シマノの105グレード、11速対応クランクセット

ショートクランクで疲れる理由は、これ!

ショートクランク

クランクを思い切って、ショートクランクに換えてみたけど・・

んん?なんか、妙に疲れる・・!

一体なぜ??

 

ロードバイクなどの自転車の「クランク長」は、クランク交換により変えることができます。

なので最初からついているクランクより、ちょっと長めのものに交換してみたり・・

逆に短いクランクに交換したり、といったカスタムは定番です。

 

しかし元のクランクより短い、ショートクランクに交換したあとに・・

なぜか、やたら疲労がたまるようになってしまった。。

そんなケースも、けっこう多いようです。

 

ショートクランクは脚の軌道が小さめになって、そのぶん脚の負担が減るので・・

そのぶん、疲れにくくなるのでは?

そう思っていたら、違った。。という感じかもしれません。

 

私自身、クランクの長さについてはこれまでにいろいろ試行錯誤しました。

なのでこの記事では、ショートクランクで疲れる理由っていったい何?

ここを解説していきます。

「トルク不足」になっている

ショートクランクで疲れやすくなる、定番の理由は・・

トルク不足」になってしまっている、ということです。

 

トルクは、クランクを動かす「回転力」のようなもので・・

クランクは長ければ長いほど、テコが働くのでトルクは大きくなります。

そして短ければ短いほど、トルクは小さくなります。

 

そして速く走ったり、坂を登ったりしようとすると・・

ある程度の、大きなトルクが必要になってきます。

十分なトルクが確保できるからこそ、無理なく走れるわけですね。

 

しかしショートクランクにしたことで、トルクが小さくなってしまうと・・

速いスピードを出したりに必要なトルクが、うまく確保できなくなります。

 

なので筋肉にハードな負担をかけるような、無理のある走りになり・・

なぜか、やたら疲れてしまう。。となるわけです。

 

このトルク不足を補うには、細やかな変速が有効です。

パワーで無理やり押し切るのが、難しくなってしまうぶん・・

うまく変速することで必要なトルクを調整し、無理を無くしていくわけですね。

 

しかし適切な変速は、なかなか難易度が高いものですし・・

ギア比などの要素によっては、そもそもうまいトルク調整は無理!となる場合もあります。

 

という感じで・・ショートクランクにしたことで、トルク不足になっている!

ここは、ショートクランクで疲れるときのよくある原因です。

「高ケイデンス」が苦手

ショートクランクで疲れやすくなる理由・・

ふたつめは「高ケイデンス」が苦手、ということです。

 

ケイデンスとは、1秒あたりの足の回転数のことで・・

クランクが短くなればなるほど、ケイデンスは高くなる傾向があります。

足の軌道が小さくなるぶん、くるくるくる・・と「回す」ペダリングになるわけですね。

 

そしてこの「高ケイデンス」のペダリングは、人を選びます。

早いスピードでくるくると、何時間回しても負担にならない人も居れば・・

早いスピードで回すのはすごくつらい!という人も居るからです。

 

そしてこの「高ケイデンス」に向かないタイプの人が、ショートクランクを使った場合・・

無理やり高ケイデンスに合わせるような、シャカシャカした足の使い方になります。

そして、これはとても疲れるのです。。

 

私自身、高ケイデンスには向かないタイプのようです。

特に、心肺機能に弱点があるようで・・

足を高速で回していると、すぐに心臓がバクバクいって耐えられなくなります。。

 

なので私の場合はショートクランクではなく、

175mmのクランクって使いやすい?ペダルは回しやすくなる?実際に170mmから伸ばした経験をもとに解説します。

上の記事で解説しているように、むしろ「長いクランク」に変更することでうまく乗れるようになりました。

低ケイデンス・高トルクの乗り方のほうが向いていたわけですね。

 

という感じで、高いケイデンスで回すことに体が向いていないというのも・・

ショートクランクで疲れる、の原因になってきます。

「足の軌道」が体に合っていない

ショートクランクにすることで変わった「足の軌道」が、体に合っていない・・

これも、ショートクランクで疲れる理由のひとつです。

 

ショートクランクにすると、足の軌道が変わります。

クランクが短くなって、足を動かす「円の半径」が小さくなるからですね。

 

そして、どのくらいの半径が体に合うのか?は人それぞれです。

要素としては、足腰まわりの柔らかさとか、筋肉のバランスとかがありますが・・

最終的にどのくらいが合うのか?は、やってみないと分からないものです。

 

