キャットアイのリアライト(テールライト)はこれがおすすめ!

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キャットアイのライト

キャットアイのリアライト(テールライト)を買おうかな?と思っているけど・・

いろいろな種類があって、迷う!

自分に合う製品は、どれ?

 

キャットアイは自転車ライトメーカーの中でも、定番中の定番で・・

そうそう壊れたり誤作動したりしない「品質」には、特に定評があります。

 

なので自転車のリアライト、どれを選ぼう?と思ったとき・・

キャットアイのリアライトから、どれかを買おう!

こう考えるのはとても自然で、妥当な選択だと思います。

 

しかしキャットアイのリアライトには、かなりのバリエーションがあります。

なので、一体どれを選べばいいの?

それぞれの製品の特徴は?どんな人に合うの?

といったところが気になるのではと思います。

 

私はこの記事を書いている時点で7年ほどの間、リアライトにキャットアイ製品を使っていて・・

どれを選べばいいのか?といったことについても、何度も検討してきました。

 

なのでこの記事では、キャットアイのライトはどれを選べばいい?

ここを詳しく解説していきます。

【ラピッドシリーズ フルサイズモデル】

まずは、いちばん基本的な「ラピッド」シリーズからです。

ラピッドシリーズは、キャットアイリアライトの顔となるような定番モデルで・・

この記事を書いている時点ではそのすべてが、バッテリー式(充電式)モデルとなっています。

 

なので、バッテリー式タイプのリアライトが欲しいなら、ラピッドシリーズから選んでおく!

そういった選択で、大きな間違いにはならないと思います。

 

そしてラピッドシリーズは、大きめの「フルサイズ」モデルと・・

コンパクトな「小型」モデルとに大きく分けられます。

まずは、フルサイズモデルの方から紹介していきます。

 

キャットアイラピッドのフルサイズタイプは、この記事を書いている時点で・・

キャットアイのバッテリー式リアライト
キャットアイのバッテリー式リアライト キネティックタイプ
キャットアイのバッテリー式リアライト

これら「1(無印)」「2」「3」の、3種類です。

フルサイズモデル①:ラピッドエックス(無印)

ラピッドエックスの中で「1(無印)」は、いちばん基本的なモデルです。

いちばん最初に発売され、作られ続けているモデルでもありますね。

 

基本的な仕様は、

ラピッド エックスの仕様

ラピッド エックスの仕様

キャットアイ公式サイト ラピッドエックス紹介ページより引用

以上のようになっています。

 

まず、明るさは最大(ハイモード)で50ルーメンとなっていて・・

その明るさでランタイムは「1時間」となるようです。

 

しかしハイモードは、デイタイム前提!ってくらいめちゃ明るいですので・・

基本的には「ロー:ランタイム約5時間」、もしくは「点滅:ランタイム約30時間」あたりを常用することになるかな、と思います。

 

自転車への装着は、

ラピッドエックスを自転車に装着

キャットアイ公式サイト ラピッドエックス紹介ページより画像を引用

こんな感じで、ゴムバンドを使うか・・

 

もしくは、

ラピッドエックスを自転車に装着

キャットアイ公式サイト ラピッドエックス説明書より引用

スペーサーと組み合わせれば、ブラケットを使って固定することもできます。

 

充電は、

ラピッドエックスを充電

キャットアイ公式サイト ラピッドエックス説明書より引用

本体にこんな感じで充電ポートがありますので、ここに充電ケーブルを差すスタイルですね。

 

ラピッドエックスは私自身、かなり長い間メインのリアライトとして使っていたのですが・・

明るさもバッテリー持ちも十分な、とても使いやすいライトだと思いました。

キャットアイのバッテリー式リアライト

フルサイズモデル②:ラピッドエックス2キネティック

ラピッドエックスの「2 キネティック」も、人気のモデルです。

そしてここでは1(無印)との違いをメインに解説していくのですが・・

ラピッドエックスの「2」は「1」と比較し、さまざまな違いを持っています。

 

ひとつめの特徴は、減速するときに強力に発光するという仕様です。

クルマのブレーキランプのような感じですね。

この機能が「キネティック」と呼ばれています。

 

キネティック機能どんなふうに発動するのか?は、

上の動画が分かりやすいのではと思います。

光り方といったものも、同時にチェックできるかもしれません。

 

自転車も車道を走るなら、「停止するときに追突される」リスクはあります。

なので停止を強くアピールし、追突を防ぐため・・

キネティック機能は、有効に働いてくれるかもしれません。

 

