パールイズミの冬用ウェアには、「0℃対応」のものがあります。
実際、謳い文句に恥じないくらいの、なかなかの高性能で、
私自身、冬の自転車ではずっとこれを愛用しています。
具体的には、こういったものですね。
(年度によって、デザインなどは変わっていきます)
この記事ではパールイズミの0℃対応ウェアって、どんな感じ?
0℃と言ってるけど・・実際にはどのくらいの気温で、どのくらい寒さを感じるの?
そんなところを解説していきます。
このくらい、寒さに耐えられる!
まず、パールイズミの0℃対応ウェアはどのくらいの寒さに耐えられるか?ですが・・・
ざっくりまとめると、
- 10℃を上回るなら、一枚だけでも余裕
- 0℃ - 5℃くらいだと、長袖の暖かいインナーと一緒に着れば大丈夫
- 0℃を大きく下回ると、アウターがこれだけだとさすがにキツい
こんな感じです。
もちろん体感には個人差がありますので、あくまで私個人の感想ではあるのですが・・・
「0℃対応」と言うとおり、0℃ちょうどくらいまでなら、問題なく対応してくれますね。
ウィンドブレーク・・風を防ぐ能力も十分で、
ロードバイクで飛ばすと風がびゅんびゅん貫通してきて、すぐ冷える・・なんてこともありません。
さすがに0℃までくると、これ一枚だけだとさすがに厳しく、例えば、
例えばこんな感じの「長袖の高機能インナー」を内側に着込めば、それで大丈夫・・という感じになります。
パールイズミの0℃対応アウターと、長袖の暖かいインナーとの2枚だけで、
私の場合は気温0℃くらいで数時間ライドしても大丈夫でした。
もちろん手袋とか靴下とかボトムスとか、他の部位の装備も整えて、ですが・・
さすがにマイナス10℃とかの、0℃を大きく下回るような環境だと、
このアウターだと力不足で、どんどん冷気が侵入してきます。。
そして・・普通はもこもこの、めちゃくちゃ暖かいダウンジャケットとかで対応すると思うのですが、
自転車でそれをやると、汗でぐしょぐしょになって、気化熱で逆に冷えまくってしまいます。。
なので私の場合は、パールイズミの0℃対応ウェアの上に重ねて、
こういった登山系メーカーのゴアテックス使用アウターを重ね着することで、対応しています。
「長袖の暖かいインナー」「パールイズミの0℃対応ウェア」「ゴアテックス使用アウター」の、三層構造になるわけですね。
こういった登山系のアウターシェルは、薄いのに保温・防風能力にすごく優れています。
なのでパールイズミウェアの上に1枚重ねるだけでも、防寒能力は大きく跳ね上がり、
氷点下でもしばらくは活動できるくらいにまで、マシになります。
なぜゴアテックスか?なのですが、
ゴアテックスは高い防水能力を持ちますので、雨や雪が降ってきても、それを遮断してくれます。
冬は雪まみれになると体温がどんどん奪われますし、
冬の冷たい雨で濡れてしまうと、ほんとうに一瞬で活動できなくなるほど冷えてしまいますので・・・
それをあらかじめ防げるようにしておくと、助かることが多いのです。
ゴアテックスは湿気を逃がす「透湿性」も高いですので、汗でぐしょぐしょになって、気化熱で逆に冷たくなる・・ということも、少ないです。
・・という感じで、ウェアをさらに組み合わせることで、さらに低い気温にも対応できる場合があります。
総合的にみて、パールイズミの0℃対応アウターウェアは、冬のロードバイクにすごく優秀ですので、
私自身はもう5年ほど、これ以外を使う気が起きないくらいに愛用しています。
もし、冬対応の自転車ウェアで迷っているとするなら、
大きな間違いは無いのではないか・・と思います。