スギノのクランクは剛性が高い!とか、よく言われているけど・・
実際には、どんな感じなの?
ロードバイクやクロスバイクのクランクは、大半が「シマノ」製です。
ほとんどの場合で、最初からついているのがシマノ製だから・・というのが、そのいちばんの理由でしょうが・・
しかし「スギノ」のクランクもけっこう、定番です。
クランクを探すなら、品質がいいもの!しっかりした作りのもの!と考えられるのは、当然なのですが・・
スギノのクランクはそのあたりをちゃんと満たす、質がいいものだ・・と、よく言われています。
しかし、それって本当なの?
実際に長年使ってみての、経験談が聞きたい!
そういったニーズに答える記事は、あまり無いように思います。
私自身はもう5年ほど、とある自転車にスギノ製クランクを装着していて、
シマノなど他社製のクランクと交換して、比べてみたこともあります。
なのでこの記事では、スギノのクランクって実際どう?
そんなところを解説していきます。
「剛性が高い」は、本当だと思う
スギノのクランクがよく言われているのは、「剛性が高い」ということです。
剛性が高いということは、掛けたパワーがふにゃふにゃと逃げてしまうことなく、
ちゃんと、ホイールまで伝わってくれる・・と、そういったことですね。
そして、あくまで個人の感想にはなるのですが・・
いろいろと使い比べてみて、「スギノのクランクは剛性が高い」は、本当!だと思いました。
まず、スギノのクランクは「芯」がしっかりしていると思います。
どんなものでも、「芯」がしっかりしていないとブレたり、ぐらついたりするものですが・・
スギノのクランクは強いパワーをかけても、ブレたりたわんだりすることなく、
カチッ!と脚の力を受けとり、そしてホイールまで届けてくれる・・という感覚があります。
このあたりはもう完全に、個人の感覚ですが・・笑
しかし例えば、シマノの「ティアグラ」クラスのクランクと比べてみると、違いははっきりと分かります。
最高ランクの「デュラエース」あたりと比べてみれば、また違ってくるのかもしれませんが・・
そして剛性が高いと、パワーを余すところなく推進力に変えられますので、そのぶん有利です。
平地だとこのあたりは実感しにくいところかもしれませんが・・「登り」だとはっきりした差になりやすいですね。
必死でパワーをかけているときの「ぐにゃぐにゃ感」が少ないと、もう、圧倒的に快適です。
剛性は一概に、高ければ高いほどいい!というものでもなくて、
適度な剛性の、脚に優しいクランクのほうがいい!という考え方もあったりしますが・・
とはいえ「剛性が高いクランク」が欲しいのであれば、スギノのクランクを選んでおく!
というのは、そう大きな間違いにはならないのでは・・と思います。
スギノのクランクには、いろいろあるのですが・・
上のものは、フロントシングル用にはなるのですが、
価格も比較的リーズナブルで、良いのではないか・・と思います。
私自身、上の製品のちょっと旧型のものを使っていたりします。
この記事では「スギノのクランクって、どう?」
そんなところを解説してみました。