような製品なのですが、
壁に寄せて設置することができますので部屋が狭い場合でも、設置しやすいです。
これも角度調整機能、ハンドル固定、工具トレイといった同様の機能がついていますし・・・
サンワサプライ社の該当ページより画像を引用
挟み込みの幅も「50mm」ありますので、ブロンプトンをゆうに挟み込めるサイズですね。
こっちのタイプのデメリットとしては、作業場所が壁に近くなってしまうので、
メンテナンスのときにやや、動き回りにくくなってしまうということです。
なのでやや大きくスペースをとってもいいので、作業時の「動きやすさ」を重視するなら四本脚タイプ・・と、そういうことになると思います。
もちろん、どんなアイテムが良いか?は人によって違うので、
最終的には自分自身でいろいろ検討して、選んでいくわけですが・・・
ブロンプトンをちゃんと固定できる、メンテナンススタンドが欲しい!という場合には、
このあたりから選んでおけば、大きな間違いはないのでは?と思います。
ブロンプトンを「床に」固定するならこのメンテナンススタンド!
自転車のメンテナンスは「高い位置」でやるのが、いろいろと有利だとは思うのですが・・・
ブロンプトンを「床に」固定したい場合というのも、けっこうあります。
ハンドルまわり・サドルまわりなど、車体の「高い部分」をいじりたい時・・というのが、主でしょうか。
そんな時は、ブロンプトンを床に固定するべきなのですが・・・
いろいろな方法があるとは思うのですが、私の場合には、
前後のホイールを、それぞれ違ったスタンドで固定する方法が、ベストだと思いました。
こんな感じですね。
前輪だけ・後輪だけをひとつのスタンドで固定しても、ちゃんと立つことは立つわけですが、
固定力が甘く、ぐらついてしまうことも多いです。
特に、ペダルを外す!とかの、パワーが必要な作業で、
そのパワーに負けていきなり倒れてきたり・・!というのは、経験された方も多いのではないでしょうか・・?笑
なので私の場合は、以下の2タイプの製品で前輪・後輪両方を固定するのが、ベストだと思いました。
まず、この製品を「前輪」に使います。
これは小径車に限らず、ホイールを固定できるスタンドなのですが、
ブロンプトンのホイールもちゃんと、固定してくれます。
こんな感じのものですね。
そして・・・
これを「後輪」に使います。
これは定番中の定番の、「ブロンプトン専用スタンド」なのですが、
さすがに専用品だけあって、しっかりとした安定性や固定力があります。
モノとしては、こんな感じです。
前輪も後輪も、同じスタンドいいのでは?・・と思われるかもしれません。
しかし「ブロンプトン専用スタンド」は、後輪専用ですし、
挙げましたNinoLiteの製品はそこまで、がっちりとした固定力はありません。
なので私がいろいろ試してきた限りでは、この2製品を組み合わせるのがいちばん、
ブロンプトンを安定させられる・・と、感じました。
こう、固定するわけですね。
この状態にすればメンテナンス中、ぶつかってしまったり、強いパワーを掛けたりしても、
ぐらついたり、スタンドから外れていきなり倒れたり・・なんてことはまず起きないと思います。
・・・と、メンテナンスでブロンプトンをちゃんと固定する方法を、語ってみました。
このあたりの方法とかアイテム選択とかは、人によってかなり違ってきますので、
最終的には自分に合う方法を、自分で見つけることにはなるのですが・・・
ブロンプトン愛好家の方の、なんらかの参考になれば幸いです。