自転車の鍵が折れたけど、針金を使って取り出せたときの記録【鍵の中折れ】


いろいろな針金

いつものように、自転車の鍵を開けようとして・・・

バキッ!・・・ん?なんの音?・・・

 

・・・・・・・・・・鍵が折れた!!!!!!

 

・・・経験したことが無い方は、幸せかもしれません。
私は、これまでに2度、経験しました。。。

 

へんな音とともに、鍵を回すときの抵抗がフッと消えたときの、焦り・・・

そして、おそるおそる鍵穴をのぞきこんだときの悲しさは、なかなかのものです。

 

この記事ではそんな「自転車の鍵が折れた」「自転車の鍵の中折れ」といったテーマについて、
失敗経験、実際にうまくいった方法、具体的な鍵の取り出し方など、
徹底的に語っていきます。

鍵が中折れすると、こんな感じになる。。

自転車の鍵が刺さったまま折れる・・つまり「中折れ」・・・

起こると、鍵穴に先端が残ってしまい、
取り出すまではその鍵は使えなくなってしまう・・という、とても悲しい事態を生みます。

鍵が残ってしまった鍵穴

上の画像は、実際に中折れを経験したときの、私の鍵なのですが・・・
(製品としては「ABUS Bordo 6000」というものです)

 

鍵穴の中に、金色の金属片が見えるのがおわかりいただけるでしょうか。

この金属片が、中で折れた鍵の先端です。。。

 

この状態になると、もちろん持っていた鍵は折れてしまって使えませんし、
スペアの鍵があったとしても、鍵を差し込めませんので使うことはできません。

そのためこの先端を取り出すまで、この鍵は完全に使えなくなってしまいます。。

 

幸いにもこのときは、なんとかシリンダーを回すことはできました。

なので自転車から鍵を取り外して、自転車と鍵を回収することはできたのですが・・・

鍵を家まで持ち帰って、そして始まったのは、
取り出せない鍵の先端との、長時間にわたる格闘でした。。

ネットを参考にいろいろ試したけど、だめだった。。

家についた私はとりあえず、ネットを参考にしながら、
折れた鍵を取り出すために、いろいろな方法を試してみました。

 

以下、私が実際に試してみた方法なのですが・・・

 

先端が細いピンセットでつまむ

強力なネオジウム磁石で、先端をくっつけて取り出す

折れた鍵に接着剤をわずかにつけて、先端を接着しそのまま取り出す

強力な掃除機に細いノズルをつけて吸い出す

 

と、結構いろいろやってみたのですが、
私の場合は、全然うまくいきませんでした

 

やってみた、それぞれの方法に共通する、失敗の原因しては・・・
取り出そうとする「力が弱すぎた」んだと、思います。

 

ピンセットだと、私の場合ではまともに「つまめる場所」が全然ありませんでしたので、
ツルツル滑ってしまい、ぜんぜん力を掛けられませんでした。

そして「磁石」「接着剤」「掃除機」はそれぞれ、
力が、お話にならないくらいに弱く、鍵はビクともしませんでした。

 

もっと弱い力で取り出せるような状態なら、
そのくらいのパワーでもさくっと、取り出せたのかもしれませんが・・・

私の場合は、中で引っかかってこそいなさそうでしたが、
取り出そうとする鍵に、けっこう強い抵抗があったので、
もっと強い力で引っ張ることができれば、抜けるんじゃないかな・・と、考えました。

 

そして最終的には、以下の方法を使うことで、鍵を取り出すことに成功しました。

「針金」を使ってみたところ、鍵の取り出しに成功した!

そして私は、細い針金を使ってみたところ・・・

実際にうまくいき、鍵を取り出すことができました

ステンレス針金

上のような針金を入手して、使いました。

 

もし、この方法を使ってみようとされるのであれば・・・

ホームセンターであれば、針金は安価で売っていますし、
実際に手にとって、太さや強度を確認してから、買うことができます。

なので、家に良い針金がない場合は、
とりあえず近くのホームセンターで調達するのがおすすめです。

 

また針金は、何種類かの太さのものを買っておきましょう

 

鍵を取り出そうとするとき、
細い針金ほど、狭い場所まで入れることができます。

しかし強度が下がってしまうため、大きな力をかけるとすぐ曲がってしまうようになります。

 

太い針金ほど、頑丈になり、取り出すため強い力をかけても曲がりません。

しかし当然ですが、太さよりも狭いところには使うことができません。

 

そのため「適切な太さ」の針金を調達する、というのがとても大事なのですが・・・

実際にどの太さが適切かは、試してみるまでわからないのです。

 

参考までに今回、実際に私が試してうまくいったのは、太さ「0.7mm」の針金でした。

針金は安く、何種類か買ったとしてもコストはたかが知れています。

たとえば0.5mm、0.7mm、1.0mm・・のように、いちどに数種類買ってしまうと、
針金が合わず、また買いに戻る・・という手間を省けます。

 

