ブロンプトンは、サドルが下がりやすいです。
ブロンプトンで、快調に飛ばしていて・・
あれ?なんか脚が動かしにくいぞ?めっちゃ窮屈な感じがする・・
サドルが下がってた!
というのを私自身、ブロンプトンを買ったばかりの頃に何度も経験しました。
しかしある「解決法」を採用してからは、このサドルが勝手に下がる問題に悩まされることは、まったく無くなりました。
以下、解説してみます。
「六角ナットを蝶ナットに変更」で、解決した
ブロンプトンのサドルが下がる・・原因はなに?
シンプルに、シートポストを固定する部分が緩んでくるからですね。
ブロンプトンのシートポストは「クイックリリース」で固定するタイプなのですが・・
このクイックリリースのクイックリリースの締め付けの強さを調整するためのナットが、反対側にあります。
そしてこのナットが使っているうちに、少しずつゆるんできてしまうのですね。
もちろん1日や2日で緩みはしませんが、何ヶ月も使っていると、いつのまにか緩んでいる・・ということが多いです。
そして走行中、サドルがいつの間にか、少しずつずり下がっている・・ということに気がつくわけです。
私はブロンプトンを買ったばかりの頃は、この「サドルがすこしずつ落ちてくる問題」に、けっこう悩まされました。
そもそもシートポストまわりの構造も知りませんでしたので、なぜずり落ちてくるのかもわかっていなかったです・・笑
サドルの高さは、1mm違うだけでも乗り味が違ってきますので、
ここもロードバイクなどでは、mm単位で追い込まれる超重要ポイントです。
そのためわずかでもずり落ちてしまうと、せっかく出したポジションは崩れてしまい、
完成したはずの乗り味は、台無しになってしまうのですね。。
シートポストの締め付けが緩んできてしまうこと自体を、完全に防ぐのは難しいです。
なので私はクイックリリースの強さを調整するためのナットを、「蝶ナット」に変更しました。
それでクイックリリースの強さを「手だけで簡単に」調整できるようになります。
通常、この部分には六角ナットがあり、六角レンチで操作するものです。
しかし蝶ナットに変更することで、「クイックリリースの締め付けが弱いな」とか、「サドルが落ちてくるな」と思ったら・・
クイックリリースを開き、手でナットを回し、クイックリリースを締める!
という動作だけで工具要らずで瞬時に、クイックリリースの締め付けをいちばん強い状態に戻すことが可能になります。
この部分のナットは、「クイックリリースを開いた状態」だと、手でも回せるくらいゆるくなります。
そしてクイックリリースを閉じると、がっちりと固定される!という仕組みです。
なので、こんな方法が使えるわけですね。
もちろん蝶ナットに変更せずとも、六角レンチで操作すればいいわけですが・・
工具セットからレンチを取り出したりするのは、ロングライドの最中などだと意外に手間です。
ましてや、「微調整」となると・・手でかんたんに調整できるようになるメリットは、大きいです。
この蝶ナットのサイズは、私のブロンプトンでは「M6」というサイズのものが適合しました。
モノとしては、ホームセンターなどで簡単に手に入るはずです。
(ナットのサイズは、ブロンプトンの型番などにより変わってくるかもしれませんので、あくまでご自身で計測をされてください)
クイックリリース部分のボルトを蝶ナットに変更するだけで、私の場合は・・
いつでも簡単に、クイックリリースの締め付けがギリギリまで強い状態をキープできるようになり、
サドルがずり落ちてしまうのを常に、ほぼ完全に防げるようになりました。
もし、ブロンプトンのサドルがずり下がる!に悩んでいるのであれば・・
低コストな方法ですし、試してみてもいいのでは、と思います。
なお、ブロンプトンに限らない、全体的な「自転車のサドルが下がる」問題については、
上の記事で解説しています。
今回はブロンプトンのサドルが下がる!への対処法を解説しました。