ペダルレンチはいらないのか?

ペダルレンチ

ペダルを締め込むためには、ペダルレンチが必要らしいけど・・

必要かな?買おうかな?と考えはしたけれど・・

ペダルレンチって、いらないのでは?

 

工具は、本当に必要なものだけを揃えたいものです。

なのでペダルレンチは実は、無くても大丈夫!

もしそうであれば、買うのは控えておきたいところです。

 

なのでこの記事では、ペダルレンチって本当に必要?

他の工具で代用できる、とか無いの?

ここを解説していきます。

ペダルレンチは、こういうもの

まず最初に、ペダルレンチとは・・

ペダルレンチ

ペダルレンチ

こんな感じの、ペダル整備専用の大型レンチのことです。

 

これを、

ペダルレンチ

ペダルレンチ

こんな感じでペダル軸に噛ませて、締めたりゆるめたりするわけですね。

 

そしてペダルレンチは、この用途だけに特化した製品だけあって・・

ペダル整備においては、とても使いやすいものです。

 

具体的には、

  • 強いパワーを出すための「長さ」と「頑丈さ」がある
  • ヘッドが「薄型」で、セットするべき場所にちゃんと入る

こういった特徴があり、これらはペダル整備に最適な特徴なんですね。

 

じゃあ、やっぱり必要なのでは?と思われるかもしれません。

もちろん、有って困るものでもないのですので、買ってしまってもいいとは思うのですが・・

以下、ペダルレンチがいらないケースをいくつか考えてみることにします。

「普通のレンチ」で対応できるなら、いらない

まず、ひとつめのケースです。

「普通のレンチ」でペダルに対応できるなら、ペダルレンチはいりません。

 

普通のレンチというのは、ペダルレンチではないレンチ全般のことですね。

もちろん、レンチにはさまざまな用途の、さまざまな製品がありますので・・

あなたの家の工具箱にも、入っているかもしれません。

 

私の家の工具箱にも、

モンキーレンチ

こんな感じの「モンキーレンチ」というものが入っていました。

ヘッドをさまざまなサイズに対応させられる、可変式のレンチですね。

 

そしてそういった汎用レンチがペダルにバッチリで、問題なく整備に使えた!

もしそうであれば、わざわざ改めてペダルレンチを買う必要も無いでしょう。

 

とはいえ実際には・・おそらく普通のレンチは、ペダル整備には使いにくいかもしれません。

理由は上で挙げた「長さと頑丈さがある」「薄型」といった、ペダルレンチとしての特徴が無いと思われるからですね。

 

特に「薄型」のほうは重要です。

ペダルを整備するときは、レンチを、

ペダル軸の隙間

この「ペダル軸の隙間」に差し込む必要があります。

なのでここに入らないくらいの厚みがあるレンチは、そもそも使えないわけですね。

 

とはいえもちろん、そういったところをクリアしたレンチをたまたま持っている可能性もあり・・

もしそうであれば、ペダルレンチはいらない!ということになります。

「六角レンチ」で対応できるなら、いらない

ペダルには、ペダルレンチのかわりに「六角レンチ」で整備できるタイプもあります。

ペダルに開いた六角穴

こんな感じで、六角レンチ用の穴が開いていて・・

 

ペダルを六角レンチで整備

こんなふうに、六角レンチを使ってゆるめたり締めたりできるわけですね。

 

そして、ゆるめたり締めたりに毎回六角レンチを使うなら・・

もちろん、ペダルレンチはいらないです。

 

とはいえ、ペダルを六角レンチで締めるにあたっては「注意点」が多いものです。

まず・・

長い六角レンチ

こんな感じの「長い六角レンチ」は必須になってきます。
(下の短いものは、比較用の普通のレンチです)

 

ペダル整備には、ものすごい高トルクが必要なので・・

普通の六角レンチだと、トルクがとてもじゃないですが足りません。

なので強いトルクが掛けられる、ロングタイプが必須なのです。

 

