「TIMBUK2のメッセンジャーバッグ」は、自転車バッグのド定番です。
街中で、背負って颯爽と走るライダーを見ることは、多いのではないでしょうか。
自転車向けバッグといえば、真っ先に挙がるのは「バックパック」と「メッセンジャーバッグ」の2種類で・・
TIMBUK2はその「メッセンジャーバッグ」において、性能が良い!と定評があるメーカーですね。
私自身、TIMBUK2のメッセンジャーバッグは長く愛用しており、
いちばん長いものだと、もう7年ほど使い続けています。
サイズとしてもS・M・Lをひとつずつ持っていて、状況に応じて使い分けています。
そしてメッセンジャーバッグなら、TIMBUK2以外にない!と思うくらいには満足しています。
なのでこの記事では、TIMBUK2のメッセンジャーバッグってどんな感じ?
使いやすい?耐久性は?長所・短所は?
そういったところを、徹底的に解説していきます。
目次
「外観」「構造」はこんな感じ!
まずは、実物がどんな物なのか?からですが・・・
仕様は年度とかモデルとかによって、ある程度変わってはくるのですが、
例えば「クラシックメッセンジャー」タイプだと、上のような感じです。
そして・・このメッセンジャーバッグの収納部分は、
②:ノートパソコン・タブレットなどが入るスリーブ
③:たくさんのポケット
の、3種類の構造でできています。
TIMBUK2のメッセンジャーバッグにはいろいろな種類があるのですが、
ここは、それぞれの製品で共通だと思います。
まず、
こんな感じでたくさんのモノが入る、大きな空間があります。
サイズとしては、たとえば「Sサイズ」ですと、
一般的な自転車ヘルメットを入れて、こんな感じですね。
次に・・
こんな感じで、ノートパソコンやタブレットが入るスリーブがついていて、
こんな感じで入れておくと、安定して持ち運ぶことができます。
(写真のバッグは「Sサイズ」で、入れているのは約10インチのノートパソコンです)
多少重いノートパソコンとかであっても、ここに入れると身体に近くなり重心が安定しますので、振り回されにくくなりますね。
そしてポケット類は、モデル・年式によって違ってはくるのですが、
例えば私が所有している「クラシックメッセンジャー」だと、
表側だとこのように、丸をつけたところに開口部があって、
合計で5個程度の大きめのポケットがあります。
そして・・・
内部側にもこんな感じで、合計5個程度の収納エリアがあります。
私の所有しているものだとどのモデルでも、こんな感じで多めのポケットがありますので、
小物の収納場所に困る・・ということは無いのではないか、と思います。
全体として、タブレットなど「薄いアイテム」の収納、
「大きなアイテム」の収納・・
そして、ちまちました「小物」の収納の、すべてにちゃんと対応した、
シンプルながらも使いやすい構造だと思います。
TIMBUK2のメッセンジャーバッグって、見た目が「ダサい」の?
を軸にした解説は、
上の記事でしています。
「耐久性」はちゃんとあるか?
すぐにボロボロになるようでは、買って後悔することになります。
なので、ちゃんとした耐久性はあるのか?についてですが・・・
実際の経験からお話ししますと、
5年使った時点だと、問題なし
7年も使うと、さすがに替えどきになる
という感じです。
TIMBUK2のメッセンジャーバッグは、バッグ記事が表地・裏地ともに、すごくしっかりしています。
通常、何年も何年も使っていると、全体が「劣化」しボロボロになっていくのですが・・・
私が持っているものだと、7年使ったものでも、
雨の中も持ち出したり、てきとうに放り投げたりと雑な扱いもしたものですが、
こんな感じで明らかな生地の崩れとか、破れとかは見当たらないです。
いっぽう「裏地」のほうは、7年使ったものだと・・・
さすがにこんな感じで劣化してきて、そろそろ買い換えるほうがいいかな?という感じになっています。
しかし「5年」経過した時点の、また別のバッグだと、
こんな感じで、まだまだ目に見えた劣化はしていないです。
まあ、ここは使用頻度などによって変わるところではありますが・・・
私自身、他にもいろいろな種類・いろいろなメーカーのバッグを使ってきたのですが・・・
長年使うとさすがに生地がへたってきたり、破れてきたりするものですが、
その中でもTIMBUK2のメッセンジャーバッグはかなり高い耐久性がある、と言えると思いました。
「デメリット」は、ここ
TIMBUK2のメッセンジャーバッグ・・「デメリット」は、無いの?