また、針金の材質は、いろいろなものが売られている場合がありますが、
私としては「ステンレス」製をおすすめします。

細くても強度が高く、取り出すときの負荷にじゅうぶんに耐えられる可能性が高いからです。

 

また、ペンチも使うことになるので、
もし家にペンチを置いていないのであれば、安物でもいいので、
同時にホームセンターで入手しておきましょう。

針金を使って鍵を取り出す!実際の作業方法

家に戻り、鍵と対峙したら・・

まずは針金を、ペンチなどで使いやすい長さにまでカットします。

カットした針金

2本使うので、てきとうな長さのものを2本、切り出しましょう。

 

次に、2本ともの先端を、ペンチでL字形に曲げます。

先端を曲げた針金

この状態にすると、鍵の先端に「引っ掛ける」ことができるので、
取り出しやすさが格段にアップします。

注意点としては・・L字の先端側の部分をあまりに長くすると、鍵穴に入れることができなくなりますので、
上の写真のように、わずかだけの長さを曲げるようにしましょう。

 

L字型にした針金が2本、出来上がったら、
あとはその2本を鍵穴に差し込み、先端を引っ掛けて、取り出すだけです。

鍵の先端が、内部で引っかかったりなど、
物理的に抜けない状態になったりさえ、していなければ・・・

L字部分がちゃんと引っ掛かりさえすれば、しっかりと力を掛けることができますので、
簡単に抜き出せると思います。

 

注意として、当然ではあるのですが、
あまり強い力で作業をすると鍵穴の中が傷ついてしまったり、
最悪、鍵穴の機構が壊れてしまい、ちゃんと使えなくなってしまったりしますので・・・

最低限の力で、繊細に作業をしていただくことと、
鍵の破損などについては、自己責任で作業をしていただくことをお願いします。

 

どうしても、鍵の破損等のリスクをとりたくない場合は、
「カギの救急車」などに持ち込んでしまうのも選択肢にはなります。

もちろん、それなりのお金がかかる選択肢にはなりますが・・・

 

参考までにですが、私は過去に2回、鍵の中折れを経験し、
2回とも上記の針金を使った方法で問題なく、鍵を取り出すことができました。

その後は折れることもなく、その鍵は現在も現役で使い続けています。

 

もし、同じような状況になって「やばい・・」と思っている方の、
参考になりましたら幸い、と思います。

鍵が外れず、その場から離れることができない場合

以上の方法はあくまで、鍵が折れはしたけど、
地球ロックする構造物や自転車自体から、鍵を外すことができた場合のことになります。

 

鍵穴を回すことができず、そもそも鍵を外すことさえできなかった場合・・・

 

特に、地球ロックをしていた場合などであれば、
そこから離れることはできませんので、その場で作業をするしかなくなります。

 

針金など材料を調達してきて、その場での作業を強行してもいいのですが・・

はたから見ると、鍵穴をガチャガチャと扱い、
自転車を盗難しようとしている犯罪者にしか見えないかもしれません。。

とても恥ずかしいと思いますし、万一、通報でもされたら目も当てられません。。

 

そのためそのような場合は、「カギの救急車」などの出張鍵開けサービスを利用するのが一番ではないか、と思います。。

コストはかかりますが(私が聞いてみたときは、8,000円と言われたと思います・・実際の値段は、ご自身にてお調べください)
へんに怪しまれたりすることなく、解決できると思いますので、
そのような事態では必要な経費、ということになると思います。

 

 

もしくは鍵が、そこまで高価なものでもない場合は、
割り切って破壊してしまうというのも、選択肢になるでしょう。

頑丈さに特化した一部の鍵以外なら、
「ボルトクリッパー」があればちゃんと、破壊できるはずです。

もちろんこれも犯罪者に間違えられる可能性がありますので、
状況をみながら、自己責任で、ですが・・・

鍵が開かない場合の破壊については、この記事に書いていますので、もしよければご覧ください。

 

 

そして、これも自己責任の判断にはなりますが、
警察に電話してみるというのも、そういうケースでは選択肢になるでしょう。

警察に来てもらうことができれば、盗難犯と間違えられることもなくなるでしょうし・・・

あとは完全に、ケースバイケースになるでしょうが、
鍵開け・鍵の破壊などをお願いすることができるかもしれません。

 

とはいえ、警察は安易に呼ぶものではありませんので、
この方法はどうしても解決が難しい場合の、最終手段とするべきなのと・・・

110番で駆けつけてもらうほどの事情ではないと思いますので、
相談先は電話番号「#9110」の、「相談専用ダイヤル」のほうが望ましいと思います。
(政府広報オンラインへのリンクを貼っています)

 

もちろん、自転車は自分の物であることは前提で・・笑。

そして防犯登録がされていることも、必須でしょう。

 

と、考えていくと、
やっぱり出張鍵開けサービスが、トラブルを生みにくいいちばんバランスがとれた方法かな・・と、
個人的には感じます。

そもそも、鍵を中折れさせないために

折れた鍵を取り出すのに、成功!

