自転車には「自転車専用シューズ」が最適です。
ペダルから足が滑りにくい!とか・・
力を掛けたとき、靴が歪みにくい!といったメリットがあるからですね。
そして「クローム(Chrome)」の靴は自転車用として、定番です。
そして、クロームの靴を手に入れようかな?と迷ったとき・・
- 他の自転車専用シューズと比べて、どんな特徴がある?
- 「デメリット」はある?
- おすすめのクローム靴って、どれ?
このあたりが、気になるところかもしれません。
私自身、自転車に乗るときの靴として、クロームの靴を使っています。
そして、他の種類の自転車専用シューズも持っていて、比較してみたこともあります。
なのでこの記事では、クロームの靴ってどう?
ここを解説していきます。
目次
クロームシューズの、定番はこれ!
クロームの靴って具体的に、どんなものがあるの?
まずはここから解説していきます。
「普通のスニーカー」タイプ
まず「フラットペダル前提の、普通のスニーカータイプ」から紹介していきます。
ビンディングがついていない、普通の靴底タイプですね。
普通のスニーカータイプの定番は・・
この「TRUK(トラック)」シリーズ・・
この「KURSK(クルスク)」シリーズ・・
そして、
この「DIMA(ディマ)」シリーズ、の3種類が定番になると思います。
このあたりは、Amazonでもさくっと手に入りますね。
「TRUK(トラック)」と「KURSK(クルスク)」のふたつは、靴紐でしっかり固定するタイプで・・
「DIMA(ディマ)」は足をすぽっと入れられる、スリッポンタイプですね。
「TRUK(トラック)」と「KURSK(クルスク)」の違いは、ここはデザインが主だと思われますので・・
好みのほうを選べばいいかな、と思います。
参考までに私自身は、デザインを見て「TRUK(トラック)」を選びました。
「ビンディング(SPD)つき」タイプ
クロームの靴には「ビンディングつき」タイプがあります。
Chrome公式サイトより画像を引用
こんな感じで、シマノの「SPD」アダプターを装着し、SPDペダルに固定できるものですね。
SPDでありながらも「普通の靴底」も広いので、歩きやすく・・
フラットペダルに乗ったり、SPDペダルに乗ったりと使い分ける!ができる、優れものです。
クロームの靴が欲しいんだけど、ビンディングにも対応してほしい!
そんな場合は、このタイプがベストだと思います。
具体的には、
このKURSK AW PROや・・
このSOUTHSIDE PROがあります。
全てではないかもしれませんが、「PRO」がつくモデルがビンディングに対応しているようですね。
もしくはシンプルに、「クローム 靴」でAmazonを検索すれば、他にもいろいろな製品が探せます。
と、クロームの靴の具体的な製品は、こんな感じなのですが・・
これらの靴には、どんな特徴があるの?
他の自転車専用シューズや、ふつうのスニーカーとかと比べてどう違うの?
以下、そういったところを解説していきます。
特徴①:滑りにくい「靴底のパターン」
クロームの靴の特徴として・・
滑りにくいタイプの「靴底パターン」になっている
があります。
具体的には、
こんな感じなのですが・・
わりと複雑なパターンが刻まれたタイプになっていますね。
この複雑なパターンは・・
ペダルの「鋲」部分と噛み合って、滑るのを防ぐ
という効果があります。
鋲というのは、
例えば「三ヶ島ペダル」だと、こんな感じのトゲトゲ状の部分だったり・・
例えば「タイオガ シュアーフット」というペダルだと、こんな感じのねじ込み式の鋲だったりします。
特に定番の「三ヶ島ペダル」について、上の記事で解説しているのですが・・
クロームの靴は、こういった「鋲ありタイプ」ペダルとの相性が良いのです。
靴のパターンにガチッ!と鋲が食い込んで、滑らないよう固定しますので。
実際、普通のスニーカーと比べるとクロームの靴は、明らかに「鋲への食いつき」が強いです。
そしてもちろん靴が滑らないと、安全に乗れたり・・
思い切って、強いパワーを出したりがしやすいです。
なので、滑りにくいソールパターンをしている!
