リムテープ、そろそろ劣化してきたし、交換しないとなぁ・・
よし、自分で交換してみよう!
でも・・交換方法がわからない・・!
なかなか外れないので、簡単に外す方法を知りたい!
貼り方はどうやるの?
そもそもの、サイズなどの選び方は?
・・というのはよく、持たれる疑問のようです。
なのでこの記事では「リムテープの交換方法」について、徹底解説していきます。
目次
リムテープの「外し方」はどうやる?
リムテープを交換しよう!とした場合・・
まずやるべき作業はリムテープ外し、です。
交換したいならまず、古いリムテープを外さないといけませんが・・
リムテープはホイールにぴったり・がっちり密着しています。
なので意外とこの「外す」が、うまくいかないケースは多いようです。
もちろん外れればどんな方法でもいいわけですが・・私は、
こんな感じの「千枚通し」を使って、外しています。
千枚通しをたとえば、リムテープの「バルブ穴部分」に、
こう、引っ掛けて・・
こんな感じでぐいーっと引っ張りあげれば、リムテープは浮きます。
そうしたら千枚通しをいったん抜いて、リムテープが戻りきらないうちにすばやく、
こう、横から入れ直せば固定できます。
ここは千枚通しもう1本か、他の似たようなアイテムを使えば、よりやりやすくなります。
固定できたら・・
こう、横からはさみを入れれば、簡単にカットできます。
外れました。
リムテープはホイールにぴったり貼り付いているので、なかなか外せなかったりするものですが・・
こういった方法を使えば、さくっと外せるのでは・・と思います。
リムテープの「貼り方」はこう!
リムテープを外したら・・次は、新しいリムテープの貼り付けです。
手順ですが・・まずリムテープに開いた穴を、
こんな感じで「バルブが通る穴」に合わせます。
あとはリムのふちに合わせて、指ではめ込んでいくだけです。
途中で長さが足りなくなりますが、リムテープは伸縮性があるので・・
ぐいーっと引っ張って伸ばして、最後まではめこんであげましょう。
完成です。
テープによじれとか、めくれとか無く、きっちりはまり込んでいることは確認しておきましょう。
リムテープの「選び方」の基準は?
リムテープを交換したいとして・・
どんなところに気をつけて、選べばいいの?
②:長さ(直径)
③:対応圧力
の3点が対応していれば、大丈夫です。
①・②の「幅と長さ」ですが・・
リムテープはリムに隙間なく、ぴったりジャストフィットするものです。
なのでサイズがわずかでも違えば、ちゃんと装着することはできません。
そして、リムテープのサイズはたとえば「18-622」みたいな形で表記されているはずです。
こんな感じですね。
これはロードバイク用の定番リムテープで、サイズが「18-622」となっています。
このサイズは「ETRTO表記」というものです。
ETRTOについて詳しくは、上の記事で解説していますが・・
たとえば「18-622」なら、「幅18mm、直径622mm」という意味です。
そして例えば、一般的なロードバイク用タイヤは「700C」で、これは「直径622mm」に相当します。
なのであとは例えばノギスなどで、装着する部分の「幅」がわかれば・・
それで直径・幅ともに装着可能となりますので、ちゃんと装着できる!という感じです。
とはいえ、実際にはそれぞれ何mmなの?は、分かりにくいところでもありますので・・
こんな感じのリムテープに書いてある表記を見るのが、いちばん簡単かもです。
このチューブだと「18-622」と、ちゃんと書いてありますね。
タイヤ・チューブを外さなければいけないのが、ちょっと面倒ではありますが・・
これを読むことができれば、これとまったく同じサイズのテープを買うだけになりますので、おすすめです。
あとは③の「対応圧力」ですが・・
これもリムテープ自体にも書いてありますし、ネットの商品紹介ページなどでもわかるはずです。
もちろん、いつも入れる最大気圧以上のものを選ぶように、です。
リムテープの「交換頻度」はどのくらい?
リムテープの交換って、どのくらいの「頻度」ですればいいの?
交換のサインとなるような「目安」って、ある?
ここは、何年!みたいな一概に言える基準はないですが・・
「リムテープ劣化によるパンク」を繰り返す
この場合は明らかに、交換するべきです。
リムテープとは何?どんな役割?といったことは、
上の記事で解説しているのですが・・
リムテープは基本的に「リムに空いた穴による、チューブへのダメージを防ぐ」ためのパーツです。
なのでこれが劣化すると、チューブにダメージがきて・・パンクしてしまいます。
ので、そういうタイプのパンクを繰り返す場合はもちろん、換えどきです。
見分け方としては・・チューブの「リム側」に、やたらと穴が開く場合とかは、怪しいですね。
通常、小石などによるパンクは「地面側」に起きるはずですので・・
その逆の「リム側」に穴が開くというのは、リムテープ劣化が原因の可能性がそこそこあります。
あとは・・タイヤ・チューブの交換時に、いっしょに交換するもアリだと思います。
タイヤなどの交換時に同時にやれば、リムテープ交換はすぐに終わりますし・・
リムテープ自体も安いので、費用もほとんどかかりません。
なのでタイヤなどの交換時にさくっとやっておくのも良いな、と思います。
あとは・・期間でいうなら、1-2年に1回とか、そのくらいでしょうか。
ここははっきりした基準は無いですが・・
と、今回はリムテープの交換をテーマに、いろいろな視点から解説してみました。