クロスバイクが、こいでもこいでも進まない・・!
クロスバイクが、すぐパンクする・・!
という時は、「空気圧」が原因のことが多いです。
空気圧は高すぎても低すぎてもダメで、
「適度な空気圧」にしておくと、そういったデメリットが起きにくくなる・・というわけですね。
クロスバイクだと実際、どのくらいの空気圧にしておくのがいいの?
この記事ではそんな疑問に答えていきます。
クロスバイクの空気圧は「ロードバイクよりかなり低め」がいい
ロードバイクだと、空気圧は7気圧とか8気圧くらいの「高め」が良いとされます。
指先で触るとカチカチに感じるような、パンパンに入った空気圧ですね。
しかし・・クロスバイクに関して言えば、それよりもかなり低めの、
だいたい4-6気圧くらいがいいのではないか・・
と、これまでいろいろ使ってきた経験からは、思います。
クロスバイクは一般的に、用途がロードバイクとちょっと、違います。
具体的な使い方は、もちろん人それぞれなのですが・・
クロスバイクで、100kmを越える長距離をガンガン走ろう!
・・という使い方はあまり、されないはずです。
それだったらロードバイクのほうがずっと有利ですし、
実際、それならロードバイクを使う人のほうが多いと思います。
クロスバイクはむしろ街乗りとか、旅先での観光とか、
そういった「機動性を活かした」乗り方のほうが向いています。
そして・・そういった用途だと、空気圧が低めのほうがいいです。
長い車道を、ずーっと走り続ける場合は、空気圧が高いほうが有利です。
カンカンに空気が満たされたタイヤは、走行抵抗が極限まで少なくなりますので、
減速せず高いスピードで走り続けることができます。
しかし空気圧を上げすぎると、走りにくくなることが多いものです。
タイヤがカチカチに硬くなりますので、たとえば歩道の段差などを越えにくくなったり、
障害物に当たったときにおもいっきり、ハンドルを取られることになったりします。
例えばマウンテンバイクだと、段差や障害物がものすごく多いわけですので、
そこで不利にならないように、2気圧とかのすごく低い空気圧にしているわけですね。
そしてクロスバイクの走るシーンを考えると、段差や障害物の影響が「そこそこ」大きくなります。
かつ、クロスバイクだと車道を高速走行する・・という要素も重要です。
なのでバランスを考えると、4気圧とか6気圧とか、そのくらいになるかな・・と思います。
クロスバイクだと通常25cとか、28cとかそのくらいの太めのタイヤを使うこともあって、
低めの空気圧のほうが相性がいいよな・・とも、実際に使ってみて思うところです。
今回はクロスバイクの空気圧をテーマにお話ししてみました。