うわっ・・私の前傾、深すぎ・・?きついなら「浅い前傾」もアリだと思う理由【ロードバイク】


前傾してロードバイクに乗る男性

ロードバイクは、おもいっきり深く前傾して乗るべし!!

・・・というのは、雑誌、ネットを問わず、いろいろなところで言われていると思います。

 

実際、ロードレースのプロであれば、深い前傾一択!なのだと思いますが・・・

しかし・・プロのロードレーサーではない一般人が、趣味でロードバイクに乗るのであれば、
あえての「浅い前傾」もアリだと思います。

 

 

あなたはロードバイクに乗るとき、どのくらい、前傾しますか?

 

ツール・ド・フランスとかのロードレースを見ていると、
ほとんどの選手が、おもいっきり深い前傾姿勢で乗っていますよね。

前傾して自転車に乗る人のシルエット

ちょうど、こんな感じでしょうか。

場合によっては、頭が、おしりの高さにくるくらいまで前傾したりします。

 

そして、その深い前傾姿勢を実現するため、
ハンドルをおもいっきり下げて、サドルをおもいっきり上げた、
ぱっと見だと、極端だと思うようなセッティングにされていることも、多いです。

 

ロードバイクのプロが、すこしでも速く走る!!・・というのであれば、
私が言うまでもなく、それが正解なのでしょう。

 

そしてプロだけでなく、私のような一般人たちのあいだでも、
「前傾が深ければ深いほど良い!」というのは、よく言われることです。

「前傾すればするほどかっこいい!」とも、聞いたことがあるかもしれません。

 

おそらくは、プロのロードレーサーたちを見本にして、真似ようとするので、
そういう方向性になるんだろうとは思いますが・・・

 

私自身、自転車を始めたばかりの頃は、
雑誌などでそういう、極限まで前傾するべし!みたいな情報を見て、
ロードバイクに乗るときは、できるだけ前傾しよう!!・・と、試行錯誤していました。

 

サドルをおもいっきり上げて、ハンドルをおもいっきり下げてセッティングし・・・

弱虫ペダルの御堂筋くんほどとは、いきませんが・・笑

 

常に、がっつりと前傾した姿勢で乗るよう、がんばっていました。

 

そうすると、どうなるか・・・?

実際のところ、私のような「一般人」が、「公道」でロードバイクを使うときは、
おもいっきり深い前傾にセッティングすると・・・

むしろ、走りにくくなります。

 

 

まず、圧倒的に、「小回り」が悪くなりました。

ロードレースですと、広く、場合によっては封鎖されクルマがまったく入ってこない車道を、
ながながと直進することができますので、
障害物などに邪魔をされて向きを変える・・といったことは、基本的に無いです。

 

しかし、日常のなかでロードバイクを使うときは、
路駐を避けたり、飛び出してくるクルマに対応したり、
もしくは障害物だらけの歩道上をゆっくり走ったり・・といったことを、しなければいけないです。

もちろんそうなってくると、すばやく曲がったり、左右に移動したり・・といった、
「動きの機敏さ」がより、重要です。

 

しかし前傾が深すぎると、すばやく、機敏に動きにくくなってしまいます。

このあたりは、実際にポジションを変えて試してみればすぐにわかるところですが・・・
例えばロードバイクより、クロスバイクのほうが機敏に動ける・・というのも、
この「前傾の深さ」が、かかわっていたりします。

前傾が深いと、空気抵抗が少なくなったり、より強いパワーでペダルを回せるようにはなりますが、
その代償として、機敏な動きが封じられてしまうのです。。

 

 

それ以外にも、からだの不調が増えたり、きつくなったり、することが増えました。。

 

ロードバイクは腰痛になりやすい、とは、よく言われるのですが・・・

あまりにも前傾が深すぎると、どうしてもある程度は、腰を折り曲げざるをえませんので、
腰に負担がきてしまう場合はあります。

 

