バス輪行は、できません。
というのは恐らくインターネット上の、いろいろな記事で言われていると思いますし、
基本的にはその通りです。
なのですが、実は・・・
折りたたみ自転車なら、バス輪行ができる場合がある
ので、具体的な根拠とともに語ってみようと思います。
目次
「高速バス」で、折りたたみ自転車の輪行ができるかもしれない
まず、結論から書いてしまいますが・・・
単純にバス会社のホームページに、折りたたみ自転車を持ち込んでもいいと記載があるからですね。
例えば・・・
折りたたみ自転車の取り扱いについて
折りたたみ自転車は、禁止サイズ以内及び、専用の袋に収納している場合に限りの持ち込みが可能です。
※但し、持ち込みの際に破損、汚損の責任は負いかねますので、予めご了承願います。西鉄グループホームページより引用
と、記載しているバス会社があります。
(ルールは時期などにより変わるでしょうから、もし変わってしまっていたらすみません)
西鉄バスは、私が住んでいる場所ではかなりポピュラーなバス会社なのですが・・・
折りたたみ自転車の場合はこういう、持ち込みがOKなバス会社もあるわけです。
もちろん、折りたたみ自転車であっても、持ち込み禁止のバス会社のほうが多いようですが・・・
OKな場合もある!というのは事実ですので、
「バス輪行は無理!」とあきらめてしまわず、ちゃんと確認する価値はある・・というのが、この記事で言いたいことです。
自転車の持ち込みルールについて、明記されていないバス会社も多いのですが、
連絡してみると意外と、OKされる場合もあるかもしれません。
「普通のバス」でも、折りたたみ自転車ならいけるかも
高速バスではない、街中を走っている「普通のバス」の場合、
ロードバイクなどの自転車を積み込んで運ぶのは、まず無理です。
普通のバスには通常、貨物室が無いですし、
人が多いバスの車内に、分解したとはいえでっかいロードバイクを持ち込むのは難しいですので、
それはまあ、そうですよね。
しかし・・・「折りたたみ自転車」なら、いける場合があります。
私自身、旅先などで何度も経験していることですが・・・
コンパクトな折りたたみ自転車なら、スーツケースくらいのサイズになりますので、
そのまま席の近くまで持ち込むことを、許可される事が多いんですね。
例えば私自身は、コンパクトな自転車の代表「ブロンプトン」を愛用しているのですが・・・
例えばこの自転車なら、大きめのスーツケースよりも小さいくらいの、ちょっと規格外の小ささになりますので、
バス内の空間に持ち込んだとしてもほとんど、邪魔になることがないです。
もちろん、あまりにも人が多い場合はやめておくべきですが・・・
ある程度までなら膝の上に載せるという荒技もありますので、それも選択肢です。
ブロンプトンなら、膝の上にすっぽりおさまるようなサイズになりますので、
乗車時間がそれほど長くない場合なら、全然それでいけるのです。
もちろん、すべての場合でいける!とか、そういうことではないですので、
乗るときに運転手に確認するか、できればバスが来る前に電話でバス会社に聞くのがベストなのですが・・・
これまでにいろいろ試した限りだと、ほとんどのケースでいけましたので、
「折りたたみ自転車をバスで運ぶ」というのは旅先での移動手段において、十分、選択肢にしていいことだと思います。
ちなみに、さすがにロードバイクをバスに積むのは「高速バス」「普通のバス」両方において無理!だと思いますので、
折りたたみ自転車はこのへんでも、アドバンテージが大きいタイプなんだと思います。
今回はバス輪行と折りたたみ自転車についてお話ししました。