自転車のバルブが、曲がってしまった。。。。。。
床に倒したとき物に当たったとか、整備のときへんに当たったとか、理由はいろいろでしょうが・・・
今まさにお困りで、この記事を開いている方もいらっしゃると思います。
ロードバイクやクロスバイクだと特に、細い「仏式バルブ(フレンチバルブ)」が使われていることが多いです。
なので、曲がりやすいんですよね。。
なのでこの記事では、自転車のバルブが曲がってしまったときの対処法を書いていこうと思います。
目次
できれば「そのまま使う」がおすすめです
バルブが曲がった・・どうしよう・・
よし、曲げ直そう!!
曲がったら曲げ直す!は、シンプルな直し方ですので、
これをやろう!と思うのは自然な流れかもしれませんが・・・
結論から言いますと、おすすめしません。
なぜか?
バルブは細い金属ですので、曲げ直すと強度が激減します。
ので、使っているうちにぽっきり折れる可能性がでてくるからです。
曲がりの程度にもよるのですが・・私はいらなくなったバルブの先端を試しに、何度も曲げ直してみたのですが・・
6-7回くらいぐにぐにと曲げ直しているうちに明らかに、曲げるときの抵抗が減って、強度が落ちたな・・と感じました。
そしてさらに何度も何度も、ぐにぐにぐにぐに曲げていくと・・・
数十回も曲げたところでぽきっと、完全に破断してしまいました。
なのでもちろん1回曲げ直すだけでも、ある程度、強度は下がってしまうと思われます。
家で何かしているときにぽきっと折れるだけなら、まだいいです。
しかし自転車で遠出しているときに、突然折れた!なんてことになろうものなら・・
もちろん空気が抜けてパンク状態になりますし、
最悪、走行の最中に折れでもしたら一気に空気が抜けて、危険なことになるかもしれません。
なら、どうするのか?
もし、そのままの状態で空気を入れることができるのなら、「そのまま使う」ほうがいいと思います。
無理して曲げ直さない、ということですね。
バルブは程度にもよりますが、少しくらいなら曲がっていても、ふつうに使えます。
なのでふつうに使える範囲なのなら、そのまま使ってしまうほうがいいと思います。
曲がりすぎて、空気も入れられない場合は
そして・・あまりにも曲がりが強すぎる場合は、空気を入れることもできなくなります。
そして、その場合は・・
曲げ直してたとえ、使えるようになったとしても、
そこまでひどい曲げを直せば強度も下がりますので、それを使うのはおすすめしません。
ということはそのバルブ・チューブは残念ながら、もう使えないと思います。。
そのまま穴からバルブを抜けるのなら、抜いてしまって、
パンク修理と同じ要領で、新しいチューブに入れ替えるほうがいいと思います。
チューブの選び方はこの記事に書いていますが、
チューブは劣化とか、バルブの損傷とかが安全に直接かかわってきますので、
ある程度ストックしておいて、壊れたかな・・怪しいかな・・と感じたらすぐ交換!のほうがいいと思います。
バルブ穴から引き抜くことさえできない場合は、バルブをカットするしかないです。。
例えば金属用のこぎりなどがあると、便利ですね。
パーツのカット作業にも使えるので、一本持っておくと便利です。
まとめますと・・・
- 空気を入れられるのなら、そのまま使う
- 空気も入れられないのなら、チューブごと交換する
で、いいのではないかと思います。
今回は自転車の「バルブ」が曲がったときの、解決方法についてお話ししました。