自転車が趣味になると、放っておけば、自転車がどんどん増えていきます。
これは、自転車を増やしたい!という、趣味欲が原因のことが多いと思いますが・・笑
とはいえ、あまりに増やしてしまうと、
部屋が自転車で埋もれてしまったり・・となります。
もちろん、持つ台数に決まりなどないですし、
完全に、個人の自由ではあるのですが・・・
何台、自転車を所有するのがいいのか?
以下、考えをまとめてみます。
目次
1台
自転車を持つのは、1台だけ!
・・・一番、シンプルな形ですね。
メリットとしてはいろいろな意味で、一番「ラク」なことでしょう。
メンテナンスの手間は、一台ぶんですし・・・
部屋のスペースも、一台ぶんしか取りません。
もちろん値段も、一台ぶんです。
そして当然ではありますが、一度に何台もの自転車に乗れるわけではないですので、
一台あればじゅうぶん、自転車を便利に使いこなしたり、楽しんだりすることはできます。
なのですが・・・
もし、「移動手段」として、自転車をバリバリ活用するのなら、
一台だけだと、きついと思います。
理由は自転車のメンテナンスやトラブルの最中、自転車が完全に使えなくなるから、です。
自転車生活をしていると、たとえばチェーンが切れたり、変速機が壊れたり・・など、
トラブルが起きて、自転車を使えなくなることがあります。
もしくは、一時的にパーツを外したりなどの、
メンテナンスの最中ももちろん、自転車は使えません。
なので、一台だけしか自転車を持っていないと・・・
たとえば自転車通勤などで自転車が必要なのに、
自転車が使えない!!・・なんてことに、なるわけです。
なので例えば、パーツを一度にたくさん外して、総組み換え・・みたいな、
思い切ったカスタマイズとかは、やりにくくなります。
もしうまく戻せない場合、その間は自転車が使えなくなるわけですので・・・
(経験済みです・・笑)
とはいえここは、クルマや電車をメイン交通手段として使っているのなら、問題なしです。
ですが「自転車を使えないタイミング」を作りたくないのなら、
一台だけだと困ることがある・・というのが、
重要なポイントだと思いました。
2台
自転車の所有台数を「2台」にするのは、
バランスがとれた選択かもしれません。
私自身も、自転車の所有台数は2台です。
2台持ちしていれば、1台がメンテ中などで使えなくなっていても、
もう1台をバックアップとして使うことができます。
2台の自転車が、同時に使えなくなるケースはまず無いですし・・・
実際、私の7年ほどの自転車趣味歴でも、
2台の所有自転車が、両方とも使えない状態になったことは、一度もありません。
そして1台だけと比べた、最大のメリットは、
やっぱり、自転車の「種類」を増やせることでしょう。
やっぱり、いろいろな自転車を持っているほうが、
自転車趣味は、楽しくなるものです。
私自身は、「ロードバイク x 折りたたみ自転車」という組み合わせにして、
ロングライドなどがっつり走るときは、ロードバイクを、
輪行などで旅先に持ち出すときは、折りたたみ自転車を・・という感じで、使い分けています。
(ちなみにロードバイク側は、バーハンドルに変更したり、太いタイヤに換装したりもできる変態仕様で、
マウンテンバイクモードにしてオフロードに行ったり・・にも、対応できるようにしています)
もちろん、何の自転車を持つのか?は、好みが分かれるところで、
「ロードバイク x マウンテンバイク」とか、タイプの違う「ロードバイク2台」とかいうのもアリでしょう。
2台なら、例えば2台の自転車を縦に並べられるスタンド・・といったものを使えば、
とってしまう部屋のスペースも、最小限にできます。
こんな感じのものですね。
この製品は私も、持っているのですが・・・
自転車を縦に2台並べられるので、1台分のスペースで2台置けて、
さらに「壁置き」タイプなので、4本脚タイプなどと比べてさらに設置スペースを削減できる・・という、
省スペースでの自転車設置には、最良のアイテムだと思います。
と、いう感じで・・・
自転車の所有台数は2台!というのは、
なかなかバランスがとれたスタイルなのではないか・・と思います。
3台
