ロードバイクのジオメトリーはどれが大事?重要ポイントに絞って解説!


ダウンヒルするロードバイク

ロードバイクを買おうとするときや、ロードバイクのフレームを入手しようとするとき・・
そのフレームの「ジオメトリー」は、ぜったいに見ておくべきです。

 

ジオメトリーは、乗り味にがっつりと関わってきます。

そのためここを確認せずにロードバイクを買ってしまうと、
思っていた乗り心地とぜんぜん違う。。なんだか、すごく乗りにくい。。
といったことになってしまいます。

 

そしてジオメトリーの中でも、「この項目だけは、最優先で検討しておくべき!」という、特に重要なポイントがあります。

 

例えば、GIANTの公式ホームページで、
GIANTの代表的なロードバイクである「TCR SL」という製品のジオメトリー表を見ると、以下のようになります。

 

GIANTからのジオメトリ表

GIANT 公式サイトより引用

 

同じようなジオメトリー表は、自転車の完成車やフレームを売っているほとんどのメーカーがホームページ上で公表しています。

 

上のジオメトリー表を見ると、項目としてAから順に、
シートチューブ、シートアングル、トップチューブ、ヘッドチューブ、ヘッドアングル、ホイールベース、リアセンター、BBドロップ、スタック、リーチ、ですね。

 

もちろん、すべての項目を見るべきではあるのですが・・
ごちゃごちゃと数字が羅列されているので、いったい、どの項目を見ればいいのか?と、よくわからないかもしれません。

私もロードバイクに乗り始めたころ、興味を持って、ジオメトリー表を見てはみたのですが、
何がなんだかわからず、結局あまりちゃんとは読まずに敬遠していたのを覚えています。

 

ジオメトリー表のうち、乗り味などに大きく関わってくる「影響力」の大きい項目を見ましょう、というのは言うまでもないのですが・・・

そのうち、「あとから変えられない」項目を最優先で確認する、というのが、
いちばん重要だと思います。

 

もちろん、購入したフレームをあとから変形させることはできませんので、
ジオメトリー表におけるすべての項目は、あとから変えることはできません。

しかし・・・たとえば、トップチューブ長が短すぎる場合、ハンドルが近くなりすぎてしまうのですが、
それは長いステムを使ったり、リーチの長いハンドルに交換したり・・と、他のパーツを変えて調整することができます。

シートチューブ長も同じです。
シートチューブが短すぎる、サドルが低すぎる・・と思ったのなら、シートポストを長くすればいいだけです。
(ここは、パーツ交換さえ必要ありません)

ハンドルが低いと思ったら、コラムスペーサーを足せば、かんたんに上げることができます。

 

・・・と、あとから他のパーツの交換でフォローできる場所というのは、
けっこうあるのですが・・・

たとえば、「ホイールベース」は、他のパーツをいくら交換しても、あとから変えることはできません

ホイールを交換しても、ハンドルを交換しても、ステムを交換しても・・・
ホイールベースは、変わりませんよね。

いちおうフロントフォークを変更すれば、変えることはできるものの・・・一般的な、ちょっとハードルが高すぎだと思います。

そして、ホイールベースは乗り味にこれでもかと関わってきますし、
しかもあとから変えることができない!となると当然、
最優先で検討するべき重要ポイントだ!となるのです。

 

「リアセンター」と「フロントセンター」も同様に、変えることができないポイントとなります。
(フロントセンターは上のジオメトリー表には書かれていないのですが、「BBから前輪の軸までの距離」です)

 

それ以外ですと、「シートアングル」や「BBドロップ」も、パーツ交換でフォローしにくい場所になってきますね。

そんな感じで、ジオメトリー表からロードバイクを検討していくときには、
あとからパーツ交換などでフォローできない要素を、まずは重点的に見ていくといいと思うのです。

 

そして・・・パーツ交換でフォローできない、という意味では、
大きすぎるフレームを買ってしまうのも、致命的です。

たとえば、トップチューブが短すぎるフレームを買ってしまったのであれば、
ステムやハンドルを長いものにすれば解決するのですが・・・

トップチューブが「長すぎる」フレームを買った場合、
パーツ交換でのフォローは、なかなかしにくいです。

 

「長い」パーツというのは、けっこう売られているのですが、
ものすごく「短い」パーツというのは、なかなか売られてはいません。

たとえば、市販されているステムの、いちばん短いものはだいたい70mmくらいで、
一般的に、ロードバイクに最初からついているステムとあまり大きくは変わりませんので、
トップチューブが長すぎたからといって、パーツ交換でおもいっきり短くする!というのは、なかなかできないのです。

シートチューブ長も同じです。
シートチューブが短すぎるなら、シートポストを長くしてあげればサドルの高さは稼げるのですが、
シートチューブが長すぎた場合、シートポストはいちばん短いところまで下げたらそれ以上は下げられませんので、フォローはしにくいのです。

 

しかも、フレームサイズは、
上に書きました、ジオメトリーにおける重要ポイントの「ホイールベース」をも変えてしまい、乗り心地に直結するので、
二重の意味で重要だったりします。

 

もちろん、最初からジャストサイズのフレームを選択するのが、理想ではあります。

しかし、フレームが「大きすぎる」「小さすぎる」のどちらがまずいか、で言うと、
「大きすぎる」ときのほうが圧倒的にまずいので、ここは重点的に考えてフレームを選ぶほうがいいと思います。

 

・・・と、ジオメトリーは、ごちゃごちゃしていて何が何やらわかりにくいとは思うのですが、
「優先ポイント」を理解して、まずはそこから重点的に確認していくと、
検討しやすいのではないかと思います。



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運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマり、その後も自転車のある生活を楽しみ続けている、いち自転車マニアです。
 
【年齢・性別】30歳台、男性

【居住地域】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【方向性】まったりライド方面

【職業】
元、とある総合病院の内科医・研究員です。

現在は、企業の産業医をしています。

医師目線から運営しているブログはコチラ
(日々のカラダの使い方を整え、痛みや不調の改善を目指すブログです)

【所有自転車】
ブロンプトン:独自の魔改造がほどこされた、超小さくなる折りたたみ自転車です。クルマに常備したり、輪行で旅先に持ち込んだりと使い倒しています。

SURLY CrossCheck:初めてフレームから組み上げたロードバイク系自転車です。ハンドルやタイヤを換装することで、マウンテンバイクモードとかクロスバイクモードとかにチェンジできます。

以上の2台です。

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