自転車で、特に車道を走るのであれば、ヘルメットは必ず被るべきだと思います。
しかしヘルメットはかさばるので、持ち運びに苦労してしまい、
結局家から持ち出さなくなる、ということがあるのではないでしょうか。
今回は、ヘルメットができるだけ邪魔にならないように工夫して、
快適に持ち運ぶ方法について、検討していきます。
まず大前提ですが、ヘルメットを固定する機能を備えたバッグを使うほうがいいです。
私は以前、ヘルメットを固定する機能を持たないバッグを使っており、
そのバッグの肩紐にヘルメットを結びつけるなどして持ち運んでいたのですが、
ぶらぶらして周りにぶつかってしまうため、
決して使い勝手のよいものではありませんでした。
ヘルメット固定機能がついたバッグであれば、
そのようなことはなくなるため、とても快適です。
ヘルメットを運べるようなバックパックにも、いろいろな種類があるのですが、
私は「deuter」のバックパックを使用しています。
deuterは、自転車バックパックとしてはかなりポピュラーなメーカーです。
このバックパックに、ヘルメットを固定すればいいわけですが、
ここでひと工夫すると、快適にバックパックを運ぶことができます。
その工夫とは、ヘルメットを、できるだけバックパックの下部におさまるよう配置することです。
たとえば以下の画像は、deuterの「バイクワン」という製品です。
最初からヘルメットホルダーがついており、
デフォルトではバックパックのかなり上のほうに、ヘルメットホルダーが固定されるようになっているのですが、
私は、本来固定する場所ではなく、あえてバッグの下側のほうに固定するように改造しています。
(本来、もっと上にストラップの固定ポイントがありますが、あえて写真の場所に固定しています)
バックパックの上側にヘルメットを固定すると、ヘルメットホルダーが、バックパックのジッパーと干渉してしまい開け閉めがしにくくなるのですが、
こうすれば干渉しなくなり、快適に開け閉めができるようになります。
また、この方法だと、ヘルメットホルダーがぶかぶかにならないため、
ヘルメットがホルダーからすっぽ抜けて、落ちてしまうのを防ぐことができます。
また、ヘルメットを収納することにより、バックパックの生地が引っ張られてしまい、バックパックの形が変わり収納できる量が減ってしまう、といった影響を最小限におさえることもできます。
この方法が正解とは言えないと思いますし、
実際には、使うバックパックの現物を見ながら考えるしかないとは思います。
ヘルメットは、自転車で車道を走るのであれば必須アイテムなのですが、
持ち運びが面倒なのがネックです。
ぜひ、持ち運びがいやになってしまわないように、快適に持ち運べるようにいろいろと工夫してみてください。