ブロンプトンのハンドル交換は、したほうがいい?
ブロンプトンには最初から、ハンドルがついています。
この記事を書いている現在だと「Sハンドル」か「Mハンドル」のどちらかが装着されているはずです。
そしてもちろん、そのままのハンドルバーで乗ってもいいのですが・・
「ハンドル交換」をしてみたら、どうなる?
というのは、ある程度ブロンプトンに乗ってくると、気になるところかもしれません。
例えばハンドルを交換して、乗り心地を改善できたり・・
もしくは、スピードアップできたりするのでは?・・といった感じです。
私自身はブロンプトンを所有していて、これまでにもう何回もハンドル交換をしてきました。
そのためこの記事では、ブロンプトンのハンドル交換をしたらどう変わる?
ハンドル交換をしたらメリットがあるのは、どんな場合?
そんなところを解説していきます。
目次
ハンドル交換すると、どんなメリットがある?
まず・・ハンドル交換をすると、どんなところが変わるの?
- ハンドルの「幅を広く」できる
- ハンドルの「高さ」を変えることができる
- ハンドルを「前に出す」ことができる
といった感じだと思います。
例えば、もとのハンドルがSハンドルだとするなら、幅は「520mm」くらいのはずです。
(年式などにより、仕様が変わるかもしれませんが・・)
そして例えば私自身は現在、幅が「580mm」の、別のハンドルバーを使っています。
より長いハンドルバーを使えば・・
ブロンプトンがより「安定する」、というのが期待できます。
これは例えばマウンテンバイクだと、めちゃ長いハンドルバーが使われているわけですし・・
実際に長いハンドルのブロンプトンに乗ってみても、もともとのSハンドルとは比較にならないくらい、
がっちり!どっしり!という感じでブロンプトンを安定させることができます。
それ以外にも例えば、もとがストレートはSハンドルだったとして・・
「ライザーバー」といったものを使えば、ハンドルの高さを上げることができますね。
そしてもともとのハンドルの高さでは、しっくりこない!と感じていたとしたら・・
ハンドルの高さを上げることで、ベストなポジションに合った!・・となるかもしれません。
とはいえここは難しいところで、試行錯誤が必要になると思いますが・・
もしくは、例えば・・
上の記事で紹介しているように、ライザーバーを、うまいこと角度を調整して使えば、
ハンドルバーを「前に出す」こともできます。
ハンドルバーを前に出せれば・・たとえば少し前傾の深い、ロードバイクに近いようなポジションにできますので、
高速でも安定する姿勢にできたりとか、腕に余裕のあるポジションにできたりとかするかもしれません。
もちろん一概に、交換したほうがいい!!・・というわけではないです。
ポジションは人それぞれですので、もし、純正ハンドルバーでしっくり来るのなら、無理に換える必要なんてないです。
しかし・・もし、ハンドルの幅が狭すぎて窮屈だ。。
ハンドルが低すぎて、握りにくい。。
ハンドルをもうちょっと遠ざけて、深い前傾姿勢にしたい!
そんな感じで、ハンドル交換で乗り心地を改善できそうなら・・
思い切ってやってみると、劇的に変わってくれるかもしれません。
「折りたたみ干渉」に注意
と、ブロンプトンのハンドル交換はそんな感じなのですが・・
「干渉」しないようなハンドルバーを使う
という、ブロンプトンならではの注意点があったりします。
例えば一般的な自転車だと、どんな形のハンドルバーを使ったとしても、
「干渉の問題」なんてものは基本的に起きないのですが・・
ブロンプトンは狭い空間にパーツを密集させるように、かっちりと折りたたむ構造ですので、
「ハンドルの形」がちょっとでもまずいとすぐ、干渉してしまいます。
干渉してしまえば・・もちろん折りたためなくなりますので、致命的です。
なのでここの配慮はすごく、重要ですね。
たとえば、私自身の場合は・・
ハンドルバーを「前に出す」スタイルの時のブロンプトンは、こんな感じになったのですが・・
角度をうまいこと調整し、干渉しないよう工夫しました。
と、ブロンプトンのハンドルバーを交換してみようかな?と思うときは、
干渉しないように、形をしっかりと吟味する!
としておくと、せっかく買ったハンドルバーが干渉して使えなかった。。。
なんてことがなくなるのでは、と思います。
今回はブロンプトンのハンドル交換をテーマにお話ししてみました。