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700Cの自転車に乗れる身長は?

自転車にまたがる女性

「700C」のロードバイクやクロスバイクが欲しいけど・・

対応する身長って、どのくらいから?

 

ロードバイクやクロスバイクといった、スポーツ自転車は・・

ほとんどの場合で「700C」というサイズのホイールが使われています。

基本的には自転車界で、いちばん大きいサイズですね。

 

そしてまだ身長が低い子どもに、ロードバイクなどを買い与えようとしていたり・・

もしくは自分自身が、小柄な体格だったりする場合は・・

「700Cって、どのくらいの身長から乗れるの?」は気になるところだと思います。

 

身長が不足していると、ハンドルに手が届かなくてめちゃくちゃキツいことになったり・・

地面にまったく足が届かなくて、すごく危ないことになったりします。

なので身長が微妙か?と思われる場合、ここはチェック必須のところですね。

 

なのでこの記事では、700Cに対応する身長について解説していきます。

「XSサイズ」に乗れない場合は、乗れない

700Cの自転車は、いろいろなメーカーが出しています。

そしてほとんどのメーカーで、自転車はさまざまなサイズが発売されています。

XSサイズ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ・・という感じですね。

 

そしてサイズが小さいモデルほど、対応身長が低いものです。

なので各メーカーのいちばん小さいサイズ(多くの場合で「XS」サイズ)に乗れるか?がチェックのしどころで・・

いちばん小さいモデルで身長が足りない場合、そのメーカーの700Cには乗れない!ということになってしまいます。

 

じゃあ、いちばん小さいサイズのモデルの対応身長はどのくらい?

ここをスポーツ自転車の定番メーカー「ジャイアント」「キャノンデール」「トレック」で確認していきます。

 

まず、いちばんメジャーな「ジャイアント」を見てみると・・

ジャイアントの身長表

ジャイアント公式サイトの該当ページより引用

こうあるように、XSサイズの適応身長は「155cmから170cm」となっています。

 

次に「キャノンデール」を見ると・・

キャノンデールの身長表

キャノンデール公式サイトの該当ページより引用

とあるように、XSサイズの適応身長は「152cmから165cm」です。

 

最後に「トレック」を見ていくと・・

トレックの身長表

トレック公式サイトの該当ページより引用

トレックは一番小さいサイズが「49」となっていて、一番小さいサイズの適応身長は「156cmから165cm」となります。

 

これら3メーカーの適応身長をまとめると、いちばん小さいサイズの700C自転車は・・

150cm台半ばくらいから乗れる、という感じになると思います。

 

150cmジャストだと、ちょっと足りない感じになって・・

160cmあればまず問題ない!と言えるわけですね。

 

もちろん、実際にはちゃんと乗れるか?を「試乗」で確認したほうが良いのですが・・

まずメーカーの適応身長を見てみると、上のような結論になりました。

サドルからつま先が地面に届くか

サドルに座った状態で、地面に向かって足を伸ばして・・

つま先が、地面にちゃんと届くか?

実際に乗ってチェックするとき、ここがまず大事なチェックポイントです。

 

700Cの自転車はママチャリと比べ、サドルを高めにするものです。

なのでサドルにまたがった状態で、足が地面にべったり着く必要は無いのですが・・

 

サドルから伸ばしたつま先が、地面にかすりもしない!

それはさすがに、いざという時に体重を支えられず危険だったりします。

特に700Cの自転車を初めて買う、初心者だとそうですね。

 

そしてサドルは、工具を使えば高さを変えられますし・・

サドルの高さは、上で解説した自転車の「サイズ」によっても変わってきます。

「XS」サイズが、いちばんサドルが低くなるわけですね。

 

なので、見るべきポイントとしては・・

「XS」サイズで、サドルをいちばん下まで下げたときにつま先が届くか?

ここになってきます。

それで届かなければ、700Cの自転車ではどうあっても届かない!ということになってきます。

 

 

そして、実際に届くか?をチェックするときは基本的に「試乗」をするわけですが・・

試乗車はだいたい「S」サイズか「M」サイズになっていて、「XS」の試乗車は置かれていないことも多いです。

なのでその場合はS・Mサイズと、XSとのサドル高の「差」を考えるといいかもしれません。

 

自転車のフレームには、

ジャイアントのジオメトリー表

ジャイアント公式サイトの該当ページより引用

こんな感じの、いろいろな「長さ」のパラメーターがあって・・

 

この中だと「A」のシートチューブ長が、サドルの高さと関連してきます。

シートチューブが短いほど、サドルが低くなるわけですね。

 

そしてシートチューブ長は、XS・S・Mといったサイズによって

ジャイアントのサイズごとシートチューブ長

ジャイアント公式サイトの該当ページより引用

こんなふうに変わります。

 

ざっくりまとめると、

  • XSサイズはSサイズより、シートチューブが「3.5cm」短い
  • XSサイズはMサイズより、シートチューブが「7cm」短い

ということになってきます。

 

なので、もしSサイズの試乗車しか無かった場合は、Sサイズでサイズ感を確かめてみて・・

XSはサドルがこれより3.5cmほど低くなるけど、大丈夫か?という目線でチェックすると、判断の目安にはなるでしょう。

 

実際には、サドルの高さはシートチューブ長と「完全には」関連していないので、難しい面もあるのですが・・

もし、どうしてもXSサイズの試乗車でのチェックができない!という場合は使ってみてもいい考え方になると思います。

 

 

という感じで、700Cの自転車に乗れるか?をチェックするときは・・

またがってみて、つま先でちゃんと地面を捉えることができるか?