しかしながら「ラピッドエックス2 キネティック」には、「1」と比較したデメリットもあります。

ラピッドエックス2の発光パターン

キャットアイ公式サイト ラピッドエックス2キネティック紹介ページより引用

まず・・こう書いてあるように、発光パターンが「3種類」と少ないです。

「1」は6種類のパターンがあったので、減ってしまったのと・・

特に、最大光量を出し続ける「ハイ」モードが削られているのが目立ちますね。

 

とはいえ個人的には、ハイモードは明るすぎてほとんど使わなかったので・・

この3種類の発光パターンがあれば十分!という見方もできるのではと思います。

 

もうひとつの相違ポイントは、

ラピッドエックス2の記述

キャットアイ公式サイト ラピッドエックス2キネティック紹介ページより引用

こうあるように、キネティックモードを使うと使用時間が短くなるということです。

キネティック時は強く点灯するわけですので、まあ当然と言えば当然ですね。

 

と、こういった特徴があるものの・・

あとは全体的に「1(無印)」と比較し、重さ・サイズなどそんなには変わらないと思います。

なので特にキネティック機能に魅力を感じるなら、アリな選択肢になってくると思います。

キャットアイのバッテリー式リアライト キネティックタイプ

フルサイズモデル③:ラピッドエックス3

ラピッドエックスの「3」は、ラピッドシリーズ一の「大型モデル」です。

キネティック機能はありませんので・・

「1(無印)」をさらにでっかく強力にした製品、というイメージでしょう。

 

そしてラピッドエックス3の、1(無印)と比較したときの一番の特徴は・・

2列のLEDを、それぞれ独立して操作できることです。

ラピッド3の外観

キャットアイ公式サイト ラピッド3解説ページより画像を引用

ラピッド3のボタン操作について

キャットアイ公式サイト ラピッドエックス3説明書より引用

こんな感じで、2列に並んでいて・・

本体の左右に分かれたスイッチで、それぞれを独立してコントロールするわけですね。

 

なので例えば、

  • 2列ともハイにして、超明るいデイタイムモード
  • 1列を点灯、1列を点滅にして1ライト2役を実現
  • 1列だけの点滅にして、バッテリーを節約

こんな感じの、フレキシブルな使い方も出来てしまいます。

 

LEDが2列になっていて、ランタイムは1列の「1(無印)」と変わらないようですので・・

おそらくバッテリー容量は「1(無印)」の2倍くらいになっているでしょう。

そして重さもだいたい「1(無印)」の2倍ですね。

 

という感じで、ちょっと複雑なコントロールも可能な、でかくて強力なタイプが欲しい!

その場合はこのラピッドエックス「3」が、いちばんの選択肢になるでしょう。

キャットアイのバッテリー式リアライト

【ラピッドシリーズ 小型モデル】

キャットアイ ラピッドには、エックスシリーズより小さい「小型モデル」があります。

そして小型モデルはこの記事を書いている時点で、

キャットアイのバッテリー式リアライト
キャットアイのバッテリー式リアライト

これら「ラピッドミニ」「ラピッドマイクロオート」の2種類となります。

小型タイプ①:ラピッドミニ

「ラピッドミニ」は、ラピッドエックス(無印)の小型バージョンとでも言うべき製品で・・

ラピッドミニの記述

キャットアイ公式サイト ラピッドミニ解説ページより引用

明るさは最大25ルーメンとなっていて、ラピッドエックスの半分となります。

 

自転車への装着方法は、

ラピッドミニの装着方法

キャットアイ公式サイト ラピッドミニ解説ページより画像を引用

こんな感じで、ゴムバンドで装着が基本になってきます。

 

もしくは、小型タイプはラピッドエックスシリーズと違って、

ラピッドミニの装着方法

キャットアイ公式サイト ラピッドミニ解説ページより画像を引用

キャットアイ製品によくある、この「差し込んで固定するパーツ」がついています。

なのでこれに対応するブラケットといったものを使えば、それによる固定もできるはずです。

 

充電は、

ラピッドミニの充電方法

キャットアイ公式サイト ラピッドミニ説明書より引用

こんな感じで、本体側面から充電ケーブルを挿入して行います。

 

使用可能時間は、

ラピッドミニの使用可能時間

キャットアイ公式サイト ラピッドミニ解説ページより引用

こんな感じになっています。

全体的にざっくり比べると、ラピッドエックス(無印)と同等程度なのではと思われます。

 

