最強の折りたたみ自転車はどれ?おすすめをタイプ別に解説!

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旅先のブロンプトン

最強の折りたたみ自転車は、どれ?

 

・・もし今、折りたたみ自転車を買おうとしていたり、
もしくは既に持っているけど、折りたたみ自転車にすごく興味がでてきたり・・・

という場合、気になるところだと思います。

 

もちろん最強がどれか?というのは、人によって違ってきます。

なので、この車種が最強!!!みたいなことは、この記事では書きません。

 

しかし・・折りたたみ自転車には「タイプ別の定番」みたいなものはあります。

例えば軽さを重視するならこれ、スピードを重視するならこれ・・といった感じですね。

なのでこの記事では「どんな人には、どんな折りたたみ自転車が最強なのか?」を中心にお話ししていきます。

どんなタイプがあるのか?

折りたたみ自転車と言っても、いろいろあるわけですが・・・

わりと似たような形になりやすい、ロードバイクといった自転車と違って、
折りたたみ自転車は車種によってものすごく、特徴が分かれてきます。

 

例えば「ホイールサイズ」ひとつとっても、ロードバイクだとほとんど「700C」という1種類だけなのですが・・・

折りたたみ自転車だと8インチ、14インチ、16インチ、18インチ、20インチ、24インチ・・と、いろいろあります。

 

フレームの形とか、折りたたみの方法とかも、車種によってまったく違いますし、
乗るときのポジションとかも、ぜんぜん違ってきます。

 

そしてこういった違いによって、この車種は「輪行しやすい」とか、
この車種は「スピードを出しやすい」とか、この車種は「街乗りに便利」とか・・

そういった特徴がおもいっきり、分かれてくるわけです。

 

以下、それぞれのタイプに分けて解説していきます。

「輪行のしやすさ」特化型

折りたたみ自転車と言えば、輪行です。

 

輪行は電車やクルマに、折りたたんだ自転車を載せて運ぶことなのですが・・・

折りたたみ自転車を買っておいて、この「輪行」を一切しない!・・ということは、稀だと思います。

なので当然、この輪行をどのくらいしやすいか?というのは、重要ポイントのひとつになるのです。

 

では、どんな折りたたみ自転車が輪行に向いているのか?

最重要ポイントは「折りたたみサイズの小ささ」、です。

 

小さくなれば小さくなるほど、輪行しやすくなる・・というのはもちろん、そうですよね。

そして折りたたみサイズの小ささは、「軽さ」とかと比べても重要度がかなり、高いものです。

なので輪行を重視するなら、できるだけ折りたたみサイズが小さい自転車を選ぶ!という方向で間違いないと思います。

 

具体的な車種としては、何?なのですが・・・

まず、折りたたみサイズに完全特化!というのであれば、
例えば「CARRY ME」はおすすめです。

Carry Me折りたたんだところ

Carry Me押し歩き

パシフィックサイクル公式サイトより画像を引用

CARRE MEは「8インチ」という極小径のタイヤの自転車で、
折りたたむと縦長のコインロッカーに入るほどにまで小さくなります。

ここまで小さいと、輪行は「自転車を持ち運ぶ」というよりは、
ゴルフクラブを持ち運ぶ、といった感じになってきます。

 

もちろん、ホイールが小さいので不安定さはありますし、
さすがにロードバイクのように車道をかっ飛ばす!というのは、無理がでてきますが・・・

それでも歩道メインで、ママチャリのように走るぶんには十分すぎるほどの走行性能がありますし、
用途によってはかなり優秀な折りたたみ自転車になるのでは・・と思います。

 

 

折りたたみサイズだけじゃなく、走行性能もある程度ほしい!

折りたたみサイズと、走りやすさとのバランスが大事!

・・というのであれば、ベストチョイスは「ブロンプトン」になってくると思います。

 

ブロンプトンの折りたたみサイズについては、この記事で詳しく語っていますが・・・

ブロンプトンはだいたい「18インチ」という、折りたたみ自転車としては大きめのホイールを持ちます。

そして・・同じくらいのホイールを持つ、他の折りたたみ自転車たちと比べて、
だいたい15cmくらい小さくなります。

ブロンプトンは「折りたたみ方」が、他の折りたたみ自転車たちと比べても独特で、
それで圧倒的に小さい折りたたみサイズを、実現しているわけですね。

 

そしてさらに、18インチくらいのホイールサイズがあれば、
車道をかっ飛ばすとか、100kmくらいロングライドしてしまうとかも、無理なくできてしまいます。

なので折りたたみサイズ、輪行のしやすさをきっちり追求しつつも、
「走行性能もしっかり確保したい」・・と言うのであれば、
ブロンプトンという選択は、間違いにはならないのではないか・・と思います。

「スピード」特化型

輪行のしやすさよりも、スピードを出して走りたい!!

いつもロードバイクに乗っていて、折りたたみ自転車も速くないといやだ!!

