サンワダイレクトのメンテナンススタンドを徹底レビュー!【800-BYWST】

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スタンドの外観

サンワダイレクトのメンテナンススタンドって、どう?

 

サンワダイレクトといえばPC用品とか、オフィスアイテムとかが主なメーカーです。

しかし・・ここのメンテナンススタンドがなかなか使いやすくて、しかも安く、いい感じです。

サンワダイレクトのメンテナンススタンド

私自身、この記事を書いている時点でもう5年ほど、このメンテナンススタンドを使い続けているのですが・・・

特に壊れる気配もありませんので、もうずっとコレでいいんじゃないかな・・とか思っています。

 

この記事では、サンワダイレクトのメンテナンススタンド(800-BYWST1)って、実際どう?

そんなところを解説していきます。

スタンドの特徴は、こんな感じ!

まず、スタンドの全体像としては・・・

スタンドの外観

こんな感じです。

 

そしていちばん大事な、自転車をグリップし固定する部分は、

自転車をグリップする部分

こんな感じですね。

 

このグリップ部分はまず、

グリップ部分調整ネジ

この底面にあるネジで、グリップ部分の「開き具合」を調整した上で・・・

 

グリップ部分のクイックリリース

この、クイックリリースレバーみたいなのを締めることでがっちりと固定します。

 

挟み込める幅としては・・・

挟み込みの幅

サンワサプライ社の該当ページより画像を引用

こんな感じで「幅 25 mm-45 mm」に対応しています。

いろいろ計測してみるとわかりますが・・幅45mmともなると相当にぶっといフレームですので、
普通に売られているロードバイク・クロスバイクとかなら、まあ大体、対応するのではないかと思います。

 

ここに、まあ10kg前後とか、そのくらいの重さの自転車を固定するわけですが・・

自転車を載せた状態

私が使っている限りでは手前に倒れてくるとかも全然なく、しっかりと安定してくれます。

 

角度を固定するためのパーツが、

角度固定ダイヤル

ここにありますので・・これを一度緩めてからだと、

向きを変えて自転車を固定

こんな感じで、ぐるぐる回しながら自転車を整備することもできます。
(重さなどによりズレてくることはありますので、そこは工夫が必要です)

たとえば底面のほうの拭き掃除とか、低い場所の注油とかに使えて、なかなか便利です。

 

作業のしやすさに直結する「高さ」を調節するレバーが、

高さの調節レバー

これで、これを緩めてポールを上下に動かすことで高さを変えられます。

 

自転車メンテナンスは、猫背になりやすくて「腰痛」を起こしやすかったりするものですが・・・

このスタンドはかなり高い位置に自転車を配置できますので、無理がない自然な姿勢で作業できるようになります。

 

あとは「脚の開き具合」を調節するレバーが、

脚の開き具合調節レバー

ここにありますので・・・これを一度緩めてから調節することで、

脚を開いた状態

最大だと、脚をここまで開くことができます。

スペースを多く取りますが・・ここまで開くとかなり安定させることができます。

 

また、実際に整備してみると「ペダルが、この脚に当たって回せない」ことがよく起きるのですが・・・

脚を大きめに開くと、脚が邪魔になりにくくなりますのでそのあたりも調節できますね。

 

逆に、脚を閉じるほうでは、

脚を閉じた状態

こんな感じに完全に閉じることができますので、収納するときスペースもとりません。

 

さらに「ハンドル固定パーツ」といったものも、ちゃんとついていますので、

ハンドルを固定した状態

しっかりと固定できて、整備でありがちな「ハンドルが動いてイライラする」問題も防ぐことができます。

 

全体として、プラスチックのパーツも多いのですが・・

支柱部分とか脚部分とかの、重さを支える重要なところはちゃんと「鉄製」です。

なのですぐ壊れる。。剛性が足りなくてぐらつく。。なんてことも起きにくいと思います。
(実際、5年間使っても特に壊れたりはしていないです)

 

この製品は時期にもよるのですが、おそらく1万円未満で手に入ると思います。

そしてその割には「安かろう悪かろう」ではない、しっかりした構造の品だと思います。

サンワダイレクトのメンテナンススタンド

「デメリット」は、こんな感じ!

このサンワダイレクトのメンテナンススタンド・・「デメリット」もあります。

 

一番は、「質感」が低いことでしょう。

デザインは全体的に野暮ったいですし、プラスチックにはバリなんかも結構あります。

なので洗練された工具を持ちたい!みたいな「所有欲」を満たす・・なんてのは、このスタンドだと難しいかもしれません。

 

とはいえ・・メンテナンススタンドに見た目なんて気にしない!便利に使えればOK!

という私のようなニーズにとっては、コスパのいい良品になってくると思います。

 

 

もうひとつのデメリットは「場所をとる」ことですね。

紹介しましたスタンドは4本脚タイプですので、安定させようと脚を広めにするとどうしても、かなりの場所をとるのです。。

 

しかしここは「使うときだけ脚を展開する」とかでもちろん、対応できます。

 

もしくは・・・

メンテナンススタンド 二本脚・壁寄せタイプ

同じくサンワダイレクトからこの「2本脚・壁寄せ」タイプも出ていますので、
コレだと場所を取りにくくて、部屋が狭くても設置しやすいです。

とはいえ壁寄せタイプには壁側に回って作業がしにくいという別のデメリットがでてきますので、そこは注意ですね。

壁側に寄せてしまうのでもちろん、そっち側のスペースが小さくなってしまうからです。。

 

サンワダイレクトメンテナンススタンドの「デメリット」と言えば、そんなものだと思います。

 

 

メンテナンスにちゃんと使える最低限の性能があって、リーズナブルな価格のものが欲しいのであれば、
この「サンワダイレクトのメンテナンススタンド 800-BYWST1」は大きな間違いにはならないのでは・・と思います。

サンワダイレクトのメンテナンススタンド

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