短いステムってどう?窮屈?楽になる?


短めのステム

「ステムの長さ」はロードバイク系自転車において、
乗り味をおもいっきり変える、超重要ポイントです。

そしてもちろん、「短いステム」を使うという選択肢があります。

 

長さとしては大体、80-100mm程度だと、短いと言えるでしょうか。

 

そして短いステムには、長いステムには無い、
短いステムならではの「メリット・デメリット」があったりします。

 

短いステムを使うと、窮屈にならない?実際の乗り味はどうなるの?

どんな人が、短いステムを使うのに向くの?

この記事では、そんな疑問に答えていきます。

短いステムは「前傾」が浅めになる

まず、いちばんのポイントとして・・・

短いステムを使うと、ハンドルが近くなり、前傾が浅くなります。

 

まあ、もちろんこれは当たり前なのですが・・・

これによって「浅い前傾」特有の、いろいろな変化がでてきます。

 

代表的なメリットは「疲れにくくなる」「まわりがよく見えるようになる」ことですね。

まあ、一概に言い切れはしないのですが・・・
普通は前傾が浅いと、「体幹」で身体を支える必要があまりないですので、キツくはなりにくいです。

そして視点が高くなりますので、周囲をくるくる見回すのはやりやすくなり、
特に街乗りなどで、すばやく動きやすくなると思います。

浅い前傾には他にも、いろいろなメリットがあったりするのですが、
短いステムはこの効果をバッチリ、得ることができるのです。

 

 

逆に一番のデメリットは、速いスピードは出しにくくなることでしょう。

おもいっきりスピードを出すためには、おもいっきり前傾するべき!・・というのは、
ツール・ド・フランスを走るようなロードレーサーがみんな、大きく前傾していることから確かでしょう。

そしてステムが短く、ハンドルが近くなっていくと、
深い前傾は取りにくくなり、たとえば50-60km/hを出すようなスピードはなかなか出しにくくなるんですね。

 

とはいえここは、工夫である程度、なんとかなる部分でもあります。

たとえばロードバイクなら、下ハンを握れば深めの前傾はとれますし・・・

例えばハンドルを「リーチ」が長いものに変えたり、「トップチューブ」が長いフレームを使ったり、
もしくはサドルを後ろに退げたりしても、ハンドルを遠くすることはできます。

 

とはいえ・・短いステムにすると、とりあえずまず「浅い前傾」のメリット・デメリットをともに受けることになると思います。

短いステムは「クイックな機動」に向く

短いステムは素早く、クイックな動きにも向きます。

例えば、ハンドルをすばやく切って、ひらひらと移動したり、
さっと障害物を避けたり・・といった動きですね。

 

短いステムですと、「ハンドル軸」と「握る場所」との距離が短くなりますので、
そのぶん、少し手を動かしただけで大きな角度、曲がることになります。

なので短いステムだと、全体的にクイックな自転車の挙動になっていくのです。

これは混雑する街中とかで、有利になると思います。

 

逆に「安定性」においては、長いステムに譲ることになります。

すばやく動き回れるということは、それだけ「直進し続ける」力は低め、ということになりますので・・・
例えば長く開けた車道を、ずーーっと直進し続ける・・といった場合には、すこしデメリットを抱えることになると思います。

短いステムは、こんな人に向く!

と、考えると・・・

短いステムは「浅めの前傾が好み」で、「クイックな挙動がしたい」

に、向くと思います。

 

ロードバイクであっても、長い距離をずーっと走り続けるというより、
混雑の中をひらひらと駆け抜けるような走り方に向く・・ということですね。

ある意味、人口密度が高い「日本向け」な特徴になるかも、とも思います。

 

もしくはレースなどで、すばやくライバルの前に出て抑えたり・・といったことがしたい場合も、
短いステムが向くかもしれません。

ロードレースに使う自転車は、ホイールベースも短かったりと、全体的に機動性重視なことが多いですね。

 

逆に「長いステム」には長いステムなりの、メリットやデメリットがあるわけですね。

もちろんこのあたりを決めるのは、ステムの長さだけではないですので、
一概に言えないところなのですが・・・

 

長いステム?短いステム?どっちにするか・・と悩む方の、参考になれば・・と思います。


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運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマり、その後も自転車のある生活を楽しみ続けている、いち自転車マニアです。
 
【年齢・性別】30歳台、男性

【居住地域】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【方向性】まったりライド方面

【職業】
元、とある総合病院の内科医・研究員です。

現在は、企業の産業医をしています。

医師目線から運営しているブログはコチラ
(日々のカラダの使い方を整え、痛みや不調の改善を目指すブログです)

【所有自転車】
ブロンプトン:独自の魔改造がほどこされた、超小さくなる折りたたみ自転車です。クルマに常備したり、輪行で旅先に持ち込んだりと使い倒しています。

SURLY CrossCheck:初めてフレームから組み上げたロードバイク系自転車です。ハンドルやタイヤを換装することで、マウンテンバイクモードとかクロスバイクモードとかにチェンジできます。

以上の2台です。

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