クロモリ自転車は、かっこいいです。
細身のホリゾンタルフレーム、無骨な鉄の質感、ちょっと古めかしい印象のフォルム・・・
「クロモリ自転車の、見た目が好き!!」という方は、多いと思いますし、
私もその一人です。
なのですが・・・
クロモリは意外と、「合うサドル」が無いものです。
最近主流になってきている、軽量カーボンサドルといったものは、
同じく軽量カーボンフレームや、もしくはアルミフレームに合うように作られているため・・・
ややノスタルジックな、クロモリフレームに装着すると、
「浮いて」しまうことがあります。
古風な侍に、なぜかマシンガンを持たせてしまった感じでしょうか・・?
(意味不明だったらすみません・・笑)
やはりクロモリには、クロモリに似合うサドルを装着したいものです。
もちろん、感性などは人それぞれですので、
「これが絶対に合う!」といったものでは無いのですが・・・
以下、これはクロモリに合うなぁ・・と感じたサドルを、紹介していきます。
目次
クロモリに合うサドルは、これ!
まず・・クロモリに「革サドル」は、鉄板だと思います。
クロモリといえば革サドル!みたいな、王道の組み合わせですね。
実用面でも革サドルは、やわらかくてお尻にダメージを残しにくかったり、
クッション性が高くて、段差の衝撃がマイルドになったり・・と、メリットがいろいろあります。
そのかわり「重い」というのは、いかんともしがたいデメリットですが・・笑。
革サドルの中で一番のおすすめは、ド定番にはなりますが、
「ブルックス B17」です。
画像のようなものですね。
けっこう使っているので、だいぶ年季が入っていますが・・笑。
このサドルは特に「おしりへのダメージ軽減」において、すごく優秀です。
私も何年もこのサドルを使っているのですが、
ロングライドでもおしりが痛くならない、ということに関しては、ダントツで優秀だと感じています。
検索していただければ、いろいろわかるかもしれませんが・・・
そういう理由でこのサドルは、自転車で世界一周!みたいな超ロングライドの世界で、
よく採用されるようなものですね。
そして見た目としても、「ザ・革サドル!」といった感じで、
クロモリ自転車にバッチリ、マッチすると思います。
「革サドル以外」で、クロモリに合うサドル
革サドルはクロモリにぴったりだとは、思うのですが・・
革サドルは定期的にクリームを塗り込んだり、ボルトを締めて張りを調整したり・・と、
普通のサドルでは必要のない、手間がかかるものです。
その手間に見合うくらいの性能があると思い、私自身は使っているのですが・・・
やっぱり、手間がかかりすぎる!とか、
革サドルの乗り味が合わない・・とかで、革以外のサドルが欲しい!となることは、あるでしょう。
私自身、常に革サドル・・というわけではなく、
気分によっては「セラサンマルコ リーガル」というサドルを使うことがあります。
こんな感じのものですね。
これも、クロモリに合うサドルとしては定番で、
ちょっとレトロな雰囲気が、クロモリとバッチリ、マッチしてくれると思います。
(もちろん、感性には個人差がありますが・・)
加えてこのサドルはブルックスとは違い、革ではなく普通のプラスチックサドルですので、
「革サドルが合わない」という場合にも、問題ないです。
そして特徴としては、幅広で、おしりと接する面積が大きいですので、
このサドルも「おしりが痛くなりにくい」というメリットがあります。
・・・と、「クロモリに合うサドル」を抜粋し、紹介してみました。
流線型の、いかにも最新鋭!という感じのするカーボンサドルよりも、
こういったちょっとビンテージっぽい雰囲気のサドルのほうが、
クロモリ独特の見た目に、マッチするのではないか・・と、思います。