
折りたたみ自転車で、旅に出ようと思ってるけど・・
道中で、バスに乗る機会がありそうだけど・・
折りたたみ自転車をバスに載せるって、可能?
自転車を乗り物に乗せる「輪行」は、長距離移動の定番です。
そして電車ではフツーに、無料でぽんと折りたたみ自転車を持ち込めますし・・
飛行機でも機内預け入れ荷物として、無料で運んでもらえることが多いです。
しかしこれが「バス」だと、話がだいぶ違ってきます。
じゃあ、折りたたみ自転車はバスだと輪行できないの?
輪行できる条件とか、このあたりを取り巻く事情とか、どうなっているの?
以下、このあたりを徹底解説していきます。
目次
高速バスだと「半々」くらい
出来る出来ないは「半々」くらい。
というのが何年もいろいろ試してきての、個人的な感覚です。
ここで言うのはあくまで「高速バス」の場合ですね。
つまり高速バスでは、折りたたみ自転車を普通に貨物室に入れてもらえるケースがあり・・
そして断られてしまい出来ないケースも、普通にあるということです。
なので出来るとたかを括ってしまうのはまずいし、できないと諦めてしまう必要も無いということですね。
高速バスでの折りたたみ自転車輪行は、明確に「できる」となっているケースがあります。
例えば、
西鉄グループホームページより引用
この「西鉄バス」は、私の住んでいる地域ではかなりポピュラーなバス会社ですが・・
ここではこのように、はっきりと「折りたたみ自転車は持ち込み可能」と明記されています。
他にも例えば、「JRバス関東」では・・
JRバス関東株式会社の該当ページより引用、一部を強調表示
このように、折りたたみ自転車は「500円の有料手荷物」と明記されています。
対して、明確に「できない」となっているケースもあります。
近鉄バス関東株式会社の該当ページより引用、一部を強調表示
「近鉄バス」ではこのように、折りたたみ自転車の収納はお断りしますと明記されています。
他にも、
西日本ジェイアールバス株式会社の該当ページより引用、一部を強調表示
「西日本ジェイアールバス」も、自転車(折りたたみ自転車含む)をお断りしますと明記されています。
という感じで、高速バスにおける折りたたみ自転車の持ち込みは「できるバス会社とできない会社がある」というのが、現実になってきます。
(これら情報はあくまで私自身が独自に調べたことですので、最終的なところは自身にてご判断ください)
そしてできる・できないの割合は、私個人が経験してきた範囲では半々くらいかな、ということですね。
なので折りたたみ自転車を高速バスで運びたいなぁ、と思うときは・・
- 事前にそのバス会社のホームページをチェック
- バス会社に電話して質問
- 現地でバスの車掌さんに聞く
これらをちゃんとやって、出来るか出来ないか?を確かめておくのは必須となるでしょう。
「普通のバス」なら、載せてもらえることが多い
以上はあくまで、高速バスの話ですが・・
バスには高速以外に、高速を走らない「普通のバス」ももちろんあります。
- 路線バス
- シャトルバス
- コミュニティバス
こういったものですね。
そしてこれら普通のバスなら、載せてもらえることが多い。
というのがこれまた、自分が長年いろいろ試してきて感じた結論です。
まず基本的に、普通のバスには貨物室はありません。
なので折りたたみ自転車を載せるときは、乗客スペースに一緒に持ち込むことになります。
座席脇の空いてるとことか、場合によっては自分の膝の上とかに置くわけですね。
そしてこのように一緒に持ち込む行為は、多くの普通のバスにおいては許してもらえます。
例えば、ひとつ実例を挙げておくと・・
京王バス株式会社の該当ページより引用、一部を強調表示
このように京王バスの路線バスでは、折りたたみ自転車に限り持ち込みOKと明記されていますね。
他にも私がいろいろ旅で使ってきた経験上は、たいていの普通のバスで許してもらえると感じます。
なぜ、普通のバスでは折りたたみ自転車の持ち込みが許されやすいのか?
