中学生・高校生のロードバイクの選び方を解説!

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かっこいいオレンジ系ロードバイク

中学生・高校生だけど・・ロードバイクが欲しい!!

けど、どうやって入手すればいいの?

 

中学生・高校生がロードバイクを手に入れるのは、難しいです。

社会人ほどの「お金」は使えないですし・・

「校則」が障害になることも多かったりします。

 

でも、ロードバイクは魅力的な乗り物です。

風を切って走るのは、めちゃくちゃ気持ちいいですし・・

ロングライドの達成感なんかも、格別だったりします。

 

なので中学生・高校生のうちからでも、ロードバイクが欲しい!

そう思うことは自然なことですし・・

むしろ私自身、応援したいと思います。

 

この記事では、中学生・高校生がロードバイクが欲しいならどうすればいい?

どんなタイプがいいの?具体的な車種は?

そういったところを解説していきます。

どんなタイプのロードバイクが良い?

中学生・高校生が乗るロードバイクは、どう選べばいい?

 

中学生・高校生がロードバイクを選ぶときには、「中学生・高校生ならではの条件」があったりします。

条件を満たしていないロードバイクを、中学生・高校生が買った場合、不利になる。。というものですね。

 

中学生・高校生ならではの、ロードバイク選びの条件とは?

①:安い

②:「通学」に向く

③:「校則」に照らして問題ない

といったところです。

①:安い

中学生・高校生がロードバイクを選ぶときは・・

「安い」ことが条件のひとつです。

 

中学生・高校生は社会人と比べると、お金の面で不利になりやすいです。

お金を稼げるとしても、アルバイトとかだけになってしまうので・・

社会人と比べるとどうしても、高いロードバイクは買いにくくなりますよね。

 

じゃあ、安いロードバイクを狙うとして・・どのくらいの値段になるの?

「10万円」が、ひとつの基準です。

いわゆる「ちゃんとしたロードバイク」の値段は、そのくらいからになってくるからですね。

初心者向けの「エントリーロード」と言われるロードバイクが、そのくらいの価格帯になると思います。

 

これより安いロードバイクも、有るには有るのですが・・

あまりに安いロードバイクには「ルック車」と言われるようなものが多いです。

 

ルック車というのは、見た目だけはロードバイクなんだけど・・

「フレーム素材」「駆動系まわり」「変速機まわり」といった肝心なところは、ママチャリとほとんど変わらず・・

性能もママチャリとほとんど変わりない!といったものですね。

 

ルック車だと正直、「ロードバイクならではの楽しさ」をほとんど味わえないです。

なので、ロードバイクに乗りたい!ロードバイクを楽しみたい!

そう思われるのであれば、10万円くらいのロードバイクを選んでおくことをおすすめします。

 

とはいえ中学生・高校生にとって、10万円はかなりの大金だと思います。

なので、5万円くらいからちゃんとしたものが買える「クロスバイク」にしておいたり・・

もしくは中古のロードバイクを検討したり、あたりも検討していいと思います。

②:「通学」に向く

中学生・高校生のロードバイクに、求める条件・・

ふたつめは「通学」に向くということです。

 

中学生・高校生は毎日、通学します。

なので、ここでロードバイクを使った「自転車通学」ができると・・

毎日毎日、ロードバイクを楽しむことができます。

 

もちろん通学路によっては、自転車で走るのに向かない!という場合だったり・・

距離が長すぎて、そもそも自転車通学は無理!という場合もあります。

下にも書きますが、そもそも校則でロードバイク禁止!なんて場合も、ロードバイク通学は無理ですね。

 

なので中学生・高校生でロードバイクを持っていて、通学に使える状況なら・・

通学も含めて、ロードバイクを楽しんでしまう!というのがおすすめです。

 

そしてロードバイクで、自転車通学をやるのなら・・

通学に向くロードバイクが有利!ということです。

 

自転車通学の「距離」の目安は、どのくらい?について、

自転車通学をしたいけど・・どのくらいの距離までなら負担なく通える?といったところを解説しています。

上の記事に書いているのですが・・

自転車通学の距離の目安は、長くて片道5kmといったところになります。

 

通学する「道」は、もちろん地域によってぜんぜん違ってきますが・・

家から学校まで、なので「街中」になることが多いと思います。

 

そしてロードバイクにはタイプとして「レース系」と「エンデュランス系」の2つがあります。

レース系はそのまま、レースで勝つためのスピード特化のロードバイクで・・

エンデュランス系は「快適さ」や「疲れずに走る」を重視するロードバイク、といったイメージですね。

 

と、自転車通学の条件と、ロードバイクのタイプとを見ていくと・・

自転車通学の条件には「エンデュランス系」ロードバイクのほうが合うと思います。

長時間でも走りやすい「エンデュランスロード」は、おすすめ?普通のタイプと比べてどう?詳しく解説しています。

エンデュランス系ロードバイクって、どういうもの?について、上の記事で解説していますが・・

スピードよりも快適さとか、疲れにくさとか、そういうのを重視したロードバイクのことですね。

毎日の通学といった走りを重視するなら、このタイプのほうが向いていると思います。

もちろん10万円くらいの「エントリーロード」にも、このタイプが有ることは多いですね。

 

もちろん好みによっては、スピード重視のロードバイクが欲しい!となる場合もあると思いますし・・

それももちろん、アリな選択肢です。

 

しかし中学生・高校生が「通学」でもロードバイクを楽しむ!というのであれば・・

それに向いた、エンデュランス系ロードバイクを狙っていく!

