自転車のペダルが滑る!滑り止めの方法を徹底解説!

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三ヶ島ペダル

自転車のペダルがずるっと滑ってしまい、
危ない思いをしたことはありませんか?

 

特に、ママチャリに最初からついてくる感じの、安価なプラスチック製ペダルですと、
滑りやすいと思います。

そういったペダルは雨が降っていたりすると、もう、どんどん滑ってしまいますよね。。

 

そして滑ってしまうと、乗りにくくなるだけじゃなく、転んだりするリスクも上がってしまいます。

しかも、滑るぶんパワーが逃げてしまいますので、
無駄に疲れるはめにもなってしまいます。。

 

このペダルがずるずる滑る問題に、悩む人はけっこういるようです。

なのでこの記事では、自転車ペダルの滑り止めの方法を解説していきます。

滑り止め力が高い「ペダル」に交換する

まず・・ペダルが滑る問題の解決で「王道」と言えるのが、「ビンディングペダルへの交換です。

 

当然、ビンディングペダル・ビンディングシューズを導入し、シューズペダルに固定すれば・・

ビンディングが外れてしまわない限り、滑ることは一切なくなります。

なのでロードバイクなどの自転車を買って、ある程度乗り慣れてくると、
ビンディングに移行する人が多いものです。

 

しかし・・ビンディングは日常生活で使うには、かなり、わずらわしいです。。

私もしばらくの間、自転車のペダルをすべてビンディングにして乗っていたのですが・・・

毎回バチンとはめるのは面倒だし、シューズが歩きにくいものになるのも面倒だし・・となって、
結局、使わなくなってしまいました。

 

レースに出たり、レースの練習をしたりするならもちろん、ビンディングを使うほうがいいのでしょうが・・・

私としては、ビンディングのわずらわしさに悩まされることなく、
しかも、ペダルが滑る問題を解決したい!・・と、贅沢なことを考えていました。

 

滑り止めテープを使うか?とか、いろいろ検討してはみたのですが・・

いちばん効果的だったのは、優秀なフラットペダルへの交換でした。

 

たとえば「三ヶ島」という会社のフラットペダルは、滑りにくさにおいてすごく優秀です。

さらに剛性感、ベアリングの回転、といった基本性能においても全体的に優れています。

長年使ってきて、これが最強!と感じている「三ヶ島製フラットペダル」の、その良さやデメリットなどを解説しています。

三ヶ島フラットペダルについては、上の記事で詳しく解説しているのですが・・

多くのペダルで、靴をがっちりと固定する凹凸の多い構造が使われていたりして、
これまでに私が使ってきたペダルたちの中では、トップクラスの滑り止め能力があると思いました。

 

ペダルのアップグレードは、雨の日も含めて、
ペダルが滑りやすい問題を一発で解決してくれる、すごくコストパフォーマンスのいい投資だと思います。

滑り止め力が高い「シューズ」に交換する

そしてペダルだけでなく、優秀なシューズの導入も、なかなかに効果は高いです。

 

滑り止め能力が高いシューズを使えば、晴れた日はビンディングか?と思うくらい滑りにくくなりますし・・

雨の日でもぜんぜん危険に感じないくらいの、優秀なグリップ力を見せてくれます。

 

では・・自転車で滑りにくいのは、どんなタイプの靴なの?

 

靴には、靴底がでこぼこしているもの、フラットなもの、といったものがあると思うのですが・・・

自転車のペダルに最適なのは、「靴底がフラットな靴」です。

靴底がフラットな靴

こんな感じの、平坦なものですね。

 

逆に、

靴底がでこぼこした靴

こんな感じで、靴底に凹凸が多い靴はあまり、自転車向きではないです。

 

靴底がフラットだと、ペダルに触れる「接地面」が大きくなります。

そして摩擦力は接地面が大きいほど、大きくなりますので・・

フラットな靴のほうが摩擦が強く、滑りにくい!となります。

 

具体的に、どんなシューズがいい?

たとえば私自身は、

クロームの靴を買おうかな?と悩んでいる方向けに、自転車で使いやすいの?デメリットは?などなど解説しています。

上の記事で解説する「Chrome(クローム)」の靴を愛用していたりします。

 

Chromeの靴は、街で履いていても違和感が無いタイプのデザインで・・

しかし靴底はフラットでペダルに合い、さらに滑りにくさもかなりのレベルだったりします。

なのでもしペダルの滑りやすさに悩むなら、選択肢にはなるのではと思います。

滑りにくい「乗り方」を使う

装備だけじゃなく「乗り方」もけっこう、重要です。

 

ペダルが滑るのは、ペダルに「滑るような力が加わったとき」です。

たとえ氷の上でも・・横方向の力がまったく掛かっていないなら、滑らないですよね。

そしてこの「滑るような力」が大きくなってしまう乗り方・小さくなる乗り方、というのがあったりします。

 

たとえば、脚の力だけでグイグイとペダルを踏んでしまうと・・

そのパワーで、靴が滑ってしまいます。

なので脱力し、体幹の力メインでなめらかにペダリングしていくようにすると・・
靴はより、滑りにくくなります。

 

まあ、このあたりは難しいですし、私自身も練習中のことなのですが・・笑

 

 

もしくは「後傾」という乗り方をしてしまうことは、多いです。

後傾は自転車の後ろ側に、体重がオチてしまっているような乗り方で・・

文字通り、後ろに傾き続けるような乗り方になってしまうので、
その傾く力によって、ペダルが滑りやすくなりがちです。

 

後傾については、

自転車に乗っているとすぐ疲れる・・の原因「後傾」や、どういう乗り方をすれば疲れないのか?について詳しく解説しています。

上の記事で詳しく解説しています。

 

 

と、どうしてもペダルはある程度滑ってしまうのですが・・・

お話ししたような「ペダル・シューズ選び、乗り方の研究」といったものをやっていくだけでも、かなり滑りにくくなると思います。

 

ペダルは、ハンドル・サドルと並び、人間が自転車に接する場所のひとつで・・

ここが滑りやすいか滑りにくいかで、自転車に乗るときの快適さがものすごく変わってきます。

もし、いつも乗っている自転車のペダル、やたら滑るんだよなぁ・・と思われるのであれば、
この記事の内容も参考に、いろいろと試行錯誤されてみてはいかがでしょうか。

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海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【よく乗るエリア】福岡まわり

【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
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