ダブルレバーの魅力を解説!STIレバーとどう違う?


ダブルレバー

現代では「STIレバー」が、変速レバーの主流。

でも・・「ダブルレバー」を使ってみようかな?

 

ダブルレバーはひと昔前に、主流となっていた変速機です。

そして現代でも時代遅れとかではなく、ぜんぜん問題なく使えるものです。

 

確かに、STIと比べデメリットもありますが・・・

レースのような走りをしないのであれば、性能的にも十分ですし、
STIと比較し「使いやすい面」もちゃんと、あります。

 

実際に私自身はダブルレバーを気に入って、
現在、メイン自転車にはダブルレバーを採用しています。

そして使っていくうちに、ダブルレバーはここが良い!ここはデメリット。。

そういったことも、わかってきました。

 

なのでこの記事では、ダブルレバーってどんなレバー?

たとえばSTIレバーと比べて、どんなメリット・デメリットがあるの?

そんなところを解説していきます。

ダブルレバーって、どんなレバー?

まず、ダブルレバーとは・・

「フレームに直付けする」タイプの変速レバーのことです。

左右両側にダブルで装着するので「ダブルレバー」、ですね。

 

現代のSTIレバーだと、握ったところからそのまま操作できますが・・

それとは対照的に、ハンドルから「一度手を離して」操作する・・というのが特徴です。

 

数十年も前のロードレースだと、ほぼすべてのレーサーがこのダブルレバーを使っていたのですが・・

1990年ごろにSTIレバーが開発され、「手を離さずシフトアップできる」という圧倒的な強みもあり、
特にレースの世界では一気に、ダブルレバーはSTIレバーに置き換わった・・

みたいな歴史があります。

 

私自身、以前はSTIレバーを使っていたのですが・・・

たまたま自分の使っていたフレームにダブルレバー用の台座があったので、興味本位でダブルレバーに換えてみました。

すると思いのほか使いやすく・・・
自分の用途だとむしろこちらの方が使いやすいのではないかと感じ、もうかなりの期間このレバーを使用しています。

 

では・・どんな人が、ダブルレバーに向くの?

ダブルレバーのメリット・デメリットは何?

以下、解説していきます。

ダブルレバーの「メリット」は?

まずは、メリットからです。

 

旧世代のシロモノなので、良い点なんて無いのでは?と思われるかもですが・・

意外にも見どころは、けっこう有ったりします。

構造がシンプル

STIレバーと比べると構造がシンプル・・というのが、いちばんのポイントです。

なので「メカトラブルが起きにくい」「軽い」「変速にダイレクト感がある」

といったメリットが出てきます。

 

特に「メカトラブルが起きにくい」は、かなり大きいです。

私の場合だけかもしれませんが・・STIレバーはトラブルを起こしたことが、何度かあります。

落車でぶつけてしまった後、うまく変速してくれなくなったり・・

 

そしてSTIレバーはトラブルを起こすと、直すのが大変です。

内部にアクセスしにくい上、メカ部分が複雑なので。。

ひとつのシステムで、ブレーキと変速の両方に対応するため、
まあ、仕方がないことでしょうけど。。

 

しかしダブルレバーは構造がすごくシンプルなので、「壊れる余地」自体があまり無いです。

実際、もう何年も使っていますが、一度もトラブルは起きていません。

万一壊れてしまったとしても、ほぼすべての部分が「外から見える範囲」にありますので、
ダブルレバーよりはるかに整備しやすいでしょう。

 

シンプルイズベスト!は、工業製品の常ですが・・

ダブルレバーも「シンプルだからこそのメリット」が、いちばん大事なところだと思います。

好きなブレーキレバーを使える

変速レバーがブレーキから、独立してしまいますので・・

もちろんブレーキレバーを好きに選べるようになります。

 

ロードバイク用ブレーキレバーは、変速機つきだと「STIレバー一択!」みたいになっていて、
あまり選びごたえが無いのですが・・

変速機無しタイプのブレーキレバーですと、いろいろな会社がいろいろなブレーキレバーを出していまして、
かなり、選ぶのが楽しかったりします・・笑

 

たとえば私自身の場合は、

 

SRAMのブレーキレバー(変速機無し)

 

この「SRAM S500」というSRAM製のブレーキレバーを、もう何年も愛用しています。

 

SRAMの変速機能無しブレーキレバー「S500」について、詳しく解説しています。

 

詳しいレビューを、上の記事でしているのですが・・

このレバーは「STIレバーと比べて、ブレーキを強力に掛けやすい」というのが気に入っています。

レバーの支点が上のほうにあって、テコが掛けやすいんですね。

 

このレバー以外にも・・

 

ディズナの変速機なしブレーキレバー

 

この「ディズナ」製のブレーキレバーや、

 

 

ダイアコンペの補助ブレーキ付きブレーキレバー

 

「ダイアコンペ」のブレーキレバー・・といったものは定番です。

 

変速機無しタイプにもこんな感じで、さまざまな優秀ブレーキレバーがありますし・・

こういったレバーたちの中から、見た目やスペックで好きなものを自由に選べる!