そして、ショートクランクにすることで「小さくなった円の半径」が合っていなかった場合・・

ショートクランクがやたら疲れる!という状態になります。

合わない動きを延々することになるからですね。

 

ショートクランクが合っていない場合は、スムーズに足が運べない「違和感」があるかもしれません。

なのでショートクランクにしてみて、いや違うな・・やっぱりもうちょっと長いほうが、しっくりくる気がする。。

その場合は合ってないかも?と考えていいと思います。

 

ショートクランクが体に合わなかったとしても、乗っているうちに慣れていく場合はあるでしょう。

なので1回乗って即、合わない!と判断するのは早すぎになってしまいますが・・

 

しかししばらく乗っても、ショートクランクの違和感が消えない。。やたら疲れる。。

その場合は「体に合っていない」ことが原因となっているかもしれません。

 

 

以上、ショートクランクで疲れやすくなるときの、よくある要素を解説してみましたが・・

逆に「ショートクランクのほうが有利」となる要素も、けっこうあります。

 

そしてショートクランクの有利が、うまく効いていない場合も・・

ショートクランクに換えたらラクになると思ったのに、ぜんぜん変わらない。。

そんなことになる原因に、なり得ます。

 

なので以下、ショートクランクのデメリット側だけではなく・・

ショートクランクが有利になる「メリット」側の要素も解説してみます。

ショートクランクが有利①:「股関節」の負担が少ない

疲れやすさにおいて、ショートクランクが有利になる要素・・

ひとつめは「股関節」の負担が少ない、ということです。

 

股関節とは、

股関節

この「骨盤と大腿骨をつなぐ関節」で・・

脚を動かすとき、根っこにあたるよな部分となります。

 

そして股関節は大きく脚を動かすときに、特に重要な場所で・・

だから股関節がペダリングに重要!というのは、よく言われています。

 

そして長いクランクになればなるほど、足を回す軌道は大きくなります。

なので股関節をフルに使って、ぐわんぐわん、回さなければいけないです。

 

なので、股関節が硬くて、大きく動かせない場合・・・

長いクランクが要求する「大きいペダリング」が、なかなかうまくいきません。

なのでその代償として、身体が無理な動きをして負担がかかり、疲れやすくなるわけです。

 

そしてショートクランクであれば逆に、小さい円をくるくると描くような回し方になります。

なのでその場合は、そんなにシビアに股関節の動きを要求されませんので・・

股関節が多少硬くても負担にならず、疲れにくい・・という要素になってきます。

ショートクランクが有利②:「足首」が硬くても大丈夫

股関節に加えて「足首」の硬さも、疲れやすさに直結します。

 

例えばペダリングの最中、

曲がった足首

足首はこんな感じになります。

 

そしてペダルが円のいちばん上、つまり「12時」の位置にくるとき・・

足首はいちばん深く、がっつりと曲がることになります。

 

そしてクランクが長ければ長いほど、足首はもっと曲がります

長いぶん、上にくる時にもっと上まできますので・・

そのぶん、足首をより強く曲げなければいけなくなるんですね。

 

そして足首が硬いと、その足首の曲げに対応できない場合があります。

なので足首が硬い人が、すごく長いクランクを使う場合・・

どうしても、ぎこちないペダリングになり疲れることになります。

 

そしてショートクランクは、ここにおいては有利です。

そこまでの足首の柔軟性がなくても、足首がそこまで追い込まれることがありませんので・・

なのでここは、ショートクランクのほうが疲れにくい!と言える要素になってきます。

 

 

という感じで、「ショートクランクのほうが疲れにくい要素」もあり・・

ショートクランクで疲れやすくなるか?疲れにくくなるか?

ここは最終的には、こういった要素で総合的に決まってくることになります。

 

なのでショートクランクで疲れやすい!と思った場合は・・

この記事で書いた要素を軸に、どれが原因か?それの影響が大きくなっているか?

そう考えると、ショートクランクを続けてみるか?長いクランクに換えるか?といった判断もしやすくなると思います。

 

今回はショートクランクで疲れやすい理由をテーマにお話ししました。

関連記事
「長さ」「互換性」「グレード」などを軸に、最適なクランクを選ぶ方法を解説しています。
クランクに関わるすべての記事を一覧します。

 

【SK11 デジタルトルクレンチ】
整備ミス防止の必須ツールです。

Amazon楽天

レビュー記事はこちら
 

運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【よく乗るエリア】福岡まわり

【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
詳しいプロフィール

TwitterInstagramPinterest
 

よく読まれている記事
サイト内検索
カテゴリー
テーマごと
特殊ページ
最近の投稿
最終更新日ごと

ページの先頭へ