もちろん、良いことなのですが・・・

 

できれば、そもそも鍵を中折れさせないのが、一番です。

治療よりも予防、ですね。

 

鍵の中折れを予防する方法は、

 

鍵を回すときの、力の掛け方

折れにくいタイプの鍵を選ぶ

 

の、ふたつになると思います。

 

力の掛け方、なのですが・・・

コツは「正確に、回る方向だけに回す」と、「回りきったら、それ以上は力を掛けない」です。

 

鍵には「回転する方向」があり、その方向にしか絶対に動かないです。

それはまあ、そうですよね。

なんだか、ペダリングと似ていますが・・笑。

 

なので、回る方向以外の方向に力を掛けてしまった場合に、
鍵に無駄な負担が掛かってしまって、折れるわけですね。

 

また、これも当然ではありますが、
鍵が回りきってしまったのに、さらに力を入れようとしてしまうと、鍵に無駄な負担がかかります。

すばやく鍵を開けようとして、勢いよく鍵を回したりしても、同じことが起きますね。

 

なので鍵を回すときには「回る方向だけに、最低限の力で」回すように気をつけるといいと思います。

 

お持ちの鍵をカチャカチャ回して、練習してみるのもいいでしょう。

 

 

そして、折れにくいタイプの鍵を選ぶ、なのですが・・・

 

基本的に、「薄くて細い鍵」ほど折れやすく、「分厚くて太い鍵」ほど折れにくいです。

まあ、物理的に、当然ですよね。

 

例えば・・・

薄っぺらい鍵

(画像はフリー素材です)

 

上の画像のような、「細い部分」が多く、また鍵の厚み自体も「薄っぺらい」ものですと、
へんな力を掛けたとき、中折れする可能性は上がります。

 

対して・・・

頑丈そうな鍵

(画像はフリー素材です)

 

例えばこんな感じの、肉厚で、細い部分とかも無いような鍵ですと、
多少乱暴に扱ったとしても、折れてしまう可能性はかなり低くなると思います。

 

当然、鍵の本体部分とキー部分とは、セットで手に入れることになりますので、
自転車の鍵を選ぶときは、本体部分だけではなく「キー部分」がどんななのかも事前に調べ・・・

もしキー部分が「細い・薄い鍵」なのであれば、購入を控えておくというのも、
鍵の中折れリスク軽減に、つながると思います。

 

どの鍵なら折れないような、頑丈なボディなのか?なのですが・・・

例えば私がいま使っている鍵だと、

エボミニの太い鍵

こんな感じで、ぶっとい金属でできていますので、
中折れとかはまず起きないんじゃないかな・・と思っています。

 

品物としては、

 

 

これですね。

この製品のレビューは、この記事で書いてあるのですが、
価格・重量ともにそこまでヘビーでもないわりに、ものすごく頑丈ですのでずっと愛用しているものです。

 

いずれにせよ自転車の鍵を買うときは、
鍵の「差し込む部分の頑丈さ」もちゃんとチェックしてから買えば、
中折れリスクにビクビクしなくてもよくなる!・・と、思います。

 

 

以上、自転車の鍵が折れてしまった場合の、解決方法を中心に解説してみました。

 

鍵が中折れしてしまって、
鍵を外して、鍵と自転車を家に持って帰ることはできた場合・・

まずは、針金を使う方法を試してみると、
意外にもあっさりと、解決してしまうかもしれません。

 

そしてそもそも、鍵を中折れさせないことを考えて、
日頃から鍵の回し方や、鍵選びをしておくと、リスクを減らすことができると思います。

 

「自転車の鍵が折れた」ことにお困りの方の、
なにかの助けになりましたら、幸いです。



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運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマり、その後も自転車のある生活を楽しみ続けている、いち自転車マニアです。
 
【年齢・性別】30歳台、男性

【居住地域】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【方向性】まったりライド方面

【職業】
元、とある総合病院の内科医・研究員です。

現在は、企業の産業医をしています。

医師目線から運営しているブログはコチラ
(日々のカラダの使い方を整え、痛みや不調の改善を目指すブログです)

【所有自転車】
ブロンプトン:独自の魔改造がほどこされた、超小さくなる折りたたみ自転車です。クルマに常備したり、輪行で旅先に持ち込んだりと使い倒しています。

SURLY CrossCheck:初めてフレームから組み上げたロードバイク系自転車です。ハンドルやタイヤを換装することで、マウンテンバイクモードとかクロスバイクモードとかにチェンジできます。

以上の2台です。

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