自転車は1分間で、どのくらいの距離を走れるの?
まず、ざっくりと結論を言ってしまうと・・
「300m-400m」くらい
です。
もちろん自転車の種類とか、走る道の混み具合とか、脚力とか・・
いろいろな要素で変わってはきます。
なので実際にどのくらい掛かるのか?を考えるときは、それら要素で補正しなければいけないですが・・
なのでこの記事では、自転車が分速300m-400mくらい走れる!としたのは、なぜ?
より正確に考えるには、どんな要素で補正すればいいの?
といったところを解説していきます。
目次
自転車は分速「300m-400m」!
自転車で1分間に走れる距離は、300mから400mくらいです。
どこから来た数字かと言うと・・
自転車で進める距離は「1時間で20km」くらい
というところからです。
まあ、これはざっくりとした目安ではあります。
しかし私自身がいろいろ走ってきた移動速度をまとめてみたり、
もしくはいろいろな人の「何時間で何km走った」といった情報を見ていくと・・
軸とする目安としては、大きな間違いは無いところなのでは・・と思われます。
1時間で20km走るとするなら、1分間では「333m」・・
条件によって速くなったり遅くなったりはするので、前後に幅をもたせて「300から400m」・・
と、分速のざっくりとした目安としては、そんなところだと思います。
300mといえば、人間が米粒に見えるくらいには遠いので・・
そのくらいの距離をたった1分で移動できる!
そう考えると、自転車というのはなかなか速いものですね。
じゃあ、1分で300mくらいは移動できるんだ!
目的地まで3kmだから、10分あれば着くな。
みたいな感じで、ざっくりとした予測としては大丈夫だと思います。
自転車の分速は、こんな要素で変わってくる!
と、分速の目安はそんな感じなのですが・・
とはいえもちろん、自転車のスピードはすべて同じではないです。
ロードバイクとママチャリなら、もちろんロードバイクが速いですし・・
競輪選手と一般人なら、競輪選手が圧倒的に速いです。
そして混雑した街中だと、広いサイクリングロードより遅くなりますね。
上で書いた目安「分速300 - 400m程度」は・・
- クロスバイクで
- 一般的な成人男性が
- 晴れた、風がさほど強くない日に
- 坂ではない平坦の
- 信号があまり無い空いた街中を
- 特に急がずに走った場合
イメージとしては、こんな感じになってきます。
何が普通か?は人それぞれではありますが・・
まあ、ごくごく一般的な条件ですね。
そして例えば、少し進むのにもヒーヒー言うような「激坂」が有ったりすると・・
分速はもちろん、劇的に落ちてしまいます。
分速100mを切る・・とかも、普通にあるでしょう。
もしくは例えば、プロのロードレーサーがトレーニング目的に、超軽量ロードバイクで全力で飛ばしたとすれば・・
分速はもしかしたら挙げた数値の、2倍は越えるかもしれません。
と、自転車の分速はどのくらい?を考えるときは・・
いわゆる普通の状況と比べて、遅くなる・速くなる要素がどのくらいあるかな?
と考えると、より実際の分速がわかりやすくなると思います。
自転車の分速を「徒歩」と比べるとどのくらい?
自転車を使うと・・「徒歩」と比べて、どのくらい速く走れるの?
徒歩は1時間で4km進める・・と、一般的によく言われます。
この4kmはわりと、有名ではないかと思います。
私自身、特には急がずにすたすた歩くと、このくらいの移動距離になりますね。
1時間で4kmだと・・
単純に割り算をすると、分速66.6m、となります。
ざっくり書き直すと、分速60-70mくらい、と言えるでしょう。
まあ、自転車の分速300m以上と比べれば、圧倒的に遅くはありますね。
速度にして5倍とか、そのくらいになっています。
ここは感覚的にも、そんな感じなのでは・・と思います。
自転車はびゅーんと走れる、速いものですし・・
てくてくと一歩ずつ歩く「徒歩」と比べると、数倍は速い・・となるのは自然かなと思います。
なので例えば、観光地に「折りたたみ自転車」を持ち込むと・・
圧倒的に効率よく、観光スポットを巡れるようになるわけですね。
ここは数字的にもそうですし、私自身、実際にやって体感したところです。
と、分速を「徒歩と自転車」で比べてみると、そんな感じになります。
自転車の分速を「クルマ」と比べるとどのくらい?
せっかくなので、自転車の分速を自動車・・クルマとも比較してみます。
クルマで移動できる距離は、どのくらい?
ここももちろん、一概に言えないところですが・・
私自身の運転経験とか、ネットのいろいろな情報を見ていくと・・
一般道を前提とするなら、だいたい1時間に30km-40kmくらい
どのくらいの移動距離になるのでは、と思います。
割り算して、ざっくりとした数字にすると・・
クルマの分速は500m-600mくらい、ですね。
もちろん、自転車と比べればずっと速いですし、それはもう当たり前ですよね。
とはいえ、徒歩と自転車の差のように「何倍も速い!」というわけでもないです。
実際、ロードバイクだと条件によっては、クルマに匹敵するほど速かったりもしますよね。
とはいえ、クルマには・・
「雨・風・坂でほとんど減速しない」
「高速道路に乗れば、ものすごく速く移動できる」
といった強みもあります。
自転車は雨とかでめちゃくちゃ遅くなりますし、高速道路のような「走りやすい道」も少ないですので・・
こういう要素もあいまって、クルマは自転車より圧倒的に速い!となってくるんだと思います。
分速の数値以上の差がでてくるわけですね。
と、今回は自転車の「分速」についていろいろな視点から解説してみました。