そしてロングタイプの六角レンチであっても、パワー的にはペダルレンチよりかなり不利です。

六角レンチは、ペダルレンチよりはるかに細いですので・・

特にペダルを「緩める」ときに力が足りず、なかなか緩められない。。となりがちなのです。

 

そして六角レンチは「六角穴を壊す」可能性もあります。

ペダルに開いている六角穴は、ペダルレンチを掛ける部分よりはるかに脆く・・

うまく六角レンチが入っていない状態ですごいパワーを掛けたりすると、あっさり潰してしまうかもしれません。

 

と、六角レンチによるペダル整備には、いくつかのデメリットもあるわけですが・・

それでも、ペダル整備は六角レンチで問題なく行える!六角レンチでやる!

そういう場合は、ペダルレンチはいりません。

「トルクレンチ」を使うなら、いらない

トルクレンチ」を使ってペダル整備をする場合も、ペダルレンチは不要となります。

 

トルクレンチというのは、「決まった強さ」でパーツを締める機能を持ったレンチです。

これによってパーツを締めるときの「ゆるすぎ」「締めすぎ」を防ぐことができて・・

走行中に外れたり、締めすぎで壊したり、を防げるという優れものですね。

 

そしてトルクレンチには、ペダルに対応したものもあります。

どういったものが対応するのか?といったところは、

対応するトルクレンチがなかなか無い「ペダル」を、ちゃんと規定トルクで締められる製品を紹介しています。

上の記事で紹介しているのですが・・

トルクレンチ ペダル用アダプター

こんな感じで「トルクレンチ」と「ペダルアダプター」を両方購入すれば、ペダルをトルクレンチで締められるようになります。

そしてトルクレンチの機能を使い、毎回、正確にペダルを締める!

もしその場合は「普通のペダルレンチ」は、不要となってきます。

「ショップに依頼する」なら、いらない

ペダルの整備を「ショップに依頼」する場合も、ペダルレンチはいらないです。

これはまあ、当然ですよね。

 

ペダル整備は、意外と手こずることが多いものです。

特に、ペダルを「外す」とき、どうしても外れなくて詰む。。ということが多いようですね。

なので整備に自信が無い場合は、最初からショップに整備をお願いしてしまう!というのも選択肢になります。

 

ショップで買ったペダルであれば、無料で交換してくれる場合もありますし・・

ペダルのようにちょっと扱いが難しいパーツは、すべてショップにお任せしてしまう!

これも、もちろんアリな方針だと思います。

でもやっぱり、1本あると便利

と、ペダルレンチがいらないケースをいろいろ挙げましたが・・

私自身はペダルレンチを持っているのですが、ペダルレンチはあると便利なものではあります。

 

特に、固くなったペダルを「外す」ときにはペダルレンチが最強ですね。

ロードバイクのペダル、固すぎ!がんばっても外れない!!・・を何とかするための「外し方のコツ」を解説しています。

固いペダルをうまく外す方法は、上の記事にまとめてあるのですが・・

「長くて頑丈なペダルレンチ」で、しっかり力をかけて緩める!

この方法がやっぱり、一番だと思います。

 

ペダルレンチが無いと、「六角レンチ」「普通の汎用レンチ」「トルクレンチ」といったそれ以外でゆるめることになるわけですが・・

それぞれ、ゆるめるときの使い勝手はペダルレンチに劣ります。

 

そしてペダルレンチはそこまで高価なものでも、そこまでかさばるものでもありません。

なので1本、持っておいてもいい工具なのではないか・・と個人的には思います。

 

ペダルレンチのおすすめは、

長くて頑丈なペダルレンチ

上のものですね。

私自身、これを使っているのですが・・

「長さ」「頑丈さ」「持ちやすさ」といった基本性能が高く、気に入っています。

 

 

今回はペダルレンチはいらないのか?をテーマにお話ししてみました。

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【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
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