というのは、クロームの靴の強みのひとつです。
特徴②:靴本体が「硬い」
クロームの靴は「硬い」タイプの靴です。
靴としての「剛性」が高い、という意味ですね。
硬い靴はたとえば、強いパワーが掛かったときの「よじれ」が少なく、力が伝わりやすかったり・・
足、特に踵をしっかりホールドしてくれるので、安定しやすかったり、というメリットがあります。
逆に「やわらかい」靴だと、それらのメリットは無いかわりに・・
足をがっちりと固定しませんので、圧迫感が少なくなったり、血流が悪くなりにくかったり・・となります。
硬い靴とやわらかい靴、どっちが良い!というものではありませんが・・
それぞれそういった特徴があり、自分に向いたものを選ぶ!というところです。
そしてクロームの靴は、実際に履いてみるとわかるのですが・・かなり「硬い」です。
これは一般的な、ふつうのスニーカーと比べてもそうですし・・
たとえばファイブテンとかの、有名な自転車シューズと比べてもそう思います。
なのでクロームの靴には「力がペダルに伝わりやすい」「足ががっちり固定される」というメリットがあります。
逆に、足がしっかりホールドされるのが苦手な方には向かないかも・・
そんな感じの特徴がある靴となっています。
特徴③:形状は「やや細身」
クロームの靴は、形がすこし「細身」です。
たとえば、同じく有名な「ファイブテン」の靴と並べてみると・・
比べると、左側のクロームの靴のほうが、シュッとした細身の形をしている・・
というのがおそらく、おわかりいただけるのではと思います。
そして細身の靴は「細身の足」に合います。
これはまあ、当たり前ですね。
逆に足幅が広い人は、いつも買っているサイズを買うと「幅、狭すぎ!」となるかもしれないので・・
慎重にサイズ選びをしておくほうがいいと思います。
特徴④:見た目がオシャレ
そしてクロームの靴は、「見た目」がかっこいいです。
もちろんこのあたりの感覚は、人によるのですが・・
「自転車専用シューズ」というのは正直、野暮ったい、ダサい感じのものが多いものです。
そんな中で「クローム」の靴は、街中で履いていても違和感のない、シュッとした見た目をしていると思います。
特に私服とか、「私服に近い自転車専用ウェア」とかで自転車に乗るとき、いい感じに見えますね。
なので自転車専用靴なのに、普通の靴らしく使える!
ここがクロームの靴の、大きいメリットになるかもしれません。
特徴⑤:「ビンディングタイプ」もある
クロームの靴にはビンディング対応タイプもあります。
上でも紹介はしましたが・・
Chrome公式サイトより画像を引用
こんな感じで、シマノのSPDシステムに対応させられるものですね。
このタイプは、SPD部分にカバーをつけておけば、普通のスニーカーのように使えますし・・
SPD金具をつければバッチリ、ビンディングシューズとして使えます。
靴底が広くしっかりしていますので・・
ビンディング金具がついた状態でも、歩きやすいのもメリットです。
ビンディングシューズはどうしても「ロードバイク用!!」といった、レース系デザインになりがちです。
なのでそういうのに抵抗がある場合、ビンディング自体ちょっと。。みたいになりかねないです。
そんな中、街中でも履けるデザイン性で、しかもビンディング対応!
と「いいとこどり」が出来ているクロームのビンディング対応シューズは、なかなか良い選択になるのでは、と思います。
クロームの靴は、こんな人におすすめ!
と、いろいろ解説してみましたが・・
まとめますとクロームの靴は、
- 「滑りにくい」「剛性が高い」など、基本性能が高い自転車シューズが欲しい
- 自転車シューズでも「街中に溶け込めるデザイン性」も、捨てがたい
と、こんなタイプの靴が欲しいのであれば、大きな間違いにはならないのではと思います。
今回は「クロームの靴」について解説してみました。