まずは、ここを調べてみましょう。

ハンドルに手は届くか?

手が、ハンドルまでちゃんと届くか?

ここも、700Cの自転車に乗れるか?を調べるときは確認必須です。

 

ロードバイクやクロスバイクといった、700Cの自転車は・・

ママチャリと比べると圧倒的に、ハンドルが遠くなるものです。

 

そしてハンドルまで手が届くか?には、身長が大きく関わってくるものです。

なので身長が足りてなくて、どうあってもハンドルに手が届かない!という場合・・

その700C自転車には乗れない!ということになってしまいます。

 

そしてもし、ギリギリ何とか手が届いたとしても・・

不自然でキツい姿勢では、長時間乗れるものではありません。

なので「ある程度の余裕をもって」手が届くようにしたいところです。

 

ハンドルに手が届くか?は、これも試乗車で確認すればOKです。

 

 

そして、ハンドルに手が届くか?も「つま先が届くか」同様、自転車のサイズによって変わってきますし・・

加えてここは「ステムを短くする」ことである程度調整できるものです。

届かなかったとしても「短いステム」を使えば、対応できるかもしれないわけですね。

 

短いステムを使うとどうなるか?については、

短いステムにすると、ハンドルはクイックになるの?乗り味はどう変わる?詳しく解説していきます。

上の記事で解説していますが・・

 

もし購入した700Cの自転車で、ハンドルになかなか手が届かなかったとしても・・

ステムを短くすればその分だけ、ハンドルを近づけることができます。

なのでここは「後からある程度フォローできる」というのが、大事なポイントです。

 

ステム以外にも、たとえば「ハンドルリーチ」を変えることもできますし・・

「トップチューブ長」も自転車を買う前であれば、S・Mといった「サイズ選び」で変えられるところです。

 

なので試乗車でうまく手が届かなかったとしても、変えられる手段がけっこうある!

ここは知っておくほうがいいと思いました。

 

 

という感じで「ハンドルに手が届かない」も、700Cの自転車に乗れなくなる原因です。

そしてここは身長で変わってきますので、ハンドルに手が届くくらいの身長はあるだろうか?

ここも700Cの自転車に乗れるか?を判断するときの、必須のチェックポイントとなります。

「スタンドオーバーハイト」は問題ないか

トップチューブ上にまたがったとき、股間をぶつけてしまわないか?

ここを決める「スタンドオーバーハイト」の高さも、大事なポイントです。

 

スタンドオーバーハイトとは、

トップチューブにまたがる男性

こんな感じで「トップチューブ」の上にまたがった時の、トップチューブの高さのことです。

 

そしてトップチューブの高さに対して、身長が足りていない場合・・

股間を打ってしまうので、トップチューブにまたがることはできなくなります。

 

そして700Cの自転車では、信号待ちや休憩などで、トップチューブにまたがる機会はよくあります。

なので、またがることができる程の身長が無いと、うまく乗れなくなってしまいますので・・

ここも、見逃しがちなチェック項目なのです。

 

この「スタンドオーバーハイト」は基本的に、ロードバイクといったスポーツ自転車特有の視点ですね。

例えばママチャリだとフレームの形が、

ママチャリの形

こんな感じですので、たとえ身長が足りなかったとしても「股間を打つかも」という話にはならないものです。

 

スタンドオーバーハイトも、試乗をすれば確認することができますし・・

この項目も身長が低い人には、「XS」サイズがいちばん有利になるものです。

 

なのでもしXSの試乗車があれば、またがってみれば大丈夫か?が一発でわかります。

もしXSの試乗車が無い場合は、スタンドオーバーハイトも「シートチューブ長」と関連してきますので・・

そのあたりから、XSならいけそうか?を推測するのも有効だと思います。

「女性向け」ライン、という選択肢

一般的な700C自転車は、身長が微妙!となった場合は・・

女性向け」の700C自転車も、チェックしてみる価値があります。

 

女性向けラインとは、女性の特徴に合わせたラインナップのことで・・

例えばジャイアントなら「Liv」という女性向けラインを展開していたりします。

 

