ロードバイクなどの自転車に、ヘルメットは必須です。
しかし・・ヘルメットは、邪魔になります。
かさばるので持ち運びに苦労してしまい・・
結局家から持ち出さなくなる、ということがあるのではないでしょうか。
私自身もこの「ヘルメットが邪魔!」問題にはけっこう、悩まされてきました。
そしていろいろ試行錯誤した結果、快適な持ち歩きの方法がある程度、わかってきました。
なのでこの記事では、ヘルメットができるだけ邪魔にならないように工夫して、
快適に持ち運ぶコツを紹介していきます。
目次
「バックパックなどの荷物に固定」がいちばん!
邪魔になるヘルメット・・どうする?
個人的にこれが一番だな、と思ったのは、
バックパックなどの荷物に、うまいこと固定してしまう方法です。
ヘルメットはそのまま持ち運ぶと、片手がふさがってとてつもなく邪魔ですし、
かといってバッグの中に入れてしまうと、とてつもなくかさばります。
しかしバックパックなどの荷物に、固定してしまうことができれば・・
手を塞ぐこともなく、バックパックの容量を消費することもなく、
ほとんど気にならない感じで、ヘルメットを持ち運べます。
具体的に、どんな感じで持ち運ぶの?
まず大前提ですが・・
ヘルメットを固定する機能を備えたバッグを使うほうがいいです。
私は以前、この機能を持たないバッグを使っており、
それにヘルメットの紐を無理やり結びつけるようにして、運んでいたのですが・・
ぶらぶらして周りにぶつかってしまうため、
決して使い勝手のよいものではありませんでした。
ヘルメット固定機能がついたバッグであれば、
そのようなことはなくなるため、とても快適です。
ヘルメットを運べるようなバックパックにも、いろいろな種類があるのですが・・
私は「deuter」のバックパックを使用しています。
deuterは、自転車バックパックとしてはかなりポピュラーなメーカーです。
そしてだいたいのモデルに、ヘルメット固定機能があります。
なのでこのバックパックに、ヘルメットを固定すればいいわけですが・・
ここでひと工夫すると、快適にバックパックを運ぶことができます。
その工夫とは、ヘルメットを、できるだけバックパックの下部におさまるよう配置することです。
たとえば以下の画像は、deuterの「バイクワン」という製品です。
最初からヘルメットホルダーがついており、
デフォルトではバックパックのかなり上のほうに、ヘルメットホルダーが固定されるようになっているのですが・・
私は、本来固定する場所ではなく、あえてバッグの下側のほうに固定するように改造しています。
(本来、もっと上にストラップの固定ポイントがありますが、あえて写真の場所に固定しています)
この方法にすることで、いくつかのメリットがあります。
②:ヘルメットホルダーがぶかぶかになりにくく、「すっぽ抜け」を防げる
③:生地が引っ張られて、バックパックの形が変わり、容量が減るのを防げる
実際にやってみないと、わかりにくいところかもしれませんが・・
挙げたようなメリットが、確かにあります。
と、具体的な方法はどうあれ・・
ヘルメットをバックパックに固定する方法は、いちばんスマートで、個人的におすすめの方法です。
鍵で、自転車に固定
自転車を離れるとき、鍵をかけると思いますが・・
その鍵で、ヘルメットも自転車に固定してしまう
この方法も場合によっては、おすすめです。
ヘルメットのあごベルトを、鍵に絡めてしまう感じです。
自転車にくっつけてしまって、そもそも、持ち運ばない・・というわけですね。笑
この方法だともちろん、ヘルメットは荷物にはならないわけですので、
「ヘルメットが邪魔」からは完全に解放されます。
なので場合によっては、最強の方法ですね。
とはいえ、デメリットもあります。
②:「輪行」のときは使えない
の、ふたつですね。
ヘルメットがずっと自転車の場所にあるわけですので、何かにぶつけられてダメージを受けてしまったり・・
場合によってはヘルメットだけ盗まれてしまったり・・ということも、無いとは言えないです。
(盗まれた経験はありませんが)
そして輪行のときはもちろん、自転車を鍵で停めることはしませんので、
なんらかの方法で、ヘルメットも持ち運ぶしかないです。
と、デメリットもいくつかあるものの・・
この方法を使っていれば、そもそもヘルメットを持ち運ぶ必要さえなくなりますので、
状況さえ許すなら、おすすめの方法だと思います。
バックパックの中に入れてしまう
普通に、ヘルメットを荷物として、バックパックに入れてしまう・・
一番シンプルですが、この方法もあります。
そしてある意味では、これがいちばんスマートです。
ヘルメットがバックパックに、ごてっとくっつくことも無く・・
ふつうに荷物として、収納された状態になりますので、
「いつのまにか外れて、どこかに行ってしまった」なんて心配もなくなります。
しかし当然ながら・・この方法にはある程度の「バッグの容量」が必要です。
ヘルメットは相当に、かさばるものですので・・
かなりの大容量バックパックであるとか、荷物がほとんど入ってない日とか・・
そんな場合しかこの方法は使えないです。
とはいえ容量さえ許すなら、いちばん安定して持ち運べる方法ですので・・
選択肢としてはいちおう、検討してもいいのでは、と思います。
今回は自転車ヘルメットの持ち運びについて、お話ししてみました。