うわっ・・私のブロンプトン、倒れすぎ・・!!
・・・となるのは、ブロンプトンオーナーあるあるだと思います。
つまり、折りたたんだ状態のブロンプトンが、ちょっと当たっただけで倒れてしまったりとか、
当たってもいないのに倒れて、ずっと支えなくちゃいけなくてイライラする・・とかいう状態ですね。
この記事では、折りたたんだブロンプトンがすぐ倒れてしまう原因と、解決方法をお話ししていきます。
目次
左右の「重量バランス」をとる
まず、重さが左右どちらかに偏っていれば、倒れます。
これはまあ、あたりまえですね。
折りたたんだ状態のブロンプトンは、
こんな感じなわけですが・・・
例えば左側、つまり、
こっち側に重さがかたよっていると、こっち側に向かって倒れていきます。
そして反対の右側、つまり、
こっちに重さが偏ると、こっち側に倒れてしまいます。
なんで、重さが偏るの?
②:装備をつけすぎ
の、どちらかだと思います。
まず①ですが・・ブロンプトンは折りたたんだ状態で、もともと重心がすこし偏っていることが多いです。
これはまあ、複雑な構造のものですし、重心をジャスト真ん中にもってくる!というのは難しいですので、仕方がないことかもしれません。
地面に当たる部分も、左右対称ではないですし・・・
なのでその場合はもちろん、重心が偏っている方向に、倒れやすくなります。
もしくは②・・装備をつけすぎ、という場合もあります。
たとえばハンドルバーにごてごてと、重いライトなどをつければ、もちろんその方向に偏りますし・・・
逆にフレームに鍵など重いものをつければ、その方向に偏ります。
と、いうわけですが・・・
最終的に重量バランスをとるための、有効な方法としては、
バランスがとれるように、うまく装備を追加していく
が、一番いいと思います。
例えば私のブロンプトンの場合は、初期状態で、ハンドルバー側のほうに倒れやすかったです。
なので・・・
こんな感じで、フレーム側に鍵を配置しました。
鍵については、この記事で紹介しているのですが・・・
この鍵は1kgくらいある、頑丈な鍵ですのでもちろん、配置したほうにかなりの重さを掛けることができます。
なので私の場合はこの鍵を配置したことで、左右の重心の偏りがほとんど無い状態になり、
ブロンプトンが倒れる・・!というのが、滅多に起きないようになりました。
もちろん重心がどっちに偏ってるのか?というのは、ブロンプトンの型番とか、いろいろな要素で変わってきます。
なので最終的には「現物合わせ」で、試行錯誤しながら、重心バランスをとっていくしかないです。
例えばフレーム側に鍵以外にも、ツールボトルとか、輪行袋とかを装着してもいいでしょうし・・・
例えば変速機なしの状態と、内装変速機ありの状態を比べれば、
変速機ありのほうがそっちに重心がかたよります。
もしくは例えば、重いハンドルバーを使う・・つまり純正だと、SハンドルからPハンドルに変更すれば、ハンドル側に重心がかたよります。
そういったことをいろいろ試して、もうちょっと右に・・もーちょい左・・と、
自分のブロンプトンがベストバランスになる状態を実現する・・
というのが、ブロンプトンが倒れるのを防ぐいちばんの方法だと思います。
「リアキャリア」も有効
そしてブロンプトンに、リアキャリアを装備するのも有効です。
オーナーならご存知のように、ブロンプトンにリアキャリアをつけると、
重い荷物を運べるようになるだけではなく「輪行時に転がしやすく」もなります。
3つのホイールで地面に接していたところを、4つのホイールで接するようになりますので、
もちろんそのぶん、コロコロと転がしやすくなるわけですね。
そして・・当然ですが3点で立てるより4点で立てるほうが、安定します。
なのでリアキャリアが無いよりも、有るときのほうがずっと安定してくれます。
この差はけっこう圧倒的で、リアキャリア有りならかなりバランスが崩れたとしても、
ぐん!と勝手に持ち直してくれるほどです。
とはいえ・・優先順位としては「左右バランスをとる」ほうが上だと思います。
倒れないようにする基本は、重心バランスとることですので、まずは重心をいろいろ試行錯誤して整え、
さらに安定性を高めたいならリアキャリアも装着する・・
というほうが、ブロンプトンを転倒から防ぐための王道だと思います。
今回は「ブロンプトンが倒れる・・!を、防ぐ方法」についてお話ししました。