片面SPDペダル・片面フラットペダルが欲しい!
でも、どれが優秀なのか分からない・・!
片面SPDペダルは普通の靴でも、ビンディングペダル(SPDペダル)でも乗れる便利ペダルです。
ですが・・少しマニアックな製品なので、
これが定番!といった製品が少し、分かりにくかったりします。
私自身はフラットペダル派・たまにビンディングも使う、というタイプで、
片面SPDタイプのペダルをよく使います。
なのでこの記事では、おすすめ片面SPDペダルはどれ?
そんなところを解説していきます。
目次
優秀な片面SPDペダルの「条件」は?
片面SPDペダルは、どう選べばいい?
ここは、
② 「フラット面」がしっかりしていて、足を載せやすい
の、2点です。
①:品質に定評のある「メーカー」
ペダルを作っている「メーカー」が良い!
というのは、外せないポイントだと思います。
というのは・・ペダルの品質はだいたい、「メーカーごと」に決まってくるからです。
優れたメーカーなら、ベアリングの質とか、金属の質の良さとか、しっかりしたペダル軸とか、
そういったものが優れていることが保証されますし・・
そうではないメーカーのペダルだと、どれを選んだとしても、
回転が鈍いとか、踏むたびにたわむとか・・そういう微妙なことになります。
私自身、これまにいろいろなペダルを試し、比べてきたのですが・・
片面SPDペダルを扱っているメーカーでいうと、
「三ヶ島」「シマノ」「KCNC」
この3メーカーのペダルは、品質が良いと感じました。
回転の良さとか、しっかりしたボディとかの基本的な性能は、それぞれのメーカーで高いのですが・・
挙げてみた3メーカーのざっくりとした強みを書いてみると、
- 三ヶ島:「回転のスムーズさ」が最強
- シマノ:「剛性」が最強
- KCNC:「軽さ」が最強
ここは完全に個人の感覚ですが・・
それぞれのメーカーの特徴は、こんな感じだと思います。
とはいえ片面SPDペダルが欲しいなら、この3メーカーのどれかから選んでおけば、
大きな間違いにはならないのでは・・と思います。
②:「フラット面」がしっかりしている
ペダルの「フラット面」がしっかりしている、というのも外せない条件です。
片面SPDペダルには、SPD面とフラット面の2つがあるわけですが・・
このうち「SPD面」のほうは製品によって、そこまで大きな違いは出にくいです。
はめやすい・にくいなど、ある程度の違いはあるものの・・
バチン!とはめればがっちりと問題なく、足を固定してくれます。
「SPD」という、しっかりしたひとつの規格に基づいたつくりなので、差が出にくいんですね。
しかし「フラット面」の性能は、製品ごとの差がすごいです。
フラット面は規格なんてものも特に無いですので・・
メーカーごと・製品ごとに作りがばらばらです。
なのでしっかりした踏面があって、ズレずにがっちり靴に食いつくタイプと・・
パワーを掛けると簡単に、ペダルの上で滑ってしまう・・みたいなタイプがあります。
もちろん良いのは、がっちり食いつくタイプですね。
しっかり靴に固定できる、フラット面の実現のためには、
②:「ピン」や「縁のギザギザ」が装備されている
そういった条件を満たしていると、良いと思います。
おすすめの片面SPDペダルは、これ!
ここまでを踏まえて、おすすめの片面SPDを紹介していきます。
ここではメーカーごとに並べてみます。
三ヶ島
シマノ
KCNC
ここに挙げたものであればそれぞれ、上で挙げたような条件をちゃんと満たした、
優秀ペダルとなる可能性は高いのでは・・と思います。
片面SPDペダルが向く・向かないのは、こんな人!
片面SPDはビンディング・フラットの両方が使える!というメリットがあるわけですが・・
悪く言えば片面ずつしか使えない!という中途半端さもあります。
なのでレースの練習をするので、フラット面なんて使わない!
もしくは街乗りクロスバイクなどで、ビンディングは怖いから使わない!
そんな場合はもちろん、片面SPDは向かないです。
片面SPDペダルのデメリットやメリットについては、上の記事でも詳しく解説していますが・・
片面SPD・片面フラット!という特徴が「ハマらない」場合はやっぱり、
普通の両面SPDペダルか、もしくは両面フラットペダルを買っておくほうがいいです。
しかしひとつのペダルを交換せずに、ビンディング機能も、フラットペダルも使える!
そこに強い魅力を感じるのなら、片面SPDを選んで後悔は無いのではないか・・と思います。
今回はおすすめの片面SPD・片面フラットペダルをテーマにお話ししてみました。