・・といったニーズに合う折りたたみ自転車も、もちろんあります。

 

いろいろあるのですが・・・
まずはよく使われている、ポピュラーなもの!という条件で挙げてみると、
「Birdy」はド定番だと思います。

Birdyの良さについては、この記事に書いているのですが・・・

ひとことで言うと剛性最強の折りたたみ自転車、です。

理由は上の記事にも書いていますが、メインフレームが折りたたみ部分の無い、一本の金属でできているからですね。

なので折りたたみ自転車特有の「パワーが折りたたみ機構から逃げてしまう・・!」が、最小限になるのです。

 

しかしBirdyは、けっこう、いい値段がしますので・・・

他の選択肢としては、まずはとりあえず「DAHON」から選んでみるのが定番だと思います。

 

DAHONは折りたたみ自転車としては、ごりごりの定番メーカーなのですが・・・

20インチクラスとホイールが大きめだったり、パワーを逃がしにくいよう工夫された折りたたみ機構の、スピードを出しやすい自転車がそろっています。

 

他にもスピード特化の折りたたみ自転車といえば、ちょっとマイナーにはなってしまいますが、
「KHS」とか「タイレル」とかがありますね。

そういったところから探してみるのも、いいかもしれません。

「軽さ」特化型

「軽さ」を最優先したい・・!

という気持ちは、よくわかります。

 

自転車が軽いともちろん、漕ぎ出しがラクになったり、登り坂で有利になったりと、
走りにおいて有利です。

そのあたりはロードバイクならずとも、折りたたみ自転車であってもそうです。

 

そして折りたたみ自転車の場合は、軽いと、輪行がラクになるという特典がついてきます。

もちろん、分解したロードバイクでも効果はあるのですが・・・
やっぱり、ひんぱんに折りたたんで使う折りたたみ自転車が軽いと、メリットとしては大きくなるものです。

なので私自身としても、できるだけ軽い自転車が欲しいですが・・・

 

しかし・・すごく軽い折りたたみ自転車は、すごく高価です。

1kg軽くなるごとに10万円くらい高くなる・・というのは、ロードバイクの話なのですが・・・
折りたたみ自転車でも、そんな感じです。

なので軽さを極限まで追求するなら、値段も極限まで高くなるものなのです。。

 

軽い折りたたみ自転車といえば、ド定番に「トレンクル」というものがあります。

チタン製フレームで、メーカーはあのPanasonic、そして重さは6kg台・・・という、
重くなりがちな折りたたみ自転車においては、破格ともいえる軽さの製品なのですが・・・

しかし価格は、30万円近くと、相当なものになってしまいます。。

 

じゃあ、「安くて」軽い折りたたみ自転車は、本当に無いの?

・・とお考えなら、DAHON社の「Dove Plus」という車種が良いかもしれません。

まず価格は、この記事を書いている時点で7万円台と、そこそこリーズナブルですし・・・

気になる重さのほうも、ちょうど7kgくらい(ペダル無しの重さ)と、
折りたたみ自転車としてはわりとトップクラスの軽さになります。

ホイールサイズが14インチ程度と、小さめではあるので、
車道をかっ飛ばす!みたいな使いみちには微妙かもしれませんが・・・

ここまで軽いと、女性や小柄な方であってもひょいひょい輪行できるでしょうし、
もし「軽くて、しかもリーズナブルな製品が欲しい!」というのであれば、良い選択になるかもしれません。

「魔改造」して、最強にしてしまうのもアリ

そして・・購入した自転車を「魔改造」して、最強にする!

というもの、アリだと思います。

魔改造とはつまり、めちゃくちゃ改造しまくる!ということですね。

 

例えば軽さが欲しいのなら、チタン製の軽量パーツをがんがんインストールしたり・・

ロングライドでお尻が痛くなるのなら、革サドルを装着してみたり・・

もしくはスピードが欲しいのなら、たとえばより剛性が高いボトムブラケットに交換したり・・とかですね。

 

実際に、私自身はブロンプトンという折りたたみ自転車が愛車なのですが・・

「乗りやすさ」「生活の中での便利さ」といったことを軸に、かなり多くのパーツを交換・カスタムしています。

 

その気になれば自分ひとりであらゆる改造が出来てしまうのが、自転車の魅力で・・
(もちろん、自己責任にはなりますが・・)

最強の折りたたみ自転車を「買う」というよりは、魔改造して「作る!」という方向性でいくのも、
より良い楽しみ方になる・・のかもしれません。

 

 

・・と、いろいろお話ししましたが・・

 

折りたたみ自転車は本当にいろいろな車種があり、見た目もスペックも全然違ってきます。

なのでたとえば新しく購入するような場合は延々と、悩むことになりがちですが・・・

 

自分はこれを一番重視する!という、最優先ポイントを把握してから選んでいくと、
より良い折りたたみ自転車選びができるのでは・・と思います。

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海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【よく乗るエリア】福岡まわり

【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
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