通勤距離が、ちょうど2キロくらいなんだけど・・
行ってみたいお店まで、2キロくらいあるんだけど・・
・・自転車で2キロって、どんな感じ?
日頃、自転車にまったく乗らないけれど久々に乗ろうとするとき・・
今後、繰り返し2キロの距離を走るような状況となったとき・・
自転車で2キロを走ると、
- どのくらいの時間が掛かるの?
- どのくらい大変?誰でも簡単に走れる?
- こんな条件だとキツくなる!みたいな注意点はある?
こういったところが気になるのでは、と思います。
私自身は自転車が趣味で、2キロという距離はもう数え切れないほど走っています。
なのでこの記事では、自転車で2キロはどんな感じ?
ここを徹底解説していきます。
目次
自転車で2キロは「6分」くらい
自転車で2キロ走ると、時間はどのくらい掛かる?
もちろん、脚力とか自転車の種類とかで変わってくるところなのですが・・
それを承知の上でひとつの基準を挙げると「6分」くらい、です。
なぜ、自転車で2キロは6分くらいだと言えるの?
自転車は1時間で20キロくらい進むものだから、です。
なので単純計算で、2キロは6分ですね。
私自身、もう何kmか分からないくらい自転車で走り回っていますが・・
その経験からみても「2キロは6分」というのは、そう的外れではないと感じます。
そして6分というのはカップラーメン2個分程度の、ごくごく短い時間です。
なので自転車で2キロは、走り出したら・・もう着いた!
おそらくほとんどの人にとって、そんな感覚になるのではと思います。
自転車で2キロは、誰でも楽勝
自転車で2キロって、どのくらい大変なの?
通勤で会社まで2キロ走るんだけど・・疲れきってしまう心配は無い?
まず、結論を言ってしまうと・・
自転車で2キロは正直、誰でも楽勝な距離だと言えます。
老若男女を問わずに、サクッと走れる距離ということですね。
上で書いたように、自転車で2キロはだいたい「6分」です。
かなり多めに見積もって倍にしても、12分ですね。
そしてそのくらいの時間、自転車を漕いで疲れ切ってしまうというのは・・
一部の特殊なケースを除き、まず無いはずです。
むしろ逆に「もう着いた」と感じることがほとんどでしょう。
自転車の種類も、何でもいいはずです。
優れたクロスバイクといった自転車のほうが、それはもちろん快適だとは思いますが・・
たとえボロボロになった安いママチャリでも、大した差は感じないでしょう。
毎日走るとしても、特に負担にはならないはずです。
実際に私自身、自転車趣味にのめり込む前に、1万円ママチャリで2キロくらいの通勤をしていましたが・・
走るにあたって、特に苦労した覚えは無いです。
という感じで・・誰であっても、簡単に走りきれる!
2キロは基本的に、そういう距離だと言っていいでしょう。
2キロでもキツくなってしまう条件とは
と、言ってはものの・・
2キロはどんな条件でも、絶対に楽勝!というわけでもありません。
2キロでもキツイと感じてしまうような条件も、確かにあります。
それって、どんな条件?
- 極端な坂道
- 極端な混雑
- 極端に走りにくいルート
- 天候が大荒れ
- 自転車の突然の故障
思いつく限り挙げてみましたが・・
こういった条件があれば、たった2キロでも相当な時間が掛かったり、かなり疲れてしまったりするはずです。
極端な坂道
2キロメートル全体が、極端な坂道になっている場合・・
たった2キロであっても走り切るには、相当な時間・体力が必要になります。
どのくらいの坂道がどのくらいキツいか?はこの記事に書いたのですが・・
斜度が「20%」を越えてくると、登れないほどキツいものです。
少なくとも一般的アラフォーおじさんである、私自身はそうですね。
そしてそんなキツい坂が、2キロも続くとなれば・・
それは特別に鍛えているアスリートでもない限り、そもそも走破も難しいと思います。
「ラク」なんてとんでもない!ということですね。
ちなみに斜度20%の坂が2キロ続けば、400メートルの高さを上る計算になります。
ちょっと低めの一般的な山を、頂上まで登りきるほどの高さになりますね。
こういう面から見ても、激坂2キロがどれほどハードか想像できるのではと思います。
極端な混雑
走ろうとする2キロが、極端に混雑している場合・・
この場合もたった2キロの距離であっても、すごい時間が掛かったりします。
例えば、繁華街の祭りレベルで人が密集している場合・・
自転車であっても、その中を突っ切っていくのは時間が掛かります。
車道に出ようにも、そっちもクルマだらけでまともに進めなかったりしますね。
そういう、特別な状況でなくとも・・
東京や大阪といった人口密集地だと、常に人だらけのエリアも多い!
