折りたたみペダルの「FD-7」って、どんなペダル?
折りたたみペダルには、いろいろな種類があります。
私自身、いくつか使ってみたのですが・・
「三ヶ島のFD-7」は数ある折りたたみペダルの中でも、
- 折りたたみ機構の頑丈さ
- 剛性
- 回転の良さ
それぞれにおいて、最強!と言えるほどに優秀だと思います。
三ヶ島のFD-7は具体的に、どう優秀なのか?
他の選択肢と比べてどうなのか?
など・・以下、徹底解説していきます。
目次
「折りたたみ機構」がしっかりしている
折りたたみペダルといえば、「折りたたみ機構」がちゃんとしているか?が最重要ポイントです。
折りたたみ機構には、ピンからキリまであります。
中には折りたたみ部分の関節が、常にグラグラしてるような、
「粗悪」と言わざるを得ないようなシロモノも実際に、あります。
しかし三ヶ島 FD-7は折りたたみ機構がすごく、しっかりしています。
なので折りたたみペダル特有の、「折りたたみ機構がショボくて、使い物にならない」・・というのと無縁でいられます。
FD-7の折りたたみ機構って、具体的にどんな感じ?
まず、FD-7を「折りたたんだ」状態は・・
こんな感じです。
ここからペダルを展開して、「走れる」状態にするわけですが・・
まず、FD-7には、
こんな感じで、ボディに「隙間」が空いています。
そして、折りたたんだほうのパーツは、
こうなっていて・・
折りたたんだほうのパーツを伸ばし、ペダルを展開すると、
こんな感じで「隙間」に、折りたたんだほうのパーツが「バチン!」とハマりこみ、固定されます。
こんなふうに金属同士で、ガッチリ固定される仕組みになっていますので・・
やたらぐらつく・・なんてことは起きず、普通のペダルと差を感じないくらいの固定力を見せてくれます。
固定したペダルを「展開」するときも・・
ペダルについているこの「PUSH」ボタンを押し込みながら、くいっと折り曲げるだけです。
このPUSHボタンを押すことで・・
こんなふうに、金属同士の固定が解除される・・という仕組みですね。
と、FD-7の「折りたたみ機構」を詳しく解説してみましたが・・
この折りたたみ機構は、他の折りたたみペダルではちょっと見られないくらいに、
群を抜いて「しっかりした」ものだと思います。
少なくとも「折りたたみがグラグラで、使い物にならなかった。。」なんてことは防げると思いますので・・
折りたたみペダルを探すならこの「三ヶ島 FD-7」を選んでおけば、大きな間違いにはならないのではないか・・と思います。
「剛性」が高い
三ヶ島のFD-7には、他の折りたたみペダルと比べて・・
「剛性」が高い
というメリットもあります。
剛性とは・・ペダルを踏んでもふにゃふにゃしない!
坂などでおもいっきり踏んでも、へたって力を逃したりしない!
と、そういった性能のことですね。
そして・・
そもそも「三ヶ島ペダル」は、剛性が高いことで有名です。
上の記事でも、詳しく解説していますが・・
私自身、これまでにいろいろなペダルを使ってきたのですが、
三ヶ島ペダルは「軸がしっかりしていて、力を逃がさない」とか、
そういったところに関しては総じて、最高レベルの性能があると感じます。
とはいっても・・折りたたみペダルなので、
「折りたたみ機構」によって、剛性が落ちてしまうのでは?
と思われるかもしれませんし、
事実、折りたたみ機構がふにゃふにゃしていて、剛性どころではなくなっているペダル・・も実際にあります。
しかしFD-7だと、上で書いたように「金属同士が、隙間なくカッチリ噛み合う構造」という、
これ以上無いくらいに、剛性を重視した仕組みになっています。
実際にこの折りたたみペダルを、普通の三ヶ島ペダルと比べてみたこともありますが・・
体感、ほぼ変わらないな・・と思えるくらいの剛性を感じました。
と、折りたたみペダルは折りたたみ機構があるぶん「剛性が低いペダル」になることも多いのですが・・
三ヶ島 FD-7なら、剛性が低い。。で悩むことも、おそらく無かろう・・と思われます。
「回転の良さ」「滑りにくさ」あたりも、ちゃんと優秀
ペダルに求める基本性能を「剛性以外」で言ってみると・・
「回転の良さ」「滑りにくさ」も、重要です。
そして三ヶ島 FD-7は折りたたみペダルでありながらも、このあたりもしっかり優秀です。
まずそもそも、三ヶ島ペダルは「ベアリングまわりが優秀」とよく言われるのですが・・
その血はこのFD-7もしっかり引いていて、折りたたみペダルでありながらも、
弾くとシャー・・っと回り続ける感じの、回転の良さを持っています。
そして「滑りにくさ」についても・・
FD-7は踏面にこんな感じの「ギザギザ」がしっかり配置されていて、
これが靴底に噛み込んで、ガッチリ固定してくれます
ちなみにリフレクターも埋め込まれていますので、「夜の安心さ」も高いですね。
折りたたみ機構とフル金属ボディだと、さぞ重いのでは?と、もしかしたら思われるかもしれません。
なので実測をしてみたのですが・・
FD-7は片側で244g、という重さでした。
これを例えば「着脱式」ペダルの、「三ヶ島エスプリ イージースーペリア」という製品と比べてみると・・
リフレクターを追加した状態にはなりますが、実測で「片側230g」という重さでした。
折りたたみペダルは通常、着脱式ペダルよりかなり重いものなのですが・・
このくらいならまあ、そんなに重すぎる!というレベルでは無いのでは、と思います。
あとは・・三ヶ島 FD-7のデメリットをあえて探してみると、
他の折りたたみペダルと比べて、すこし高価ということくらいしか思いつきません。
しかし安い折りたたみペダルは、折りたたみ機構がショボかったり、
剛性が低くグラグラしていたり・・とかが多いので正直、おすすめしません。
この記事でも、いろいろな折りたたみペダルを紹介してみようかな?と思ったのですが・・
この記事を書いている時点だと正直、折りたたみペダルは三ヶ島 FD-7一択!と言えるような状況でしたので、
このペダルだけを紹介することにしてみました・・笑
と、折りたたみペダルのおすすめは何?どれを買えば後悔しない?
と思われているとすれば・・
三ヶ島 FD-7を選んでおけば、大きな間違いは無いのではないか、と思います。