という選択肢のほうが自然かな、と思います。

③:「校則」に照らして問題ない

いくら、ロードバイクに乗りたい!と思っても・・

「校則」で禁止されていたら、乗るのは無理になってしまいます。

 

校則での、禁止のされ方にも・・

「ロードバイク」はすべてダメ!とか、「ドロップハンドル」の自転車はダメ!とか・・

通学時のみダメとか、そこの学生でいる間は常にダメ!とか、いろいろなパターンがあります。

もちろん、ロードバイクもまったく問題ない!という校則のこともありますね。

 

そして、その学校の学生である以上は・・

基本的に校則には、従うしか無いはずです。

なので、校則はちゃんと確認し、問題ない範囲でロードバイクを導入しましょう。

 

たとえば「ロードバイクは常に禁止!」という校則になっているなら・・

残念ですが、ロードバイクは諦めるしか無いと思います。

なので例えば「クロスバイク」にしておくといった選択肢が考えられますね。

 

たとえば「通学時のみ」ロードバイクNG!となっているなら・・

通学はロードバイクは諦め、ママチャリなどを使い、休日だけロードバイクを楽しむ!という感じになるはずです。

 

校則は本当に、学校ごとにぜんぜん違うので、一概に言いづらいですが・・

ロードバイクを選ぶときは「校則」もしっかり確認しておくほうがいい!

ここは間違いないと思います。

具体的な車種・メーカーを解説!

中学生・高校生が買うロードバイク・・

「具体的な車種」は、どれがおすすめなの?

 

まず、ひとつ挙げてみますと・・

「ジャイアント」のエンデュランス系のエントリーロード

といったものがおすすめです。

 

つまり「ジャイアント」という自転車メーカーの・・

快適に、安定して走るのに向いた「エンデュランス系」タイプの・・

安く手に入る「エントリーロード」モデル、ということですね。

 

ジャイアント」は、ド定番のスポーツ自転車メーカーで・・

他の多くのメーカーより、自転車の「コスパ」が良いことで知られています。

 

そして、具体的な車種として・・

「CONTEND」シリーズのいちばん安いモデルが、エンデュランス系のエントリーロード、と言えます。

 

同じくエントリーモデルに「TCR」シリーズがあるのですが・・

こっちはスピードを重視した「レース系ロードバイク」というものになりますね。

 

ロードバイクの車種というのは、本当にいろいろあるのですが・・

中学生・高校生向きの、ロードバイクの実例をひとつ挙げてみる!

となると、上記のものになります。

ロードバイクは無理!なら、こんな方針も

ロードバイクが問題なく買えて、校則も問題ない!

もしそうなら、普通にロードバイクを楽しめばいいのですが・・

 

ロードバイクが高すぎて買えないとか、校則で無理とかいう場合もあります。

特にお金は、中学生・高校生だと、どうしても難しい!となってしまう可能性はありますね。

 

上に書いたように、ロードバイクを買うには最低でも10万円くらい掛かるのですが・・

実際にロードバイクに乗ろう!とすると、さらにヘルメット・ライト・空気入れ、あたりは必須です。

なので、そこで1万円くらいは追加でかかります。

 

専用シューズとか、専用ウェアとか、パンクしたときの修理セットとか・・

他にもいろいろ買い出すと、さらに、出費がかさみます。。。

 

もちろん、状況は人によってさまざまで・・

こういったお金を、ふつうに出せる場合もあるでしょう。

もしそうなら、さくっとロードバイクを手に入れてしまえばいいですが・・

 

中学生や高校生といった学生にとって、正直、ロードバイクは高すぎる買い物になってくるかもしれません。

 

そういう場合に、私が一番おすすめしたいのは・・

「今、持っている自転車を極める!」

ということです。

 

あなたは今、どんな自転車を持っていますか?

 

私が高校生くらいの学生の頃は、1万円くらいのママチャリを乗り回していました。

まだロードバイクを手に入れていない、多くの方が・・

そのくらいの値段のママチャリや、もしくはマウンテンバイクのルック車といった自転車を「足」として使っているのではないか、と思います。

 

それでは、その自転車・・

  • ブレーキがキーキー言って、ぜんぜん効かなかったり
  • チェーンが、ぼろぼろに錆びていたり
  • 空気がぜんぜん入ってなくて、乗るとタイヤがせんべいみたいに潰れたり
  • ペダルをこぐたびにぎしぎし言ったり、ぐにゃぐにゃとパワーが逃げてしまったり

といったことはありませんか?

