サドルハイトインサートは、超絶便利です。
というか、ブロンプトンをお持ちの方なら、当然ご存知ではあるでしょうが・・笑
ブロンプトンに、サドルハイトインサートを装着すると、
折りたたみからの展開時、サドルの高さを微調整する必要がなくなります。
モノとしては、これですね。
このサドルハイトインサート・・サドルを上げていったときに、どの高さでサドルが止まるかを「設定」することができるので・・・
あらかじめ、自分に合った高さにセッティングしておけば、
毎回、カンッ!とサドルをいちばん高いところまで引き伸ばせば、自動的に、乗りやすい高さに決まってくれるんですね。
サドルの高さは、ミリ単位の違いでも乗りやすさが変わってきますので、
ブロンプトンを展開するたびにミリ単位で、サドルを合う高さに調整する・・という作業から開放されるのは、ものすごく快適です。
・・・と、ここまでは、ブロンプトンオーナーの方でしたら、
当然ご存知のことだろうとは思うのですが・・・
実は、違う高さのサドルハイトインサートを、3つほど作っておくと、
生活の中でのブロンプトンのポジション出しが、さらに快適になる・・と思いました。
サドルハイトインサートを3つ作るということは、
つまり、サドルハイトインサートのつけかえカスタムをすることで、
ブロンプトンのサドルを、3種類の高さに設定できるようにする・・ということです。
こんな感じで、左から順に、切れる場所ひとつぶんずつ、高さを変えてあります。
サドルハイトインサートは長ければ長いほど、ブロンプトンのサドルを低く設定することになりますので、
これらをそれぞれ装着すると、いちばん左のものだとサドルが高めに、いちばん右にいくほどサドルが低めに、設定されることになります。
・・・一種類で、よくね??
と、もしかしたら思われたかもしれません・・・笑
しかし、合った「サドルの高さ」というものは、生活の中で意外と変わるものです。
たとえば靴を買い換えれば、靴底の高さが変わりますので、
そのぶん適切なサドルの高さも変わります。
サドルを買い替えた場合も、同じです。
サドルの厚みが変わりますのでもちろん、合わせるべき高さは変わってきます。
それ以外にもたとえば、ペダリングが上達し、股関節をよりうまく使えるようになれば、
「脚を長く使える」ようになりますので・・・
合ったサドルの高さは、すこしだけ上がります。
他にも、いろいろとケースはあるのですが・・・
こんな感じで、「もうちょっとサドルを高く・低く設定したい」となることは、
意外と、あるものです。
ロードバイクだと、サドルの高さを変えたいのなら、
アーレンキーなどでシートポストの高さをふつうにいじれば、それで終わりなのですが・・・
ブロンプトンで、サドルハイトインサートでサドル高を決めている場合は、
サドル高の設定を変えたいのなら、サドルハイトインサートを買い換えるしか無いのです。
サドルハイトインサートの高さにあわせたあと、さらに手で微調整するようなら、
なんのためのサドルハイトインサートか、わからなくなりますし・・・
なのでそういう、いろいろな事情で、サドル高の設定を変えたくなったときに、
カスタマイズによってサドルハイトインサートを、
そのときの条件に「合った」別の高さのものに付け替えればいいわけです。
実際やってみると、このスタイル、すごく快適です。
もちろんサドルハイトインサートの個数は、3個に限る必要はありません。
5個とかにしても、かまわないでしょう。
サドルハイトインサートは、ブロンプトン専用品ということもあって少し値段がしますので、私は3個におさえていますが・・・笑。
サドルハイトインサートは、ブロンプトン展開のたびの「サドル調整の手間」を完全に省いてくれる、神アイテムです。
そしてこれを「3種類」常備してみるようにしたところ・・・ブロンプトン生活が大幅に、快適になりました。
ブロンプトン愛好家の方の、なんらかの参考になれば・・と、思います。