自転車を3台持つ、というのも、
2台と同じく、バランスがいい選択だと思います。
3台あれば、メンテ中で自転車が使えない!・・とかいうことは、まずなくなるでしょう。
必ず、どれか一台は使えるはずです。
そして3台もあれば、いろいろな車種を楽しむことができます。
例えば、ロードバイクとグラベルロードと折りたたみ自転車、とか・・・
スピード系ロードバイクと、ロングライド系ロードバイクと、街乗り用クロスバイク、とか・・・
クロスバイクと、タイプが違う折りたたみ自転車2台、とか・・・
・・・夢が広がりますね・・・笑
しかし3台にもなってくると、問題になるのが、
メンテナンスの手間、です。
例えば私の場合は、自転車は基本的にすべて、自分自身でメンテナンスしていますので、
例えばボルトの締め具合・・とかも一本一本、確実に管理しなければいけないです。
じゃないと、自分の整備ミスのせいで、大怪我しかねませんので・・・笑
そして3台ともなると、当然ではありますが、
管理するべきパーツ点数は2台のときの、1.5倍です。
もちろん社会人は、自転車のメンテ以外にもやることがあるわけで・・・
3台にもなってくると、ちょっと、キャパオーバーになってくるなぁ・・・
というのが、個人的な感覚でした。
とはいえもちろん、このあたりは人によるところですし、
メンテナンスなどを自転車ショップに「外注」するのなら、特に問題ないところですね。
なので、所有台数「3台」というのは、
じゅうぶんにアリな、良い選択肢だと思います。
4台以上
4台以上・・というのも、アリだと思いますが・・・
ここからは、かなり条件によるだろうな、とも思います。
というのも、所有台数が4台以上ともなってくると、
さすがに、スペース的に厳しくなってきます。
一人暮らしで、部屋の中に自転車を4台以上おさめられる人は、少ないでしょう。
駐輪場を使うとしても基本的には、1台ぶんしか使えないでしょうし、
駐輪場に置いた自転車は盗難リスクとか、劣化リスクとかが、跳ね上がってしまいます。
・・・自分が住む部屋なのか、自転車が住む部屋なのかわからなくなった・・では、
目も当てられません・・笑
とはいえもちろん、ここも人によるところです。
たとえば一軒家を持っていて、ガレージなどもあるのであれば、
自転車4-5台の保管くらい、楽勝でしょう。
そして、4台を越えてくると、整備の手間も跳ね上がってきます。
自分だけで、4台以上の自転車を日常メンテナンスするのは、
個人的には「無理だな」と思うのですが・・・
ここも、メンテはショップに完全に外注してしまうのなら、
問題になりにくいです。
そして4台以上も持つことができるのなら、
本当に、好きな種類の自転車を、好きなだけ持てますね。
・・・憧れですね・・笑
もちろんその分、お金は掛かりまくるわけですが・・・笑
何台持ちがベストバランス?
それでは・・何台持つのが多すぎず少なすぎない、バランスのとれた台数なのでしょうか?
もちろんここに、万人共通の答えなど無いのですが・・
あくまで個人の経験から言いますと、「2台」がいちばんバランスがいいな、と思いました。
「趣味として自転車を楽しむ」のならやっぱり、たった1台だけだと、楽しみ方に限界があるなぁと思いましたし・・
明日はサイクリングの予定にしてたけど、整備中だった!・・なんてとき、
かわりの自転車が1台も無いのはやっぱり、不便です。。
そして3台以上になると、どうしても「スペースとりすぎ」「手間かかりすぎ」状態になって、
ちょっと多すぎるなぁ・・という感じがしました。
一般的なマンション暮らしで、自転車は室内置きが基本・・となっていると、
3台以上持つのはかなりの覚悟が必要かな、とも思います。
なので例えば、1台の自転車に細いタイヤ・太いタイヤの両方を装着できるようにして、
オンロードにもオフロードにも対応できるようにする・・なんて工夫もしていたりします。
ここはもちろん、一戸建てに住んでいたりなど条件が変われば、ぜんぜん変わってくるでしょうし・・
たとえば自転車は「吊り下げ」するなど工夫をすれば、何とかなるところかもしれません。
と、今回は自転車は「何台」持つのがベストか?を考察してみました。