総じて、ラピッドエックス(無印)をそのままコンパクトにしたようなタイプと言えるでしょう。

小さめであっても、明るさは十分だと思われますので・・

コンパクトタイプが欲しいなら、これが第一選択になってくると思います。

キャットアイのバッテリー式リアライト

小型タイプ②:ラピッドマイクロオート

ラピッドマイクロオートも、小型シリーズの片割れです。

形状やサイズといった要素は、ラピッドミニと似たような感じですね。

 

そして、このマイクロオートには・・

「夜」「走っているあいだ」だけ、自動で点灯する

という、ラピッドシリーズでは唯一の特殊機能があります。

ラピッドマイクロオートの記述

キャットアイ公式サイト ラピッドマイクロオート解説ページより引用

こう書いてあるように、明るさセンサーと振動センサーがついていて・・

「暗くて振動がある時」だけ点灯してくれるわけですね。

 

私自身、キャットアイのオートライトは使ったことがありますが・・

スイッチのオンオフを気にしなくて良いので、とてもラクです。

さらに、危険な「点灯忘れ」リスクも自動で防ぐことができます。

 

さらに、ラピッドマイクロオートの点灯パターンは、

ラピッドマイクロオートの点灯パターン

キャットアイ公式サイト ラピッドマイクロオート説明書より引用

こんな感じになっていて・・

オートモード以外に常時点灯モードも使えるようになっています。

なので、今は常時点灯にしておきたい!なんて場合も対応できて便利です。

 

ラピッドシリーズのオートタイプはこの記事を書いている時点では、この製品だけですので・・

オートタイプが欲しいなら、とりあえずこれを選んでも大きな間違いは無いと思います。

キャットアイのバッテリー式リアライト

【乾電池モデル】

ここまでに紹介してきた「ラピッドシリーズ」は、すべてバッテリー充電式モデルです。

そしてキャットアイのリアライトには「乾電池」モデルもあります。

 

キャットアイの乾電池モデルは、この記事を書いている時点で・・

キャットアイの乾電池式リアライト
キャットアイの乾電池式リアライト キネティックタイプ
キャットアイの乾電池式リアライト
キャットアイの乾電池式リアライト オートタイプ
キャットアイの乾電池式リアライト オートタイプ

以上の通りですね。

そして、それぞれが「単4型乾電池2本」を使う仕様となっています。

 

乾電池はバッテリーと比べ出力が低めで、ライトの明るさは弱めになりやすいです。

しかしそのかわり「そのへんのコンビニで電源を補充できる」という、大きなメリットがあります。

なのでブルベや長旅といった、電池が切れかねないような長いライドで好んで使われています。

 

以下、乾電池モデルをタイプごとに分けて解説していきます。

乾電池モデル①:タイトシリーズ

タイトシリーズは「縦型」形状のライトです。

そして明るさ・ランタイムともに、乾電池式としては一般的なものだと思いますが・・

他のキャットアイライトと比較し「防水性が特に高い」という特徴があります。

 

タイトシリーズの防水性は、

タイトシリーズの防水性記述

キャットアイ公式サイト タイト解説ページより引用

公式サイトにこう書いてあるように、「IPX7」となっています。

 

そして公式サイトを眺めるとわかるように、キャットアイの他のほとんどのライトはIPX「4」です。

IPXは数値が高いほど防水性が高いので、タイトシリーズは他のキャットアイライトより高い防水性が期待できるでしょう。

 

IPXはあくまで単なる目安ではあって、「IPX8」の記述があるのにキャットアイより水没しやすい他社ライトも、よくあるのですが・・

同じ「キャットアイ内で」数値に差があるというのは、意味があると考えていいのではと思います。

 

加えて、製品パッケージにも、

タイトシリーズの製品パッケージ

キャットアイ公式サイト タイト解説ページより画像を引用

こんな感じで「雨天でも安心な防水構造」「ブルベ・ロングライドにおすすめ」といった文字が並んでいます。

なのでやはりキャットアイとしても「防水性」を、より前面に押し出していきたい商品なんだと思います。

 

防水性が高い理由は、タイトシリーズの「構造」にもありそうです。

タイトシリーズには、

タイトシリーズのダイヤル

キャットアイ公式サイト タイト解説ページより画像を引用

底面にこんな感じの「ダイヤル」がついていて・・

 

タイトシリーズの構造

キャットアイ公式サイト タイト説明書より引用

こんな感じでスポッとはめこんで、ダイヤルで締め込みさらに固定するような構造です。

 

対してキャットアイの多くのライトは、パコッと「はめ込むだけ」の構造になっています。

そういった構造とタイトの、どっちが水に強くなりそうか?は言うまでもないでしょう。

 

という感じで、乾電池式のリアライトを探していて、特に高い防水性が欲しい!