また、前傾したからだの重さを、体幹で支えないといけませんので、
これも長時間になってくると、どうしても、きつくなってきてしまいます。。

 

こういった「前傾の負荷」に、長時間耐えられるほどの、
身体やメンタルの強さがあれば、問題ないのかもしれませんが・・・

 

一般人がふつうに趣味で、長時間走ったりする前提なら、
まあ、少しからだを起こしたほうが走りやすいのではないか・・と、感じました。

 

 

・・・と、プロのロードレーサーが極限まで速く走るために、
限界まで、がっつりと前傾して走るのは、問題ないと思うのですが・・・

 

趣味でロードバイクをたしなみ、週末にロングライドに出かけるくらいの、私のような一般人が、
雑誌などの情報をそのまま参考にして、サドルを極限まで高く!ハンドルも極限まで低く!!・・とか、やってしまうと・・・

むしろ、デメリットのほうが増えてしまうなぁ・・と、思った次第です。

 

なので、結局、私は現在・・・

浅い前傾で自転車に乗る人のシルエット

こんな感じの、かなり「浅い前傾」で、ロードバイクに乗るスタイルに落ち着きました。

 

ポジションとしても、だいたい、ハンドルとサドルが同じくらいの高さですね。

 

このポジションにすれば、さすがに、最高速度はやや落ちるかわりに・・

小回りはすごく、しやすくなりますし、まわりもよく見えるようになります。

さらに、体重を支えやすいので疲れにくくなり、上半身が起きているので呼吸もしやすくなりました。

 

総じて、スピードを競わず、日常生活や普通のロングライドの中でロードバイクを使うのなら、
このくらいの「浅い前傾」のほうが良いのではないか・・と、思うようになりました。

 

とはいっても、常にこのくらい、上半身を起こしているわけでもないです。

たとえば、急な下りとか、ある程度スピードが出るようなときは、
下ハンを握って、かなり深い前傾になるようにしています。

それ以外にもスピードを出して、びゅーんと飛ばしたいときは、
深い前傾になりますね。

 

浅い前傾は、空気抵抗が多くなるとかは、言うまでもないのですが・・・

それ以外にも、頭の位置が高くなるので、万一の落車のとき危険・・という面もあります。

なので、速いスピードを出すときはそれに応じて、前傾を深くする・・というのは、気をつけています。

 

と、いうように、おもいっきり前傾するのが常識!みたいなロードバイクですが・・・
実は、あえて前傾を抑えるセッティングをしたほうが、うまくいく場合もあると思います。

 

ヘタに、むやみに前傾を深めようとすると、
むしろ「重心が後ろにさがりすぎてしまう」ことで、ペダルが回らなくなることもあります。

 

もちろん最終的には、自分自身で試行錯誤をして、
「自分に合った」セッティングを見つけるしかないのですが・・・

あなたが、自分のポジション、自分のスタイルを見つけるための、
なにかの参考になれば・・と思います。



スポンサードリンク



運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマり、その後も自転車のある生活を楽しみ続けている、いち自転車マニアです。
 
【年齢・性別】30歳台、男性

【居住地域】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【方向性】まったりライド方面

【職業】
元、とある総合病院の内科医・研究員です。

現在は、企業の産業医をしています。

医師目線から運営しているブログはコチラ
(日々のカラダの使い方を整え、痛みや不調の改善を目指すブログです)

【所有自転車】
ブロンプトン:独自の魔改造がほどこされた、超小さくなる折りたたみ自転車です。クルマに常備したり、輪行で旅先に持ち込んだりと使い倒しています。

SURLY CrossCheck:初めてフレームから組み上げたロードバイク系自転車です。ハンドルやタイヤを換装することで、マウンテンバイクモードとかクロスバイクモードとかにチェンジできます。

以上の2台です。

カテゴリー
おすすめ記事
最近の投稿

ページの先頭へ