折りたたみ自転車の持ち運びをラクにする「持ち方」「運び方」のコツ

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川沿いのブロンプトン

折りたたみ自転車を、買ってみようかな。

でも・・持ち運びって、実際どんな感じなの?

 

折りたたみ自転車は、電車やクルマなどに載せて持ち運ぶ「輪行」に強みがある自転車です。

 

しかし・・本当に持ち運びはラクに、スムーズにできるの?

持ち運びで注意するところとか、トラブルになりやすいポイントとか、無いの?

実際に折りたたみ自転車の持ち運びをやってみた、体験談が聞きたい!

・・みたいなところは、気になることだと思います。

 

私自身は現在、折りたたみ自転車の「ブロンプトン」を持っていて、もう7-8年ほど使い倒してきました。

そしてもちろん、折りたたんだ自転車を「持ち運ぶ」ことも、もう何度もやっています。

 

なのでこの記事では、折りたたみ自転車を持ち運ぶって実際、どんな感じ?

そんなところを解説していきます。

重い!・・けど「なんとかなる」

まず、最初にひとつ・・

折りたたみ自転車は、重いものです。

 

車種とか、装備とかにもよりますが・・

折りたたみ自転車の車重は、だいたい10kgちょいとか、そんなものになります。

 

10kg・・

たとえば、10kg売りのお米を運ぶ・・とかを想像していただくといいかもしれませんが、
まあ、けっこう重いものですよね。

特に女性だったり、小柄な方だったりすると、かなりの重量になるはずです。

 

しかも・・折りたたみ自転車はけっこう、持ちにくいものです。

たとえばバッグだったり、スーツケースだったりすれば・・
背負うための肩ベルトだったり、転がすためのホイールだったりの「持ち運びやすい構造」があるはずです。

 

しかし折りたたみ自転車は、単なる荷物ではなく「走るための構造」も必要なため・・

バッグやスーツケースほどの運びやすさは無く、
片手で、握りにくいフレームをずーっと持って運ぶしかない・・とか、そういった難しさもあるのです。

 

 

と、つまり言いたいことは・・

折りたたみ自転車を持ち運ぶのは、意外に大変!

ということです。

 

折りたたみ自転車なんだから、ぱぱっと畳んで、ヒョイヒョイ持ち運べる・・

駅のホームも空港も、楽勝でクリアできる!

そういったイメージでいると、折りたたみ自転車を買ったばかりの私のように、
あれ?持ち運び、そこまでラクじゃないぞ?・・となるかもしれません。

 

 

なのですが・・

折りたたみ自転車はいろいろな「工夫」をすることで、特に何もしていない場合よりは、
かなり、持ち運びがラクになる!

というのも、私自身が感じたことです。

 

以下、持ち運びの負担を下げるため有効だったな・・と思うことを、いくつか解説してみます。

持ち方・運び方の「工夫」でラクになる

持ち方・運び方の工夫・・

まず挙げられるのは、「掴みやすい場所」を作る、ということです。

 

というのも、折りたたみ自転車は・・必ずしも、「手で掴みやすい形」をしていないからですね。

表面の塗装がつるつるして、手が滑りやすかったり・・

握る部分の角度が、重さを支えにくい角度だったり・・ということです。

 

なので折りたたみ自転車を選ぶときは、折りたたんだ状態の自転車のどこを手で掴むのか?

をちゃんと考えておくと、掴みにくくて長時間持っていられない・・!

というのを防げると思います。

 

たとえば「身体に近い」場所を掴めるなら、それだけ負担が少なくなり、安定しやすくなりますし・・

もしくは掴む場所に「バーテープ」を巻いたり、「キャリーハンドル」を装着してみたり・・
というのも、有効かもしれません。

 

 

折りたたんだ状態でコロコロと「転がせる」自転車を選んでおく。

というのも、有効かもしれません。

例えばブロンプトンとか、キャリーミーとかいった自転車だと、このコロコロ転がす機能がついていますね。

ブロンプトンなどの折りたたみ自転車の「転がし輪行」の実際と、そのコツについて解説しています。

自転車の「転がし輪行」についての詳しいところは、上の記事で紹介しているのですが・・

10kgほどの荷物を手持ちするのと、スーツケースのように転がす時との、負担の差・・

そのくらいに、この転がしの威力は大きいです。

 

とはいえ現代日本ではJRなど、この「転がし」がNGとなっている場所はあります。

ルールなどは変わるものですので、結局は自分で判断いただくしかないのですが・・

 

たとえば空港で長い距離を運ぶ場合や、ホテルで部屋に自転車を持ち込んだ場合など・・
電車以外でも「転がし」が有効な場面は、いくらでもあります。

なので、たとえ電車での転がしがすべてNG!となったとしても、
転がしは持ち運びをラクにする方法として、じゅうぶんに有効だ・・と、個人的には思いました。

駅構内はたいした距離じゃないことが多いので、正直そこは、手持ちで何とかなりますし・・

 

 

と、折りたたみ自転車は買ったままの状態で、ラクに持ち運べる!というわけではなく・・

あくまで重さを軽減する方法とか、長時間持つための工夫とか・・をいろいろやることで、
スムーズに持ち運べるようになっていくものだ・・

というのが、何度も輪行を重ねてきての、個人的な感想です。

「小さくなる」折りたたみ自転車が、圧倒的に有利

持ち運びをラクにするために・・「どんな自転車」だと有利?

・・ここはダントツで、「折りたたみサイズ」が小さい自転車、だと思います。

 

日本の電車は、車内であっても駅構内であっても、混んでいることが多く・・

サイズが大きい折りたたみ自転車はなかなか、スムーズに持ち運びしにくいものです。

場合によっては狭すぎて、持ち込むこと自体が難しい・・なんてことも、ふつうに起きますね。

 

そして「折りたたみサイズ」が少しでも小さいと、狭いとこにもスイスイ持ち込めるようになりますので、持ち運びが圧倒的にラクになる!

というのが、いくつかの折りたたみ自転車を実際に輪行してみての感想です。

 

折りたたみサイズが小さい自転車!といえば、例えば・・

折りたたみサイズが圧倒的に小さい自転車の「ブロンプトン」・・その正確な折りたたみ寸法や、他の折りたたみ自転車と比べてどうなのか?などを徹底解説しています。

上の記事でも解説しているように、「ブロンプトン」が有名ですね。

私自身の愛車でもあるのですが・・
ホイールがそこそこ大きいのに、ちょっと大きめのスーツケースくらい・・という、
「自転車」にあるまじき、小さっ!と言いたくなるくらいのサイズにおさまります。

 

持ち運びをラクにしそうな要素としては、「軽さ」もあると思います。

確かに、軽い折りたたみ自転車も良いのですが・・
「軽さ」と「折りたたみサイズ」、どっちが大事か?

といえば私としては、圧倒的に「折りたたみサイズ」が重要だな・・と思います。

 

もちろん折りたたみサイズが小さい自転車には、デメリットもあります。

ホイールが小さくなり、安定しにくくなったりとか、
例えばブロンプトンだと、変速能力が貧弱だったりとか。。

 

しかし輪行などにおける「持ち運び」を重視するのなら、
折りたたみ自転車を選ぶときに「折りたたみサイズ」をいちばんに見て、選んでおく・・

としておけば、かなり輪行がラクになると思います。

 

 

以上、この記事では折りたたみ自転車の「持ち運び」をラクにするコツをテーマにお話ししてみました。

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海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
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