「25C」と「28C」はそれぞれ、ロードバイクやクロスバイクなど自転車のタイヤとしては、メジャーな太さです。
そして・・
25Cから28Cに換えると、どうなるの?
というのは、換えてみようかな?などと考えている場合、気になるところだと思います。
28Cは25Cより、太いわけですが・・
- 「乗り心地」は変わるの?変わるとして、どのくらい?
- 「スピード」は落ちるの?低速域・高速域でそれぞれどう?
- 「段差の衝撃」は、やっぱりかなり違ってくるの?
などなど・・
私自身は数ヶ月前にちょうど、乗っているロードバイクのタイヤを、25Cから28Cに換えました。
そしてある程度走ってみて、「違い」が実感としてある程度、わかってきました。
なのでこの記事では、25Cと28Cの違いって、実際どう?
そんなところを解説していきます。
目次
いちばんの違いは「衝撃吸収性」
換えると結局、何がいちばん変わるの?
というところに答えますと・・「衝撃吸収性」です。
たとえば歩道の段差を越えるときとか、ガタガタのアスファルトを走るときとか・・
ガン!ガン!とか、ガガガガ・・とかいう感じで、身体に衝撃がくると思います。
25Cから28Cに換えると、この衝撃が体感ではっきりわかるくらいに、激減します。
衝撃というのはロングライドになればなるほど、つらいものです。
段差の衝撃を1回受けたくらいでは、ダメージなんて残らないものですが・・・
何時間も乗って、地面からの衝撃・振動を何度も何度も受けていると・・
知らず知らずのうちに、疲れとして蓄積されてしまったりします。。
なので25Cを装着していて、衝撃を吸収して乗り心地をマイルドにするために、28Cに換えよう!
そう考えているとしたら、交換する価値はじゅうぶんに得られると思います。
スピードは「ふつうに乗ってれば、そんなに変わらない」
25Cから28Cに換えると、タイヤが太くなりますので・・
スピードが落ちるんじゃないか?
というのは、気になるところだと思います。
そしてここは、
一般的なスピードの範囲なら、ほとんど変わらない
それなりの距離を乗ってみて、そう思いました。
一般的なスピードというのは、30km/h未満とか、そのくらいのスピードのことです。
ロードバイクで飛ばさずに走っているとまあ、そのくらいのスピードになると思いますし・・
30km/h以上で、何時間も走っていられる・・というのは、かなりの剛脚だと思います。
(私自身は、まったくできない貧脚です・・笑)
そしてそういう低めの速度だと、25Cでも28Cでも、スピードはほとんど変わらないです。
これは、体感でもそうでしたし・・
実際にサイコンで平均時速を測ってみても、そうでした。
たとえば40km/hとか50km/hとかの高速域になると、25Cのほうがスピードが出る!というのは、はっきり感じ取れます。
なので、できるだけ速い最高速が欲しい!とか、高速域でひたすらぶっ飛ばしたい!と思うのであれば、
25Cとか23Cとかの「細いタイヤ」のほうがいいとは思います。
しかし・・ふつうの人がふつうに巡航する限りだと、25Cでも28Cでも大したスピード差は出ないと思いましたので、
そういう「スピードを求める走り」をしないのなら、28Cでもぜんぜん良いのではないかな、と感じます。
今回は25Cから28Cに変更すると、どう?をテーマにお話ししてみました。