そんな場合はタイトシリーズを選んで、大きな間違いは無いと思います。

 

タイトシリーズには、

キャットアイの乾電池式リアライト

この「通常モデル」と・・

 

キャットアイの乾電池式リアライト キネティックタイプ

この「キネティックモデル」の2種類があります。

キネティックモデルは上でも解説した、ブレーキに合わせて強く光るタイプですね。

「乾電池式 x キネティック」はこの記事を書いている時点でこれしかありませんので、同タイプが欲しい場合はこれ一択となるでしょう。

乾電池モデル②:オムニシリーズ

オムニシリーズも、基本的な乾電池式モデルとなっています。

こちらのほうがタイトシリーズよりも、古くからあるモデルですね。

明るさもランタイムも、乾電池式として一般的な範囲だと思います。

 

そしてオムニシリーズはタイトシリーズと違い、「横型」のモデルとなっています。

縦型はスリムに収まるいっぽう、縦方向のスペースが取れないときは設置できませんので・・

その場合はこちらのオムニシリーズを選んでおくほうがいいのではと思います。

 

オムニシリーズには、

キャットアイの乾電池式リアライト

この「通常モデル」と・・

 

キャットアイの乾電池式リアライト オートタイプ

この「オートモデル」の2種類があります。

理由はわかりませんが、通常モデルはLED5個、オートモデルはLED3個という違いがありますね。

乾電池モデル③:リフレックスオート

リフレックスオートも、乾電池モデルのひとつです。

そしてこのタイプには、名前通りオートタイプであることに加えて・・

リフレクターが一体になっている

という、とても大きな特徴があります。

 

リフレックスオートの反射面

キャットアイ公式サイト リフレックスオート解説ページより画像を引用

こんな感じで、発光面がそのまま反射面になっているようなデザインですね。

反射面はとても広いので、光が当たるとかなり強力に輝いてくれます。

 

もちろんライトが光ってさえいれば、被視認性は問題ないわけですが・・

ライトの点け忘れや電池切れ、故障などで「光ってない状況」となる場合はあり得ます。

そんな時でも安全性を保つため、リフレクターは是非とも着けておきたい装備で・・

リフレックスオートを選べば自動的にそっちもカバーされるので、なかなか良い選択肢なのではと思います。

キャットアイの乾電池式リアライト オートタイプ

乾電池タイプには「エネループ」がおすすめ

乾電池タイプのリアライトにはもちろん、普通の乾電池が使えるのですが・・

乾電池は消耗品なので、常に使っているとランニングコストが馬鹿になりません。

なので私は、乾電池タイプのリアライトには「エネループ」を使っています。

 

エネループはコンセントから充電することで、何度も繰り返し使えるタイプの乾電池で・・

昔からずっと使われている、超定番の製品でもあります。

もう持ってるよ、という方も多いかもしれませんね。

 

普段はずっとエネループを使い、ランニングコストを抑え・・

出先で電池が切れた!といった緊急時のみ、コンビニなどの乾電池を使う!

というのが、一般的な運用法になってくるのではと思います。

 

キャットアイリアライトに使える「単4」タイプのエネループは・・

こういった「8本入り」はお得なことが多いですので、おすすめです。

 

もしくは、

充電式乾電池エネループ 単4 大容量モデル

この「大容量モデル」は、

  • 容量がスタンダードモデルの1.3倍ほどある
  • 繰り返し使用可能回数が、スタンダードモデルの1/4ほどしか無い

という、ちょっと尖った製品です。

なので繰り返し使用回数を犠牲にしてでも、長時間使いたい!という場合はこっちが良いかもしれません。

 

充電器は、

パナソニックのエネループ用急速充電器

この製品だと、

  • 急速充電機能つき(2本を短時間で充電できる)
  • 単3・単4それぞれに対応する
  • 比較的安い

といったところを満たしていますので、特にこだわりが無ければこのあたりから選んでもいいと思います。

 

ひとつ、注意点としましては・・

二次電池は動作保証対象外との記述

キャットアイ公式サイト タイト解説ページより引用

公式サイトではこのように「充電式電池は動作保証対象外」との記述がありますので、使用はあくまで自己責任でお願いします。

私自身、自己責任にて使っていますが今のところ、動作不良など起こしたことはありません。

 

 

以上、この記事ではキャットアイのリアライトの選び方をテーマにお話ししました。

キャットアイのバッテリー式リアライト

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