そして女性は一般的に、男性より小柄なので・・

身長が低めの女性でも乗れるように、パーツ構成を工夫されていたり・・

もしくは「XXS」といった、とても小さいサイズのラインナップが有ったりするのです。

 

なので普通のロードバイクやクロスバイクを探して、良いものが見つからなかったとしても・・

「女性向け」ラインから探してみると、いける製品が見つかった!となる可能性があるのです。

 

そしてもちろん女性向けラインの自転車は、小柄な女性には最適ですし・・

「男の子」や「小柄な男性」で、女性向けラインの自転車が合う場合もあるでしょう。

 

女性向けラインにはピンク系といった、女性にぴったりのデザインも多いのですが・・

男性が乗っていても、まったく違和感ないデザインの製品も多くあります。

女性向け製品だと言われなければ、そう気づかれることも無いでしょう。

 

なので女性であっても男性であっても、普通の700C自転車は身長的にきつい!となった場合は・・

女性向けラインを探してみるともしかしたら、良い自転車が見つかるかもしれません。

ホイールが小さめの自転車を選ぶ

身長的に、700Cの自転車に乗れるか?をチェックしてみて・・

「乗れる」場合はもちろん、何の問題もありません。

しかし「乗れない」場合にどうするか?は考えどころです。

 

そして700Cの自転車に、どうしても乗れなかった場合は・・

ホイールが小さめの自転車を買う、という選択肢がでてきます。

 

700Cというのは基本的に、自転車業界でいちばん大きなホイールサイズで・・

ホイールサイズが大きいからこそ、低めの身長にはなかなか対応させられない、という事情があります。

なのでホイールが小さめの自転車だと、対応身長は700Cより低めになることが多いのです。

 

じゃあ、ホイールが小さめの自転車って・・具体的にどんなものがあるの?

例えば、700Cよりワンランク小さめのホイールに「650B」というものがあります。

タイヤ周長で700Cの9割くらいとなる、ちょっとだけ小さめのホイールですね。

 

そして650Bになればそのぶん、対応できる身長がより小さくなることが期待できます。

実際には、いろいろと製品を見ていかないと何とも言えませんが・・

700Cでは無理だったけど、650Bならいけた!となる可能性は十分に見込めます。

 

注意点としては、現代ではロードバイクなどの業界では「700C」が圧倒的な主流ですので・・

650Bだと、使えるパーツの選択肢が少なくなるものです。

例えば650B用のタイヤやチューブは、700Cより手に入りにくいですので・・そういったところは承知の上で選ぶ必要はでてきます。

 

 

「ミニベロ」も、視野に入ってくる選択肢になります。

ミニベロとは、

ミニベロ

こんな感じの、700Cよりもずっと小さいホイールの自転車のことで・・

700Cはだいたい「27インチ」くらいなのに対して、20インチ・18インチ・16インチとかそのくらいのサイズになってきます。

 

そしてミニベロはもちろん、700Cよりも身長的なカバー範囲が広くなるものです。

ホイールが小さいので、そのぶんフレームといった他のパーツも小さめに設計できて・・

より小さな体格にも適合できる製品が、とても作りやすいからですね。

 

とはいえ、「身長が低めの人に合わせたミニベロ」を探す必要はあるのですが・・

700Cが難しかった場合の「次の選択肢」として検討できるのは、間違いないでしょう。

 

 

という感じで、700Cは身長がどうしても難しい!という場合は・・

ホイールが小さめの自転車にも視野を広げてみると、うまく選べるかもしれません。

身長が「伸びる」ことも視野に入れる

700Cに乗ろうとしているのが「子ども」である場合は・・

身長の伸び」も、大事な視点になってきます。

 

子どもの身長の伸びというのは、早いものです。

なのでいま現在は、身長的に700Cは無理となったとしても・・

たった1年とかで、全然OKな身長にまで成長する!となる可能性もあるのです。

 

具体的には、

男児の身長の伸び

「令和元年度 学校保健統計」より引用

子どもの身長は、こんな感じで変わっていくものです。

 

そして上述したように、700Cの自転車は「150cm台半ばくらいから乗れる」というのが目安になるわけですので・・

照らし合わせてみると、

  • 11歳ではまず無理
  • 12歳で何とか乗れるようになる
  • 13歳なら完全に問題なくなる

という感じになってきます。

たった1年や2年で、ここまで変わるわけですね。

 

なので例えば、いま現在の身長では700Cは厳しいけど・・

何年も乗るものなので、少し先を見越して700Cを選んでしまおう!

こういう選択も、十分アリになってくるのです。

 

もちろん身長や成長には個人差があるので、何とも言えない面もありますが・・

選ぼうとしているのが「子ども」なのであれば、体格の成長も視野に入れるとより妥当な判断ができそうです。

 

 

今回は700Cの自転車に乗れる身長をテーマにお話ししました。

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【年齢・性別】30歳台、男性

【よく乗るエリア】福岡まわり

【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
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