 

もし、特に日頃のメンテナンスといったものをせずに乗っている場合・・

何年、乗ってきたかにもよりますが・・自転車の状態は、そんな感じなのではないかと思います。

 

私が昔、1万円くらいのママチャリを使っていた頃も、
そもそも「自転車をメンテナンスする」といった意識さえありませんでしたので・・

自転車は、上に書いたような状態でした。

そして、そのボロボロの状態を、「当然だ」と思っていました。

 

ロードバイクをもし、なかなか買えないのであれば・・

今持っている「その自転車」を、自分自身で改造・メンテナンスして、「最強の状態」にする

これがおすすめです。

 

例えばもし、空気をぜんぜん入れてなくて、タイヤがぺしゃんこ状態で走っているとしたら・・・

ただ、「適正空気圧」にまで空気を入れるだけで、はるかにスムーズに進むようになります。

 

たとえば、ブレーキは「ブレーキシュー」をレベルが高いものに交換すると、効きが段違いにレベルアップします。

ブレーキをおもいっきり握ろうとも、ずるずる滑ってしまっていたものが・・・

軽く握っただけで、ぎゅっ!と、即座に止まるようになるかもしれません。

 

サドルが低すぎて、脚がぜんぜん伸びない状態でペダルを回しているとしたら・・・

脚がしっかりと伸び、しっかり踏めるようになる高さまでサドルを上げる!

これだけで、劇的な違いがでてきます。

 

もし、チェーンがぼろぼろの茶色になるくらい錆びているとしたら・・・

単に、チェーンを新品に交換するだけで、はるかにスムーズにペダルが回るようになります。

 

そして・・・踏むたびに、力がなぜかぐにゃぐにゃと逃げてしまうようでしたら・・・

「三ヶ島」などといったメーカーの「優秀なペダル」に交換すると、力がずっと伝わりやすくなります。

 

挙げましたようなカスタマイズは、全部やったとしても・・

工具代とかも入れて合計、数千円とかそんなものだと思います。

 

そして、これまでにひとつもやっていなかったとしたら・・

自転車の走りやすさ・乗りやすさといったものは、
別の自転車に変わったと思えるくらいに、激変すると思います。

 

ぜんぜんメンテナンスしていないママチャリは、ほんとうに、走りにくく遅いものです。

なのでちょっと近所のスーパーまで、とかが関の山なのですが・・

きっちりと整備すれば1-2万円程度の自転車でも、もしかすると、
これまでクルマでしか行けなかったような、何十kmも離れたところまで行けてしまうかもしれません。

 

もちろん、そう簡単ではない工程もあります。

空気を入れたり、サドルを上げるだけなら簡単でしょうが・・・

ブレーキシューの交換とか、ペダルの交換とか、チェーンの交換とかは、
専用工具が必要だったりもしますし、けっこう、難しいかもしれません。

 

そしてもちろん、自分で整備するのであれば・・

整備ミスによるトラブルとか、事故とか・・・

そういったものは、すべて自己責任には、なります。

 

しかし、本を読んで勉強したり、自転車に詳しい人に聞いたり・・

いろいろと試行錯誤をすればちゃんと、できるのではないかと、思います。

 

そして、そうやって完成した「最強ママチャリ」であれば・・

さすがに、ロードバイクそのものには敵わないかもしれませんが・・

そのへんのママチャリとは一線を画す、数十kmくらいならラクに走破できるシロモノになるかもしれません。

 

もし、そこまで仕上げることができたなら・・

しばらくは、ロードバイクなしでもじゅうぶんに、自転車旅とかロングライドとかいった「自転車趣味」を楽しめると思います。

 

工夫できるところは、メンテナンスだけではありません。

たとえば「乗り方」も、ママチャリに乗りながらでも、工夫しレベルアップできるところです。

 

自転車には、うまい「乗り方」とか、うまい「ペダルの回し方」とか・・

そういったコツが山ほどあります。

 

そして、そういったものを練習し、身につけていくことで・・

長い距離でも疲れずに、走れるようになっていくものなのです。

 

逆に「乗り方」の工夫とかいったものが、全然できていないなら、
たとえロードバイクに乗ったとしても、大した距離は走れなかったりするのです。

 

たとえば、「後傾」せずに乗る、といったことはすごく重要だと思いますし・・

もしくは、今はYouTubeとか、ネットの検索とかいろいろな人が乗り方を教えてくれています。

なので気に入った人の乗り方をまずは、練習してみるといいと思います。

 

そして練習すれば、たとえ乗っているのがママチャリだったとしても・・

どんどん遠くまで、ラクに走れるようになっていくものです。

 

もし「自転車趣味」に興味があるけど、ロードバイクは高すぎてなかなか・・と思われるのであれば・・

まずは、「いま持っている自転車を極める!」というのは、良い方法なのかもしれません。

 

 

今回は中学生・高校生のロードバイクをテーマにお話ししてみました。

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自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
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