100kmという長距離は、普通は、ロードバイクとかで走るものです。
しかし・・ブロンプトンでも意外と、いけてしまうものです。
100kmを「ロードバイクで」走るのは、特別でもなんでもなく、
ロードバイクを始めた多くの人が、すぐに達成するものではないか・・と、思います。
ロードバイクだと、200kmとか、300kmとか・・・
さすがにそこまでになってくると、壁があるかな・・みたいな、規模感なのではないでしょうか。
私もさすがに、200km以上とかの長距離を走ったことは、数えるほどしか無いです・・・
しかし、ブロンプトンなど「ホイールが小さい折りたたみ自転車」で100km・・というのは、
私はなかなか、達成が難しそうな、チャレンジングな感じを抱いていたものです。
実際、ブロンプトンは簡単に輪行ができますし、
100kmも移動しようとするなら、輪行してしまったほうがはるかに早いですし・・・
とはいえ・・あえてブロンプトンの自走で、100kmを制覇してみる!
というのも、実際にやってみると意外と、楽しいものでした。
目次
ブロンプトンで100km走るなら、「脚に優しい走り方」を
ブロンプトンで100km走ってみて、「ここは重要だな」と思った注意点・・・
それは、まず「脚の筋力を使いすぎない」ということです。
ブロンプトンには、大きなデメリットとして「変速まわりが貧弱」という点があります。
日本で、自転車ショップなどで普通に売られているブロンプトンには、
2速・3速・6速、の3種類の変速段数しかありません。
かたや、ロードバイクなら20段以上とかの変速が当たり前ですし・・・
折りたたみ自転車でも、現代だと10速とか、20速とかの、
ロードバイクに遜色ない変速能力のものも、多いです。
そんな中、ブロンプトンの変速まわりは、貧弱だ・・と、言わざるを得ません。
変速まわりが弱いと、どうなるか?
重いペダルを踏んで、脚の筋肉に負担がたまってきた時、
ギアを微調整して、負担が少ないギアを選択していく・・というのが難しくなります。
脚の筋肉に負担が大きすぎるなら、すこしだけギア比を落として、負担を減らす!
・・というのは、ロードバイクの基本だと思います。
しかし例えば私のブロンプトンは、たったの2速しかありませんので、
脚の負担にあわせてギアを調整する・・というのは、ほとんど、できません。。
脚が疲れてきたら、ギアをひとつ落として、
それでも脚の負担が強すぎたら、それで、おしまいです。。
なので長距離を走るのなら、
少しでも脚に負担がきたら、負荷を減らす・・といった、脚に優しい走り方がおすすめです。
調子に乗って、重いギアをがんがん踏んでいると、
すぐに脚がパンパンになって、しかもギア比で対応できない・・!と、なりますので。笑
ブロンプトンで100km走るなら、「行きだけ」自走するのがおすすめ
ロードバイクで100km走る場合、自宅から50km進んでから、50km帰る・・とか、
行き・帰りともに自走する、ということが多いと思います。
ロードバイクだと輪行が面倒ですので、
自分ですべての道を走ってしまうほうが、快適だったりするのですが・・・
ブロンプトンだと簡単に、輪行ができてしまいますので、
100kmをすべて「行き」にしてしまって、帰りは輪行すると快適です。
そうすれば、往復の合計を100kmにする時よりも遠くまで行けますので、
行ったことがないような場所まで、自転車だけで行けるかもしれません。
もちろん、帰りに輪行するのなら、目的地あたりに帰るための駅が必要です。
もしくは・・ブロンプトンの場合、故障などのトラブルがあっても、
簡単に輪行でエスケープできる・・というのが、強みです。
なので例えば「線路沿いにルートを組んでおく」など、いろいろとルート組みの工夫をしておくと、
パンクを修理できない・・とか、体調を崩してもう走れないな・・といった時に、
歩きで最寄りの駅に着いて、輪行ができますので、おすすめです。
・・・と、ブロンプトンで100kmを実際に走ってみて、
ここがいちばん重要なポイントだったな・・と思ったところを、語ってみました。
もちろん日頃、ロードバイクで200km以上ばかり走るような猛者なら、
ブロンプトンで100km・・とかも余裕だと思いますので、無用のコツかもしれませんが・・笑
ブロンプトンを持っていて、100km走ったことは無い・・というのなら、
チャレンジしてみると、ロードで100km・・とはまた違った楽しさがあるかもしれません。