ひとつめは・・少しだけ左右のバランスがとりにくいことです。
まあ、ここはメッセンジャーバッグ全般に言えることかもしれませんが・・・
例えばバックパックに比べると、メッセンジャーバッグは重心を「正中」にもってくるのが難しいですので、
そのアンバランスが身体の負担になって、疲れやすくなったり・・がある程度、あります。
もしくは・・少し背負うのにコツがいるというのも、ありますね。
バックパックだと普通に、両肩にベルトを通して背負うだけですが・・・
メッセンジャーバッグには「ベルトを最小限の長さにする」「背中の、安定する位置にバッグを置く」といったコツがあって、
こういうコツができていないと、すぐにずり落ちてきたり、安定しなかったり・・とか、なったりします。
とはいえこのあたりの「背負い」にかかわるデメリットは、
かわりに例えば、「身体の前にさっと回して、物を取り出したりしやすい」・・という長所につながったりもします。
長年使っていますが、明らかにデメリット!と言える要素は、そんなものなのでは・・と思いました。
おすすめのモデルは、これ!
TIMBUK2のメッセンジャーバッグには、いろいろなモデルがありますが・・・
おすすめは、定番ですが「クラシックメッセンジャー」タイプです。
TIMBUK2の一番メジャーなモデルで、それゆえにハズレがない製品ですね。
加えてクラシックメッセンジャーは「サイズ」「カラー」が豊富です。
なので用途に合ったサイズで、気に入ったカラーのものを選べば大きな間違いにはならないのでは・・と思います。
たとえば「Sサイズ」のサイズ感としては、
一般的な自転車ヘルメットを入れると、こんな感じになります。
日常的に持ち運ぶ、たとえばスマホ充電器とかちょっとした薬とか、タブレットとか・・くらいなら、じゅうぶん入るサイズはありますね。
もしくは「Mサイズ」ですと・・・
自転車ヘルメットを入れてもなお、かなりの余裕があります。
実際に使ってみると、「ちょっとした自転車旅のアイテム一式を、着替えも含めてすべて収納できる」くらいのサイズ感はあります。
私自身、このMサイズのクラシックメッセンジャーを背負って旅に出たことがありますが、
メッセンジャーバッグはたっぷりと物を入れても、物が取り出しにくくならない(バックパックだと、底のものは取り出しにくくなる)ということもあり、快適でした。
そして「Lサイズ」ですと・・・
こんな感じで、大きいはずの自転車ヘルメットでも余裕で入るほどのサイズ感です。
Lサイズですと2泊3日ぶんくらいの旅荷物を、まとめて収納できるくらいのサイズがあります。
多くの荷物を運ぶべきときは、結構あるものですので、
そんなときに出動させると役に立つ・・といったサイズですね。
他には・・たとえばクラシックメッセンジャーは、「取っ手」が無いという弱点があります。
そのためビジネスの場で、手で持ち運びたい・・という場合に、それがやりにくいです。。
なので・・そういう場合は例えば、
例えばこの「クローザーケース」タイプや、
この「コミュートラップトップ」といったタイプだと、しっかりした取っ手がありますし、
それぞれ落ち着いたデザインなので、使いやすいのではないか・・と思います。
以上、今回はTIMBUK2のメッセンジャーバッグ、その良さについてお話ししてみました。