あなたは荷物を、リュックで背負って持ち運んでいますか?
それともサドルバッグやフロントバッグなどで、自転車に固定して持ち運んでいますか?
自転車での荷物の持ち運び方には、いろいろありますが・・
分けてみると、リュックなどで「身体に装着」して運ぶ方法と、
サドルバッグ・フロントバッグなどで「自転車に装着」して運ぶ・・のふたつがあります。
そしてこのふたつ・・どっちにしようかな?
というのは結構、迷われやすいところのようです。
私自身、荷物の運び方についてはいろいろ考えてきました。
そしてこういう場合は自転車に固定し、こういう場合は背負ったほうがいい!
というのもだいたい、わかってきました。
なのでこの記事では、自転車で荷物はどう持ち運ぶのが最適?
その考え方を解説していきます。
目次
まず結論!リュックとサドルバッグ、どっち?
まず最初に、どっちが良いか?の結論からです。
「短距離ライド」なら「リュック」
「長距離ライド」なら「サドルバッグ」
いろいろ試してきての、これが個人的な結論です。
つまりは短い距離・短時間を乗るだけなら、リュックやメッセンジャーバッグといったアイテムで「身体にくっつけて」持ち運び・・
長距離・長時間を乗るのなら、サドルバッグやフロントバッグなどで「自転車に固定」して運ぶ・・ということです。
どのくらいが短距離か?長距離か?は人によって違ってきますが・・
たとえば50km未満のちょっとしたライドなら、リュックやバックパックで、
50kmを越えるくらいだと、フロントバッグやサドルバッグ・・くらいが、自分の場合の目安です。
なぜ、短距離はリュックなど、長距離はサドルバッグなどがいいの?
それぞれのメリット・デメリットなどに触れつつ、解説していきます。
身体にくっつける「リュック」などのメリットは?
荷物をバッグなどで「背負う」メリットは?
自転車を離れるとき、手間がかからない
一番はこれだと思います。
たとえば観光地で、観光スポットに立ち寄るため、自転車をちょっと駐輪したとき・・
サドルバッグなどだと、取り外す手間が発生します。
そうしないと、盗まれてしまいますよね。
この「取り外す手間」・・自転車を離れるのがひんぱんになればなるほど、面倒になってきます。
特に街中で、いくつもの用事を済ませていくときとか、
いくつもの観光スポットを、ふらふらと行脚するとか・・
そんなとき、毎回毎回外して、着けて・・は結構、きついものです。。
なので「短距離」で、特に「何度も自転車を離れる」・・
そんな場合はリュックなどで、身体に固定するほうがいいのではないか、と思います。
自転車にくっつける「サドルバッグ」などのメリット
では・・サドルバッグやフロントバッグで、自転車にくっつけるメリットは?
身体への負担が少ない
これが一番です。
リュックを背負っていると当然、重さによる負荷が身体にかかりつづけます。
具体的には「肩甲挙筋」といった筋肉が、ずーっと引き伸ばされ続ける形になり、
ひどい肩こりみたいなダメージが入ってしまうんですね。
そしてこのダメージはもちろん、ライドが長時間になればなるほど、ひどくなります。
リュックを背負って、たとえば10時間くらい乗ったことがあれば・・
そのキツさは、おわかりいただけるところだと思います。
そして当然ながら「自転車に固定する」スタイルだと、
この「リュックによるダメージ」からは、完全に解放されます。
なので、たとえば100km以上の長距離ライドをするのなら、
「自転車に固定する」一択!
と、そういうことになってくるのでは、と思います。
最終的には「使い分け」が一番!
と、それぞれの特徴を書いてみましたが・・
最終的には「状況に応じて使い分ける」が一番!だと思います。
たとえば私自身の場合は、用事で街中に乗り出すとか、ふらっとポタリングするとかの時は「リュック」を使いますし・・
100km以上くらいの、今日は乗るぞ!というロングライドの時には必ず、サドルバッグやフロントバッグにしています。
家にはバックパックとフロントバッグ・サドルバッグの両方が置いてあって、
その日の予定にあわせて、合うほうを持ち出す・・といったスタイルですね。
いろいろ試行錯誤してきましたが・・結局、どっちが良い!なんて言えないところですので、
時と場合によって使い分けるのが、やっぱり一番だな・・と思います。
今回は自転車の荷物は背負う?自転車に装着する?をテーマにお話ししてみました。