- スピードが遅く、持ち込んだ自転車がトラブル元になりづらい
- スペースに比較的余裕がある
- 短距離が基本で、荷物が長時間邪魔になりにくい
これらが理由として挙げられるかな、と感じます。
ただし当然ながら、すべての普通のバスで許されるわけではないです。
たとえば過去のトラブルなどが元になり、許可しない!という方針になっていることはあり得ますし・・
とても混雑するエリアのバスなら、そもそも物理的に許可しづらいといったこともあるでしょう。
折りたたみ自転車の積載を許可するか?しないか?の裁量権は、もちろんバス側にありますので・・
載せようとするときは必ず事前に調べるか、運転士などに聞くかといった方法でのチェックは必須でしょう。
そして折りたたみサイズが大きいと載せづらい、という事情があったりします。
普通のバスの座席まわりのスペースは、そう広くはありませんので・・
でっかい自転車だと周りにめちゃ配慮したり、そもそも載せるのは無理かな・・となる羽目になり得ます。
たとえば私自身は「ブロンプトン」という、折りたたんだ後のサイズがとても小さくなるものに乗っているのですが・・
(折りたたみサイズまわりについては、こちらの記事で解説しています)
大きめのスーツケースくらいのサイズになるので、よほどの満員バスでもない限りは余裕で置くことができたりします。
場合によっては座席で、膝の上に抱えることもできて快適です。
(急に混んできて、ずっと抱えていた経験があります・・笑)
なぜ、高速バス輪行はできないことが多い?
という感じで、高速バスでは折りたたみ自転車の輪行が許されないことも多いとなったわけですが・・
折りたたみ自転車は、実は電車や飛行機なら、ほぼ無条件で載せてもらえるものだったりします。
電車による輪行は、あまりにも有名ではありますが・・
折りたたみ自転車は折りたたんでカバーさえかければ、そのまま車内にヒョイっと持ち込めます。
料金も必要ありませんし、専用スペースに置く必要とかもありません。
そして飛行機でも、事前に預け入れ手続きさえしてしまえば・・
基本的には無料で、さくっと現地まで運んでもらえます。
私がこれまで使ってきた航空会社で、これが出来ないところはありませんでした。
しかし高速バスでは、輪行が許されないことが多々あるのはお話しした通りです。
そしてこの条件は、ほぼ確実に許される電車・飛行機と比べると・・
とても不利である、と言わざるを得ないものになっているはずです。
なぜ、こうなるのか?
バスは「最小クラスの公共交通機関」だから。
というのが、私が考えてみての結論となりました。
電車は、巨大な交通機関です。
何両もの車両が繋がってできる車列は、バスよりはるかに巨大ですし・・
その容量も乗客人数も、運転士の人数も、バスよりずっと多くなってきます。
なので電車には自転車を積む余裕がある、と言えると思います。
スペース・人員など、そこまでカツカツというわけではないから・・
自転車くらい載せてもいいよ、となっている気がします。
もちろん飛行機(旅客機)も、バスと比べるとはるかに巨大です。
専用の貨物スペースも、それを扱う人員も十分確保されていますし・・
なので自転車くらい運べるので、運んでOKとしよう、という感じかもしれません。
逆にタクシーだと、確かにバスより小さいですが・・
しかしこれは1人もしくは1グループしか乗りませんので、「公共」交通機関ではありません。
なのでこれはこれで余裕が出るので、トランクなどに載せてもいいよとなることが多いわけです。
対して高速バスは、公共交通機関としては小さいですし・・
貨物スペースも座席の下の、かなり小さいエリアになります。
そして運転士もひとり、もしくは2人といったところでしょう。
なのでスペース、積み下ろしの手間、他の荷物とぶつかってのトラブルといったことを考えると・・
禁止にしてしまおう。有料にしてしまおう。
そういった考えになり、現状のような環境になっているのでは?と感じました。
バスは、メジャーな交通機関のひとつです。
なので輪行をよく使うのなら、それができるか?できないか?を知るのは大事なところで・・
この記事がここで悩む人の、なんらかの参考になればと思います。
今回は折りたたみ自転車はバスに持ち込んで輪行できる?をテーマにお話ししてみました。