というのが、ブレーキと変速機が独立するダブルレバーの、良さのひとつです。

いま何段にあるのか、ひと目でわかる

意外なメリットが・・レバーの角度により、現在のギアがひと目でわかることです。

 

STIレバーでは通常、現在のギアがひと目ではわかりにくいです。
(インジゲーターがあるレバーもありますが、少ないです)

なので、いま何段か?を直感的に把握しにくかったりします。

山でギアを軽くしようとして、あ、今がいちばん軽いギアだった。。
なんてことも起きますね。笑

 

そしてダブルレバーだと変速するとき、レバーの角度が変わります。

なのでちょっと目を落として、レバー本体を見たり、
レバーをちょいと触ったりするだけで・・

いま何段か?が一目瞭然なのです。

 

さらに使っていくうちに、レバーの角度を手が覚えていきますので・・

レバーを触った瞬間「あ、いま8段目だな。いまの道路状況だと5段目までいっとこう」カチカチッ

みたいなことを無意識でやる・・という、マニアックなことになってきますね。笑

 

と、変速段数が直感的にわかる!というのも、意外に大きいダブルレバーのメリットです。

ダブルレバーの「デメリット」はこれ

そしてダブルレバーにはもちろん、デメリットもあります。

むしろ、旧時代のものですのでデメリットは有って当然ですね・・笑

 

デメリットのほうは基本的にひとつで、

手を離してからしか変速できない

これですね。

 

ダブルレバーはブレーキレバーと離れた位置にありますので・・

変速のためには一度手を離して、変速して、手を戻す・・が必要になります。

ここが握ったまま変速できるSTIレバーと比べ、圧倒的なデメリットになります。

 

たとえば慣れるまでは、動作がちょっと難しいですし・・

ひんぱんな変速も難しいので、たとえば数秒に1回変速しケイデンスを一定に保つ・・
みたいな乗り方には向かないです。

ブレーキを掛けつつ変速!とか、段差を越えつつ変速・・とかにも不向きですね。

 

と、書いたような特徴があるため・・

ダブルレバーは「レース」にはまったくの不向きだと思います。

 

ゴール前スプリントするとき、シフトアップのため手を離すのは致命的な遅れになりますし・・

何度も変速して、脚の消耗を最小限に・・みたいなやり方もしにくいです。

ガタガタの安定しにくい道で、変速・・というのも難しいですね。

まあ、だからレースの世界から消えていったわけで・・笑

 

しかしこれらのデメリットも、いわゆる街乗りとかサイクリングとかの「ゆるめの乗り方」だと、
まあ、そんなには問題ないです。

なのでレースをしないのなら、実は総合的にみてダブルレバーのほうが優秀!

そんなことも、ふつうに起きると思います。

 

と、ダブルレバーのデメリットはこんな感じです。

ダブルレバーの選び方を解説。おすすめはこれ!

ダブルレバーの、おすすめはどれ?

 

まず私自身が使っているのは、シマノの「SL-7900」というレバーです。

 

シマノの10速対応ダブルレバー

 

これは「10速」に対応したダブルレバーで、
カチ、カチという変速感が気持ちよく、なかなか気に入っています。

 

もし、お持ちのフレームが鉄ではなく、軽合金(アルミなど)の場合は、

 

シマノの10速対応ダブルレバー 軽合金用

 

こちらのほうが対応となるので、ご注意ください。

 

もしお持ちの自転車が、変速「10速」なら上のものでいいのですが・・

ダブルレバーは「変速数」ごとに製品がありますので、
変速数に合う製品を選ぶようにしましょう。

 

 

たとえば「8速」に対応しているものは、

 

 

同じくシマノの、これです。

 

 

もしくは「8速」「9速」「10速」それぞれに対応している、

 

ダイアコンペの8/9/10速対応ダブルレバー

 

この「ダイアコンペ」製ダブルレバーもあります。

ダブルレバー、どれを選ぼう?と考えているとすれば、このあたりのものは定番になりますので、
大きな間違いにはならないのでは・・と思います。

 

今回はダブルレバーの魅力と、選び方をテーマにお話ししてみました。


運営者:ゆう

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
 
詳しいプロフィール

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