というのは、住んでいる方なら実感できるところでしょう。
そして走ろうとした道が、実はめっちゃ混雑していた!という場合・・
たった2キロであっても、想定外の時間がかかるかもしれません。
極端に走りにくいルート
極端に走りにくいルートも、進むスピードを落とします。
例えば初めて訪れる道が、入り組んでいてまっすぐ進めないとか・・
橋だらけの飛び島エリアで、進める道がそもそも分からないとか・・
もしくは舗装されておらず、砂利や泥が浮いているとか・・
そういった走りにくい条件があればもちろん、スピードは激減します。
場合によっては、普通の何倍もの苦労があるかもしれません。
私自身、初めて訪れた旅先で何度も苦しめられました・・笑
天候が大荒れ
大荒れした「天候」も、スムーズに進む妨げになります。
例えば、台風か?と思うほどの強烈な向かい風とか・・
一瞬でびしょびしょになるレベルの、すさまじい豪雨とかがあれば・・
それはもちろん、進むスピードを大きく落とすことになります。
さらには、雪がこんもり積もるほどに降っていれば・・
何の備えもしていない自転車だと、そもそもその上を走れなかったりします。
その場合は進むスピードは、徒歩と変わらなくなりますね。
なので、走るのがたったの2キロであっても・・
特に天候が崩れそうなシーズンは、しっかり天気予報チェックしておくのがおすすめです。
自転車の突然の故障
自転車が突然故障しても、大きな時間オーバーが起きます。
自転車の故障にも、いろいろな種類がありますが・・
頻度が圧倒的に多いのは、まあパンクですね。
たった2キロであっても、たとえば1キロ地点でパンクが起きれば・・
残り1キロは基本的に、歩いて押すしかなくなります。
そしてそうなればもちろん、はるかに長い時間が掛かってしまいます。
その場でパンク修理しようとしたり、自転車屋に持ち込んだりしても、時間オーバーは同じことですね。
突然のパンクは通勤中とかに起きると、本当に焦ります。
なのでパンクしたら、一旦その場に自転車を停めてダッシュできるよう、頑丈な鍵を携帯しておくとか・・
自転車の故障にも、しっかり備えておくのがおすすめです。
徒歩と自転車はどっちがいい?
2キロは自転車で走れば、数分で走りきれるけど・・
たった2キロなら徒歩のほうがいいんじゃないの?
こう思うのも自然なことなので、ここも検討してみます。
そして一般的に、人間の徒歩速度は時速4キロ程度と言われていますので・・
徒歩で2キロは、だいたい30分くらいになるはずです。
そして自転車ありだとそれを、たった6分程度まで縮めることができます。
駐輪の手間とかを含めても、10分とかそのくらいになるでしょう。
なので自転車を使う価値は十分にあると言えると思います。
とはいえ、その時間短縮に価値を感じるか?も考えどころです。
べつに20分くらい、長めに時間がかかっても別にいいなら・・
わざわざ自転車を持ち出さず歩いてしまおう、というのも十分アリとなるからです。
ちなみに個人的には、2キロなら「電動じゃない普通のキックボード」が最高だと思っているのですが・・
この記事に書いたように現在、基本的に、公道でキックボードには乗ってはいけない!というルールになっています。
なのでとても残念ですが、現在はキックボード移動はあきらめています。。
歩きと自転車のさまざまな面からの違いを、
上の記事で比較しているので、こちらも参考になるかもしれません。
今回は自転車で2キロ走ることについて、知っていることや考えたことを書いてみました。