来月から新生活!楽しみだけど・・「生活の足」はどうしよう?
そうだ、自転車を買おう!
でも・・「電動アシスト自転車」と「クロスバイク」、どっちにしよう?
自転車を買おうとするとき「電動自転車 or クロスバイク」というのは、よく迷われるところのようです。
それぞれ「街乗り最強」と言えるようなタイプの自転車ですので・・
この2トップのうち、どっちがいいかな?・・というのは、自然な迷いだと思います。
電動自転車だと電気の力でアシストしてもらえますので、ラクに進めるわけですが・・
クロスバイクも高性能なものだと、走行抵抗がすごく少ないので、こっちもかなりスムーズに進めます。
そして、「電動ならではのデメリット」といったものもありますので・・
電動自転車とクロスバイク、どっちを買ったらより幸せになれるかな?
というのは、いろいろ考えて決めないといけないです。
なのでこの記事では、電動アシスト自転車とクロスバイク、どっちにしよう?
そのあたりの考え方を、解説していきます。
目次
「電動のデメリット」って、なに?
電動自転車か?クロスバイクか?
というのはそのまま「電動ありか?無しか?」になってきます。
他にもいろいろ違いはありますが・・まあ、ここがメインの違いですよね。
もちろん、電動ならではのメリット・デメリットを考えていくわけですが・・
まずは電動の「デメリット」のほうから考えてみます。
重要と思うポイントだけ、ざっくり挙げると・・・
- 補助してもらえる距離に、限りがある
- 充電に時間がかかる
- バッテリーが切れると、ただの重い自転車
という感じです。
当然かもしれませんが・・
「バッテリーを載せる」ことにかかわるデメリットが、多いですね。
電動アシスト自転車の補助距離は、機種にもよるのですが、
1回の充電でだいたい「数十km」程度です。
いろいろ見てみましたが・・・
補助距離が100kmを越えるものは、なかなか無いようですね。
なので走るのが1日10km程度なら、毎日の充電までは必要ないですが・・・
やっぱり数日に一回は、忘れずに充電するべき!となってきます。
そしてバッテリーを使い切ると、これまた機種によりますが、
だいたい4-5時間程度の充電時間が掛かります。
充電できる場所も基本的に、自宅のみに限られます。
(充電器を持ち歩く選択肢はありますが、スマホ充電器などと違ってデカ重いので、なかなか難しいはずです)
そして当然ながら、補助してもらえる距離を越えてしまったり、
充電を忘れたりして、バッテリーがカラになってしまうと・・・
ママチャリよりさらに数kg重い、激重自転車になってしまいます。。
それ以外にも、バッテリーやアシストシステムまわりの故障の可能性があったり、
同じ品質のアシストなし自転車と比べると、高価になったり・・ということもあります。
自分の脚力をあまり使わないぶん、ダイエット効果も低かったりはしますね。笑
と、いろいろデメリットはあるわけですが・・・
これらのデメリットを「メリット」が上回るなら、買い
と、そういうことになると思います。
「電動のメリット」と比較してみる
電動アシストの「メリット」は・・
もちろん、電気にアシストしてもらえることです。
どんな感じでアシストされるのか?を、もうちょっと詳しく検討してみると・・・
・走行速度時速10km未満では最大で1:2
・時速10km以上時速24km未満では走行速度が上がるほどアシスト比率が徐々に減少
・時速24km以上では補助力が0になる
(道路交通法施行規則第一条の三)
と、されています。
つまりは遅ければ遅いほど、強力に支援してもらえるということですね。
そして逆に24km/hを越えると補助がゼロになりますので、
高速域ではデメリットにも書いた「単なる重い自転車」になってしまいます。
ちなみに、24km/hとはどのくらいか?なのですが・・
個人の感覚による、本当にざっくりした目安ですが、
ママチャリで歩道を走るときの、ギリギリ上限くらいの速度だと思います。
誰もいない田舎の、だだっ広い歩道を走るときはこのくらいまでは出るかな・・といった感じですね。
ちなみにロードバイクだと、軽く漕いだだけであっさり突破する速度だったりもします。
と、いうことを考えると・・
電動アシストは特に、
① 信号などが多い「街中」をよく走る
② スピードが落ちがちな「登り」が多い
③ 「脚力」が弱め(年齢、怪我など理由はいろいろだと思います)
といった場合に、有効でしょう。
こういったメリット・デメリットを考えて・・・
自分には電動の補助が有るほうがいい、と感じるなら、
選ぶべきは電動アシスト!となるのではないか・・と思います。
電動と比べて「クロスバイク」は、どうか?
電動アシスト自転車の魅力は、負担少なく、ラクに走れることなのですが・・・
高性能なクロスバイクも実はかなり、ラクに走れます。
高性能クロスバイクといえば、例えば・・5万円くらいで買える、「GIANT Escapeシリーズ」といったモデルがあります。
5万円クロスバイクの良さは、この記事で詳しくお話ししているのですが・・・
私の感覚ですが、こういった5万円くらいのクロスバイクでも、
一般的なママチャリと比べると半分以下の疲れで走ることができると思います。
ちゃんとしたクロスバイクは、ママチャリと比べると・・
ホイールの転がりの良さとか、ベアリングの回転のスムーズさとか、そういったものが段違いにハイレベルです。
なのではるかに軽い力で、スー・・っと、遠くまで進んでくれるのです。
もちろん、これ以上高価なクロスバイクでも同等、もしくはより高いレベルで、軽く進んでくれます。
なので例えば、電動ナシじゃ無理!と思っていたとしても・・
基準がママチャリから、クロスバイクといった自転車に変わると、
あれ、意外と自分の脚力だけでもいけるのでは・・?
実は電動、不要だったのでは・・?と、なるかもしれないものなのです。
とはいえ「より軽く走れる」ほうは、電気のアシストがある、電動自転車になってきます。
なので例えば近所の自転車ショップで、クロスバイク・電動自転車をそれぞれ試乗してみて、
クロスバイクでもいけるか?電動アシストがないとキツいか?
というのを確認してみる・・というのも、ひとつの選択肢でしょう。
逆にクロスバイクが、電動アシストに明確に劣ってしまうのが「登り」です。
平地なら走行抵抗の軽さで、スーッと長距離を走れたとしても・・
ある程度以上の登りになるとどうしても、平地をはるかに超える負担がかかってしまいます。。
しかし電動アシストなら、自転車の天敵たる「登り」においても、平地とあまり変わらないような負荷でスイスイ登っていけます。
私自身、それぞれのタイプを乗り比べたこともありますが・・
電動自転車の「登り」におけるアドバンテージは、もう、圧倒的ですね。
なので例えば、通学・通勤路が登りだらけで、電動アシストが有るほうがいい!
・・というのであれば、電動自転車のほうを選ぶ・・というのが、ひとつの基準になるでしょう。
電動アシスト自転車とクロスバイクは、ぜんぜん違うようでいて・・
「街乗り最強!」というポイントで、意外と似たタイプの自転車です。
なのでそういう用途で、電動自転車?クロスバイク?どっちにする・・?
となった場合は、よく走ろうとする距離とか、充電の手間は負担にならないか?とかを検討し、
じっくり、考えていくところだと思います。
今回は電動自転車とクロスバイク、どっちがいい?をテーマにお話ししてみました。